カメラと星景写真の日々

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【天体撮影記 第168.5夜】 長崎県 白木峰高原 秋深まる夜空に輝くオリオンと地上を彩るコスモス

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1. まえがき

久しぶりの番外編になります。

今回の天体撮影記が番外編なのは、撮影枚数が少ないのと天体撮影記 第88夜と第154夜で紹介しました白木峰高原での撮影となるためです。

starryheavens.hatenadiary.jp

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天体撮影記 第88夜と第154夜では白木峰高原の菜の花と天の川の組み合わせで撮影してきましたが、今回は雲仙普賢岳の真横から昇ってくるオリオン座と白木峰高原のコスモスの組み合わせを狙ってみました。

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天気図参考は気象庁|過去の天気図より

しかしながら、北海道付近に移動性高気圧がありますので高気圧の縁を回って湿った空気が入りやすい気圧配置となっていまして最初の方は曇りで雲が取れてきても霞状態となり撮れ高としては微妙なことに…。

2. 秋深まる夜空に輝くオリオンと地上を彩るコスモス

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コスモスは満開ではなく8分咲きぐらいでしたが、白木峰高原を彩っていました。

湿度が高いせいか地上部付近は霞が出ていますね。この状態だと中々綺麗な写真を撮ることが出来ません。

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アルデバランやオリオン座が昇ってきました。

白木峰高原からは雲仙市の光害や遠く熊本市の光害の影響も受けるため、物凄い暗い空ではありません。また、冬の星座を撮影するときはソフトフィルターを使用するのですが、ソフトフィルターの効果自体が光を強調してしまうので街明かりも合わせて強調してしまいます。

 

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もう少し空の霞がなければ良かったのですが…と思う次第です。

白木峰高原を訪れる時はだいたい空が霞んでいる時な気がします笑

3. あとがき

番外篇なのでちょっと短い記事になってしまいました。

白木峰高原でのコスモスとオリオン座の組み合わせを撮影することが出来ました。ただ、空の条件がそこまで良くないのと出来れば月明かりで地上部のコスモスをもう少し目立たせたかったですね。来年再び撮影できるチャンスがあれば撮影に行きたいと思います。

 

ちなみにソフトフィルターは後玉に取り付けて撮影しています。通常のソフトフィルターを使うとどうしても周辺流れがひどいのでこのような形にしています。

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4. 使用機材  

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