カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

カメラと星景写真の日々

2018年 今年の天体撮影や登山、撮影旅行を振り返って そして、2019年へ

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今年の時間の流れはあまりに早く、もう2018年も終わろうとしています。

今年は人生初めての体験ばかりでした。また、星景写真の方も実りある一年を過ごせたと思います。

その他、登山、離島、海外での撮影等も色々な所を訪れたので今年を振り返って行きたいと思います。

 

2018年 登山編

登山編だと冬山登山天の初挑戦、そして、槍ヶ岳白馬大池鳳凰三山などこれまで登りたかった山に登りまきた。

山に登るのは年齢は関係はないのですが、なるべく若く体力のある安全なうちに登って写真を撮影していきたいという考えのもとで動いています。まあ、歳をとったら星景写真ではなく星野撮影もしたいと思っているのでそっちに徐々にシフトしていきたいかと(といっても重い望遠鏡とかあれはあれで体力が必要そう…)

 

冬山初挑戦はまず、北横岳でした。

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その次も初心者向けと言われる赤城山で冬山経験を積み

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 そして、八ヶ岳天狗岳で冬山登山兼天体撮影に…!

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黒百合ヒュッテでの冬山の−20度の極寒でのテント泊なんて普通の人生だとそうそう体験できません。それに冬山の星空は空気は澄んでいて本当に綺麗でした…。更に翌朝の八ヶ岳の空に広がる青空、通称八ケ岳ブルーと雪景色を観てからこれは雪山に嵌ってしまう…そう思うほどの美しさでした。

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この後は、しばらく登山はお休みで次は5月に丹沢縦走を体力作りのために行ってきました。

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こちらも晴天の景色も最高の中での縦走でしたが地味に辛かった。

 

そして、この後は2018年で最も思い出に残った7月に訪れた槍ヶ岳の登山と天体撮影です。

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槍ヶ岳はこれまで経験した中で最も標高差のある標高差(2000 m)と行動時間(10時間以上)でした。こちらは撮影というよりかはむしろ槍ヶ岳の頂に着くのが目的でそれを達成できたのでとても満足。

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更に天候も良かったので夜間天体撮影も出来たので本当に充実した登山でした。

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けれど、あまりにキツくもう一度登れと言われたちょっと悩む…。どちらかといえば槍ヶ岳は登るのもいいですが遠くから見る&撮影する山だと個人的には思いました。

 

続いて翌月の8月には何年も前から計画していた白馬大池のテント泊です。 

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白馬大池のすぐ近くにテント場がありそこからすぐ近くで星と水面鏡を見ることができるので本当に最高なロケーションの場所でしたよ。

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(もうこの場所にずっといたかった…この景色をずっと見ていたかった…)

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しかも8月の天気とは思えない澄んだ青空!ここまで条件がいい登山なんてなかなかできないと思います。(ただ、朝の気温は8月としてはなかなかお目にかけられない0℃…)

9月は八ヶ岳最高の赤岳に登山をしてきました。

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赤岳については本当は山頂での天体撮影を考えていたのですが2018年はタイミングが合わず…。ただ、天気が良かったので下見がてらの登山で行ってきました。でも、日帰りする山ではないですね結構標高差あるし長いルートでした。

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しかし、山頂からの眺めは最高だった…!

 

そして、2018年最後の登山は南アルプス鳳凰三山縦走!

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初雪舞い散る10月の下旬に訪れてきました。初の南アルプスは噂に聞いてた通り初心者の鳳凰三山でもルートタイムは長いは標高差あるはで大変でした。

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が、地蔵岳から観音岳に登る途中のだんだんと稜線の向こうに薄明の色の中の富士山が見えた時はたまらず声が出てしまいました。辛いからこそ風景の感動は増すんだと思います。

鳳凰三山での天体撮影は地蔵岳としか撮れなかったので次は夜叉神峠から登って夏の天の川と富士山を一緒に撮りたいと思っています。

 

登山編は以上になります。

今年登った山を列挙すると北横岳に始まり、赤城山天狗岳(東と西天狗岳)、塔ノ岳、槍ヶ岳、赤岳、地蔵岳観音岳薬師岳になります。北アルプスのピーク1つと八ヶ岳は3つのピーク。そして、南アルプスのピークは3つ踏みました。おそらく登山を趣味にしてる方に比べれば登ってる回数は少ないです。これは基本星と一緒に狙うためピークを踏むだけではなく天候でのスケジュール合わせとなってしまうのでなかなか回数を増やすのは難しいです。

 

2019年も関東近辺にいることになったら次は北アルプス蝶ヶ岳笠ヶ岳、登れなかった白馬岳あたりを考えてます。また、南アルプス北岳間ノ岳、そして、赤石岳の登山を今のところ計画しています!

