1. まえがき
天体撮影記 第177夜に引き続き宮崎県での撮影になります。
今回は2020年に訪れた都井岬の近くにある「かんなフラワーガーデン」からの星景撮影になります。
天体撮影記 第139夜で都井岬の空の暗さを体験して近くに別の撮影地がないか探していたところ「かんなフラワーガーデン」が良さそうだったので訪れてきました。
天気図参考は気象庁|過去の天気図より
天気図配置は九州上空に高気圧が無くなっているものの一応大陸の高気圧圏に入っているせいか天候はかなり安定していました。
2. かんなフラワーガーデンから冬の銀河の下、夜を過ごす
かんなフラワーガーデンは、駐車場からすぐ側が芝生になっているのと街灯などが一切ないので撮影環境としてはめちゃくちゃいい場所です。
また、星空についても写真を見てもらえば分かるようにかなり暗く、冬の天の川も目視で見ることができるほどです。
星景写真としては、南国のヤシの木と組み合わせられたりします。
また、冬の星座が東から南側に移ってくると都井岬灯台との組み合わせも出来たりします。
1月は日が沈んだ後に冬の星座を撮影することができますが、1月後半になると日が落ちた後に冬の星座がだいぶ高い位置に来てしまうので低い高度で狙うのはそろそろ最後になりそうですね。
ただ、一か月後には早朝に夏の天の川が昇ってくるのでだんだんと夏の天の川メインの撮影にシフトしそうです。
冬のダイヤモンド
横構図で冬のダイヤモンドを撮影するには16mm以下の超広角が必要になってきます。しかも本当にごく僅かな時間でしか撮影できないのである意味貴重ですね。
冬の大三角形とヤシの木に構図
薄ら赤くなっているのは大気光ですが、なんだか色的には低緯度オーロラに見えなくもないですね笑
かんなフラワーガーデンは海側に面しており、水平線上もかなり暗いです。
最後に北側方面の空になります。
一際明るい光は航空自衛隊 高畑山分屯基地っぽいですね。カンナフラワーガーデンで気になるのはこの光害ぐらいです。
3. かんなフラワーガーデン付近の空の暗さ
空の暗さは0.09とほぼ0の値。光害は航空自衛隊 高畑山分屯基地からの光害ですがこちらは北側方面にあるので、冬の星座や夏の天の川の撮影には支障はないと思います。
ただ、東側から西側にかけては志布志町からの光害がやや気になります。
4. あとがき
天体撮影記 第178夜はかんなフラワーガーデンからの星空をお送りました。
かんなフラワーガーデンは冬の星座だけではなく夏の天の川の撮影も行って見たいのでまた再訪したいと思っています。
まだまだ、宮崎県の沿岸部は撮影候補地がいくつかあるのでこれからも訪れられたら訪れたいかと
5. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆☆☆
駐車場はあり、トイレありで長時間過ごすところとしては最高のところです。
空も暗いので流星群観測にも最適な場所です。
※駐車場から撮影地までがすぐ側なので車のヘッドライトなどをつけっぱなしにしないようお願いいたします。
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6. 使用機材