カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

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【天体撮影記 第169夜】 長崎県 長串山から金星と月と天の川の競演

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1. まえがき

天体撮影記 第169夜は、天体撮影記 第90夜と第155夜で訪れた長崎県の長串山から金星と月と天の川の競演を狙ってみました。

starryheavens.hatenadiary.jp

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月が天の川の近くにある時は撮影には出ないのですが、ちょうど月が天の川と金星の間の位置配置となるのでせっかくなんで撮影してみようと思い出かけました。また、この金星と月が近くことについてはネットニュースでも触れられていましたね。

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天気図参考は気象庁|過去の天気図より

前回の天体撮影記 第168.5夜の翌日の夜になります。高気圧の縁からは少し遠ざかったおかげか雲はほとんどない快晴の空になりました。しかしながら湿度は高い状態で空は相変らずの霞状態でした。

2. 長串山から金星と月と天の川の競演

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黄昏時の金星と月と天の川の競演。三日月より少し明るくなった月にも関わらず煌々と夜空を月が照らしています。それに負けず劣らず輝いているのが月の右下に見える金星です。

まだ、太陽による薄明があるのと月の明るさで天の川は少ししか見えません。

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月が沈んでいくにつれ天の川がようやくはっきりと見え始めました。

金星は五島列島に沈んでいっています。

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月が地平線に近づくほど地球照によって月全体が見えてきます。また、月没ならではの月焼けによって空がオレンジ色に染まります。この光景は一番好きな風景です。

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月が沈み夏の天の川がはっきりと現れてきましたが、天の川の濃い部分はすでに沈み始めています。天の川の季節もついに終わり寂しい気持ちに

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ちなみにこの撮影の日はりゅう座流星群の極大日にち前後でした。

タイムラプス撮影をしていたのですが、が天頂から地上部へ落ちるようなふんわりと長い流星が現れました。ただ、りゅう座流星群輻射点とはずれた方向から流れてきているので恐らく散在流星だと思います。

りゅう座流星群の流星はまだ撮影したことなくやっと撮れたかなぁと思いましたが残念

3. あとがき

長崎県 長串山から金星と月と天の川の競演でした。

そういえばやっとRFレンズシステムが完成しました。

カメラは

- EOS R5

- EOS R6

レンズは

RF16mm F2.8 STM

RF15-35mm F2.8L IS USM

RF24-105mm F4-F7.1 IS STM

RF50mm F1.8 STM

RF85mm F2 IS STM

RF100mm F2.8L IS MACRO USM

RF100-400mm F5.6-8.0 IS USM

の7本になります。

これで超広角から超望遠、マクロなどのあらゆる撮影ができるようになりました。EOS R時代から3年ほどでRFレンズシステムが完成です。

RFレンズシステムについてはまた後日改めて紹介したいと思います。

成澤広幸の星空撮影地105選 (双葉社スーパームック)

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4. 使用機材  

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R6 ボディー EOSR6

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  • 発売日: 2020/08/31
  • メディア: Camera
 
CaNn RFレンズ RF15-35mm F2.8 L IS USM ブラック

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