1. まえがき
お盆休みの実家に帰省中の晴れ間のタイミングを狙って「天体撮影記 第79夜」で紹介しました「鹿野山九十九谷公園」からの夏の天の川を撮影してきました。
「鹿野山九十九谷公園」では冬にオリオン座を含む冬の大三角形を狙っての撮影をしていたのですが、肝心の夏の天の川の撮影がまだでした。
天気図参考は気象庁|過去の天気図より
ちょうど列島を縦断しました台風7号が接近していました。台風7号の外縁部の雲が21時からかかる予報だったので今回の撮影時間は1時間ほど
ペルセウス座流星群の極大日の前日だったので流星も撮れるかなと期待していましたが、目視での観測のみで写真には映らず…。今年は月明かりがないので観測条件としては悪くなかったのですが、関東は天気がダメでした…。
2. 千葉県 鹿野山九十九谷公園から夏の天の川を
[焦点距離:16mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 4000]
「鹿野山九十九谷公園」は、東から南東方面が開けていて、遮るものがないので広大な景色が広がっています。
今回は旅行用装備でEOS R6とRF16mm F2.8 STMと最近導入したRF28mm F2.8 STMのレンズ二本を持っていきました。RF28mm F2.8 STMでも星の撮影をしましたが、Photoshop Lightroomの最新アプデをしていないせいでレンズ補正がまだのなので、レンズレビュ−についてはまた別の機会にしようかと思っています。
[焦点距離:16mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 4000]
景色はいいのですが、前景となる被写体がないので、本当に星空のみの撮影となります。
なので、鹿野山九十九谷公園は撮影よりも目視での星空観測を楽しむ場所だと思いますね。
この場所はアクアラインからもそこまで遠くない距離なので、都会から星を気軽に観測・撮影できるおすすめの場所ですね。
ちなみに目視でも天の川を見ることができますし、トイレとかもあるので、家族連れでも安心過ごせます。
[焦点距離:16mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 4000]
ただ、駐車場にある街灯がちょっと気になります。この街灯がなければもっといいところなんですが…。
[焦点距離:16mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 4000]
夏の天の川を目視で見れるとしても、やはり空全体としては明るく感じてしまいます。
特に前回の天体撮影記 第192夜の宇久島での撮影した天の川写真と比較すると全然違いますよね。
3. 千葉県 鹿野山九十九谷公園の空の暗さ
天体撮影記 第79夜で紹介しましので今回は割愛します。
4. あとがき
天体撮影記 第193夜は「千葉県 鹿野山九十九谷公園」からの夏の天の川撮影でした。
関東近辺もまだ、夏の天の川を撮影出来ていない場所がちらほらあるので、撮影できるチャンスがあれば今回みたいに狙って行こうかと思っています。
また、今回はRF15-35mm F2.8L IS USMではなく、RF16mm F2.8 STMとRF28mm F2.8 STMのみでの使用でしたが、軽くてやっぱりいいレンズですね。
写りも特に大きな不満点がないので、登山などではこの単焦点二本のレンズシステムにしようかと考えています。
5. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆
千葉県 鹿野山九十九谷公園はトイレもありますし、駐車場から降りてすぐに今回紹介した写真のような景色が広がっています。
北側は東京の光害が強いので観測には不向きですが、東〜南側の空は開けており、また空も暗いので流星群観測向きの場所になります。
6. 使用機材