まだまだ、登りたい山は数多く、しかし、天気と時間を合わせると1年で登れる山は少ないものです。

 

2018年 離島編

離島編だと今年は北海道の天売島と焼尻島、伊豆諸島の利島、伊豆大島青ヶ島の5島を巡ることができました。伊豆諸島全島の天の川撮影なので撮影期間が限られていて、2013年から初めて5年目でやっとと伊豆諸島9島中8島の撮影ができました。特に今年は、人生でずっと訪れてみたかった青ヶ島の天体撮影やテント泊が出来たのでがとても感慨深いです。

 

6月の梅雨の時期に訪れた天売島と焼尻島について

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北海道の離島は基本利尻島礼文島が有名で天売島と焼尻島についてはほとんど知られていないと思います。が、共に素晴らしい景色が観れる島で星空も美しかった島でしたので是非機会があれば訪れて観てください。

続いて、7月に訪れたのは伊豆大島と利島です。伊豆諸島からの天の川撮影計画の6島目と7島目になります。天候運がちょっと悪かったのか共に最高の星空とはいかなかったですが天の川撮影が出来てホッとしました。

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そして、8月には人生で一度は訪れて観たかった秘境の島である青ヶ島に!

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もちろん天体撮影も兼ねてですがこの二重カルデラを観にいきたかったのとこの島に上陸すること自体が憧れでした。

過ごした期間は3泊4日とテント泊2泊+民宿1泊となかなか思い出深い一夏になりました。

 

2019年の離島予定は現在のところ伊豆諸島最後の島になる御蔵島での天の川撮影を考えていますが実は御蔵島って青ヶ島よりも難易度が高いと思います。何故かというと船の就航率もそこそこ悪く、島内は宿泊予約を取っていないと上陸出来ないので天候を見て急に行くことができない!そして、御蔵島は雨の降る量も多いのでたどり着けても天の川を撮影できるのかが。それに天の川撮影方面に適した場所がないと多くの課題が…。正直学生のうちに訪れていれば良かったと悩ませる島です。

 

と、後は沖縄の離島も考えています。今の所は南大東島与那国島です。波照間も行きたいんですがあそこは観光スポットになりすぎてるのでちょっと後回しでいいかなと。

それと後は秒速5センチメートルの聖地である種子島ですね。ここからロケットの発射と星を撮りたいと思っています。

他にも行きたい離島は数多く…!でも時間とお金とかなかなかスケジュール合わせるのが難しいです。

ちなみに小笠原は2016年の3月に訪れていますが星がほとんど撮れなかったのと母島に行くことができなかったのでまた再訪したいと思っています。が、1週間の休みは…。来年のGWに行くのもありか…?

 

2018年 海外編

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海外編だと今年はカナダのイエローナイフでの人生初のオーロラを観れたことと撮影ができたことですね。

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オーロラは多分ずっと観ていて飽きないです。正直行ってイエローナイフに移住したいと思えるぐらいの素晴らしい景色でした。

イエローナイフは2月から4月が晴天率が高くオーロラが観れる可能性がぐっと高くなります。また、積雪量が多い時期に樹氷とオーロラの光景も見れるそうです。

移住まではいいけどオーロラが観られる9月から3月まで滞在してオーロラを撮り続ける人生もいいかなと思ったり…。でもそれでお金を稼ぐとなるとなかなか難しそうです。

 

2019年の海外は今のところは、アラスカに再びオーロラを撮りに行こうかと思っています。が、天候次第なので撮れるかはわからない…!とあとは欧州もしくはニュージランドのデカポも行きたいかと思っています。

 

2018年最後は台湾行ってきました。

九份のこの写真はいつかは撮影してみたかったので撮影できて非常に満足!

