目次
1. 前置き
前回の利島にて伊豆諸島6島目の天の川撮影に成功しましたが、実は利島に行く前に伊豆大島を訪れていました。
しかしながら、伊豆大島での1日目は天候不順により天の川撮影に失敗…。そのため、利島から再び伊豆大島に戻ってリベンジ撮影へと訪れました。
撮影出来たら伊豆大島で1泊、利島で1泊の2泊3日の予定だったが、一応万が一に備えて3泊4日の旅程も組んでいたのが正解でした。
ただ、出来れば、予備日は写真の整理とブログ記事を書く+休息日として残して置きたかったのが本音でした。
(大型客船だと竹芝桟橋に到着するのが夕方17時でそこから帰るとなるとなんやかんだで夜の20時になって片付けしてるとあっという間に寝る時間になってしまう)
伊豆大島を再び訪れた3日目の朝は、もの凄く天候が良く、なおかつ一番空の透明度が良かったので期待大だったが、夕方頃から三原山で雲が発生して残念ながら雲の隙間を縫っての撮影となってしまった。
実は伊豆大島は小さい頃を含めると何回か訪れた事がある島だが、だいたい訪れるときは天候が悪くなるというジンクスを持っている。
なので、計画していた伊豆大島の三原山と美しい天の川を撮影出来なかったのは相当悔やまれる…。
それでも、伊豆諸島第7島目である伊豆大島での天の川撮影は何とか成功してとりあえず安心している。
伊豆大島の撮影を終えて伊豆諸島第7島目まで来たがここまで5年の月日が経っている。
2. 伊豆大島の撮影場所について
前置きでも紹介していたが、今回の撮影地として選んだのは三原山の山頂口展望台から三原山と天の川の組み合わせだ。
しかし、方角的によくよく考えてみると新火口展望台からの方が天の川との組み合わせとしては適している場所なので撮影地を変更した。
天体観測場所としては、三原山山頂口展望台の方がトイレもあるし自動販売機もあるので過ごしやすいので観測するなら三原山山頂口展望台がオススメだ。
それと、今回天候が悪く行けなかったトウシキキャンプ場からも恐らく綺麗な天の川見れるはずなのでトウシキキャンプ場でテント泊している人は街灯の無い場所に行くと綺麗な星空が広がっているはずだ。
3. 伊豆大島の空の暗さ
伊豆諸島の中では最も東京から近い。また、伊豆半島からは約25kmの位置にある。なので、東京側つまり北側からの光害の影響を受けやすい。
でも、伊豆諸島では南側には真っ暗な太平洋が広がっているので濃い天の川を観測したり撮影したりするには最適な場所だ。
光害マップ
新火口展望台の光害の値は0.35と悪くない。元町港からの灯りの影響は多少あるが問題なし。
トウシキキャンプ場は1.19と明るいがこのレベルなら充分に天の川は見られる。
ただ、伊豆大島で恐いのは空の明るさよりも三原山で発生した雲が流れて来て星が見えなくなるパターンだ。そればかりは運なので見れなかったら他の場所に移動するしかない
4. 伊豆大島からの天の川
雲が取れた所そこには美しい天の川が広がっていた。
しかし、そんな風景が見られるのも束の間ですぐに雲に覆われてしまう。また、伊豆大島上空には羽田、成田に向かう飛行機が多く飛行機が写らないようにすることも考えると狙うタイミングはほんのわずかしかない
北側の空はあいにく光害の影響を受けている。
オレンジの光は、元町港と伊豆半島からの光だと思う。ここまで酷いと地上部の星は潰れてしまう。
5. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆☆
三原山の山頂口展望台ならトイレや自動販売機があるので撮影地の環境としては素晴らしい。新火口展望台だとトイレがないので要注意だが、車なら三原山の山頂口展望台まで行けばトイレがあるのでそこまで悪くはない
空の暗さは東から南側までは素晴らしい暗い空が広がっているが、北側の方は東京方面の光害や伊豆半島からの光害の影響を受ける。
また、三原山は雲が発生しやすいので海岸沿いは晴れていても山頂は曇っている場合が多い。
6. 使用機材
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4
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