カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

カメラと星景写真の日々

【天体撮影記 第195.5夜】 長崎県 樺島灯台公園からの星空

【スポンサーリンク】

1. まえがき

久しぶりの番外編になります。

撮影時期としては前回ご紹介した天体撮影記 第195夜の前になります。

starryheavens.hatenadiary.jp

今回の撮影地は長崎県の樺島灯台公園からの星空になります。

樺島灯台公園には展望台があり、天草方面や五島灘の大パノラマが広がっています。それだけではなく、五島灘に沈む夕陽を見られるスポットでもあります。

長崎県の中では最も南に位置する場所で周辺の光害も殆どない場所なので、空の暗さが以前から気になっていました。

ただ、今回番外編となっている理由は樺島灯台の光が強くて星空撮影にはあまり向きません。

また、道中の道も大変狭く、撮影地までの移動もかなり大変な場所になります。

天気図参考は気象庁|過去のより

大陸からの移動性高気圧の張り出しで昼間から雲一つない空が広がっていました。この天気図になると海に沈む日の入りを見ることができます。

2. 長崎県 樺島灯台公園からの星空 

樺島灯台は1932年に設置されたコンクリート造りの白色円形の灯台となります。

樺島灯台公園からは、軍艦島も見えます。この日は望遠レンズを持ってくるのを忘れてしまい標準(105mm)での撮影になってしまいました。

樺島灯台公園の展望台からの夕焼け景色

この日は美しい夕焼け空が広がっていました。

天候がよく水平線に沈む太陽。夕焼け撮影が主ではなく、天体撮影メインだったので望遠レンズを忘れてしまったのが勿体無いぐらい綺麗だった。グリーンフラッシュを見られるかなと思ったけどそこまでの運はなかった。

[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:10s/ISO: 4000]

樺島灯台公園にあった枯れ木とオリオン座

前景となるところが少なく、構図は結構限られています。

[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:10s/ISO: 4000]

展望台とオリオン座

この写真を見てもらうとわかるように樺島灯台の灯りがかなりあります。

実はこの先にもう一箇所展望台がありましてそこまで行けば灯台の光の影響は受けないかもしれませんが、今回は行きませんでした…。

ちなみに灯台は20秒ごとに1閃光なので、灯台の光が入らないタイミングを狙っての撮影になります。

沈みゆく三日月。

樺島灯台公園自体は灯台の光があるものの周囲に大きな街がなく、南方面はかなり暗い夜空が広がっています。

星景写真の前景を気にしない天の川撮影だけでならここでも問題ないかと思います。

[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:8s/ISO: 4000]

この構図がお気に入りで何枚も撮ってしまいました。なかなかいいアクセントの木です。

と、今回の写真はここまで

樺島灯台の灯りが強かったので1時間も撮影せずに撤収してしまいました。

 

3. 長崎県 樺島灯台公園付近の空の暗さ

(Light pollution map)

長崎県 樺島灯台公園付近の光害は0になります。

北側は長崎市の光害の影響を受けるもののそれ以外の方向については、暗い夜空が広がっています。流星群観測とかは、灯台の灯りが強いのでちょっと不向きですかね。

4. あとがき

天体撮影記 195.5夜をお送りしました。

3月中は転勤の準備等で撮影は考えておらず、次は4月に天気次第ですが撮影に出れたらと思っています。

なので、またブログの記事更新が遅れてしまうかもしれません…。

 

5. 勝手に撮影地ランキング

撮影地の環境:☆☆

空の暗さ:☆☆☆

駐車場に綺麗なトイレがあります。自動販売機等なく、買い物は事前に

駐車場は結構広いので過ごしやすいですが、撮影地の樺島灯台公園の展望台までは徒歩2,3分ほど歩きます。

 

成澤広幸の星空撮影地105選 (双葉社スーパームック)

成澤広幸の星空撮影地105選 (双葉社スーパームック)

 

 

 

6. 使用機材  

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R6 ボディー EOSR6

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R6 ボディー EOSR6

  • 発売日: 2020/08/31
  • メディア: Camera
 
CaNn RFレンズ RF15-35mm F2.8 L IS USM ブラック

CaNn RFレンズ RF15-35mm F2.8 L IS USM ブラック

  • 発売日: 2019/09/30
  • メディア: エレクトロニクス