それと夜の人気のない九份老街も素晴らしかった…。

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2018年 星空編

今年は天体撮影記45夜から始まり天体撮影記75夜の30夜です。が、記事の中には過去のライブドアの書き直しがあるので実質は28箇所の場所を訪れきました。だいたい月2のペースで撮影していますが、撮影のペース的にはまだまだ少ないと思います。でも天候の兼ね合いやその他の用事で月3ペースはちと厳しいそう…。

 

28箇所の訪れた中で個人的な撮影ランキングを5つ紹介します。

1. 天の川に落ちるペルセウス座流星群の大火球

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ペルセウス座流星群の大火球が天の川を貫く写真で間違いなくこれまで撮影した流星写真の中でもトップを走る写真です。構図的にも雲海そして綺麗に立っている天の川に落ちるような流星です。構図としては確かに流星と天の川は狙っていましたがここまで綺麗に入るとなると人生でそうそうないかと思われます。星空の写真はこれが本当に思い出深い写真になりました。

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2. 雪を纏う地蔵岳カシオペア座

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秋の降り積もったばかりの新雪を纏う地蔵岳カシオペア座の構図です。構図も好きですが色合いと地蔵岳オベリスクと個人的にはペルセウズ座流星群の写真がなければ一番にはいる写真です。こうイメージ通りに上手くハマったってのもあります。

 

3. カナダ イエローナイフの秋の天の川とオーロラ

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オーロラ編と被りますがオーロラと星空の組み合わせは最高です。ただ、オーロラ爆発が起こると一面オーロラに覆われて星空がかき消されてしまうので以外と星空との組み合わせは難しいです笑

そんな中、ごく一部分にオーロラ爆発が発生してそれが秋の天の川とクロスするような写真を撮影できたのが印象に残っています。

 

4. 白馬大池の水面鏡と真夏のオリオン、そして黄道

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登山編でも紹介した白馬大池の記事ですが、昇ってくる真夏のオリオンとそれを映し返すような水面鏡…!更に黄道光と贅沢三昧な写真です。個人的には青基調の現像がとてもイメージにぴったりでお気に入りの写真です。

 

5. 鉢形城の彼岸桜と星空

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桜星景については、2018年は4箇所巡りました。天の川と桜の写真もよきものですが個人的にはこの軌跡と彼岸桜の写真が気に入っています。 

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2018年もおかげさまで数多くの星景写真を撮影していくことができました。2017年を超えたかと言われると2017年ほどは撮れ高は高くないですがそれでも何枚か気にいる写真が撮れたのでとりあえず満足です。

関東圏の撮影地はだいたい制覇したので2019年は少しペースを落として全国での天体撮影ができたらいいなと思っています。

 

2018年 機材編 

全機材を写真として紹介するのは初めて…?

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レンズだと

EF8-15mmF4LUSM
EF24-105mmF4L IS USM
EF70-200mmF4L USM
TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM
EF50mm F1.8 STM
EF35mm F2 IS USM
RF35mm F1.8 IS STM

Irix 15mm F2.8 Firefly

の10本となっています。何本か手放したりしていますが広角メインと小三元での組み合わせですね。ここ最近は星景写真しか撮影していないので広角レンズしかほとんど使っていないのでブログに登場していないレンズもあります笑

 

カメラでは

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EOS 6Dの改造機とEOS R, EOS 5DMarkⅣの三台がメインとなっています。

非常事態用に5DMarkⅢも売らずに手元に残していますしやはりカメラは思い出が詰まっているので中々売るということは考えられないですね…。

 

今後としては、RFレンズシステムで広角と小さな単焦点レンズが発売されたら買い足していきたいかと!

 

2018年 ブログ編

6月にブログデザインを変更後はPV数は1日800~1000PVほどとなりました。正直文章力については全然なくて駄文ばかりですがそれでも多くの方の訪問があることは大変ありがたいと思っています。今後とも天体撮影記メインで進めていき撮影地の紹介や天体撮影の方法などについてもなるべく観やすく&わかりやすいブログにしていきたいと思います。

 

以上、今年を振り返ってでした。 2019年もどうぞよろしくお願いします。