1. 2022年の星景写真を振り返って
天体撮影記190夜以降は、諸事情により星を眺められない日々が続いています。また、特に新しい機材の導入もないのでブログのネタがなく更新がしばらく途絶えていました。
年末の天体イベントの一つである恒例のふたご座流星群ですが、今年は悪天候のため残念ながら撮影が出来ませんでした…。
2022年のふたご座流星群は、関東の方では晴れていて結構な数の火球が見れたらしいので撮影できなくてちょっと残念です。
九州北部はこの時期冬型の気圧配置になると雲が多くなって撮影チャンスが少ないんですよね。
さて、毎年恒例の「星景写真を振り返って」ですが、前回の「2021年の星景写真や登山を振り返って」を読み返したのですが、もうこの雑記を書いて1年も経ったのかというと驚きです。まあ、去年も同じことを言っていましたが笑
今年は登山活動もほぼなく(近場の山には登りに行きましたが記事にするほどのものではなく…)、星景写真撮影での遠征も少ない年でした。
天体撮影記は【天体撮影記 第177夜】の「宮崎県 青島の隆起海床と奇形波蝕痕と冬の星空」から始まり【天体撮影記 第190夜】の442年ぶりの皆既月食と惑星食(天王星)の撮影で終えています。
2022年前半までは撮影ペース的には、例年と同じくらいでしたが、今年は夏頃の天気が悪かったのと仕事の都合上7~9月の間が全く撮影できませんでした。
また、夏場の天体イベントの一つであるペルセウス座流星群もちょうど満月期と被ってしまい結局撮影せず…。
一方で、2022年で記憶に残ったのは、三大流星群の一つのしぶんぎ座流星群ですね。2022年はピークが4日の明け方頃でしたが、ほぼ新月で撮影条件としては久しぶりにいい条件が揃ったと思います。
しぶんぎ座流星群は星景写真を初めてからずっと撮影を続けていたのですが、中々大物を捉えることが出来ずいました。しかしながら、2022年はわりと大物のしぶんぎ座流星群を捉えることが出来たのと目視でも結構な数の流星を見ることが出来ましたのでかなり満足しています。
しぶんぎ座流星群の撮影地は「かんなフラワーガーデン」という所ですが、ここは街明かりなどの影響が殆どなくとても素晴らしい星空を見ることが出来ました。「かんなフラワーガーデン」については、天の川の撮影も是非してみたいのでまた、訪れようかと計画を立てています。
そういえば、来年2023年の三大流星群は、ふたご座流星群がピークと月齢共に好条件。ペルセウス座流星群はピーク時刻が条件としてはよくないですが、月明かりがほぼないので夏の天の川との組み合わせを狙いたいところですね。
一方で、しぶんぎ座流星群は月明かりとピーク時刻の条件が悪いために2023年の撮影には出ない予定です。
2022年 天体撮影記の中で最も心に残ったのが、【天体撮影記 第181夜】 大分県 空の公園 朝焼けに浮かぶ有明月と明けの明星と天の川ですかね。
ちょうど夜明け前の有明月と明けの明星と天の川のコラボになりました。夜明け前の色づき始めた夜空に加えて海に映る明けの明星と有明月の光の道が重なった光景が幻想的でしたね。
あとは一応軽い登山になるのですが、やっと九重連山の坊がつるキャンプ場からの夏の天の川を撮影することが出来ました。けど、梅雨入り前の撮影だったため、梅雨前線の影響を受けたせいで、撮影出来た枚数は少ないのが心残りです。もうそろそろ異動もあるかもしれませんが、来年も九州に残ることがあればもう一度チャレンジしたいですね。
2. あとがき
短い雑記となりましたが、今年は目立った遠征自体が少なく2022年の振り返りも短くなってしまいました。
2023年は2022年よりも撮影に出掛けたいところですが、早速、諸事情で撮影自体は天の川が撮影できる2月頃までお休みするかもしれません。
そういえばバイクの免許を取りました。これも撮影に出れなかった原因の一つですが、来年あたりにバイクを買おうかと思っていますので、もしかしたらバイク等の記事もあげるかも?いやこれはまだわからないですが。
それでは今年もブログを見て頂きありがとうございました。
2023年も引き続き宜しくお願いいたします。