- 1. まえがき
- 2. 生月島の塩俵断崖について
- 3. 生月島の塩俵断崖 北斗七星とみずがめ座η流星群が彩る夜空
- 4. 生月島の塩俵断崖の空の暗さについて
- 5. あとがき
- 6. 勝手に撮影地ランキング
- 7. 使用機材
1. まえがき
今年のGW中は夜更に月が昇るために天の川と絡んだ撮影が出来ないのでお家でのんびりしていました。ただ、北天の空との組み合わせは月明かりがあってもできるので今回一箇所だけ以前から撮影を考えていた「 生月島の塩俵断崖と北斗七星」の組み合わせを撮影してきました。
また、ちょうどみずがめ座η流星群との活動時期だったので合わせて撮影出来たらいいなぁと思いEOS R5でタイムラプス撮影をしていたところ1枚だけ撮影することが出来ました。
(多分流星経路的にはみずがめ座η流星群だと思いますが…間違っていたらすみません)
天気図参考は気象庁|過去の天気図より
東シナ海に移動性の高気圧がある配置となっています。だいたいこのパターンになると九州全域が快晴になるパターンです。風も穏やかになりやすいのでまずお出かけしたい気圧配置図です。
2. 生月島の塩俵断崖について
柱状節理は玄武岩などによく見られてマグマが冷却固結する際などに亀裂が入り六角柱状や五角柱状になります。
生月島の中でも景色が素晴らしいところなので是非訪れて欲しいところです。
3. 生月島の塩俵断崖 北斗七星とみずがめ座η流星群が彩る夜空
最近は夏の天の川との撮影が多く派手な感じでしたが、個人的にはこの北天の空の星景写真が好きです。
遠くに見えるのは漁火で、この時期だとイカ漁の漁火だと思います。
まるで遠くに明るい街があるかのように錯覚させるほどの明るさなので、星の撮影の際にはかなり大きな影響が出てきます。なので、この時期の海岸沿いでの撮影はこの漁火の位置によって撮影自体ままならない時が多々あります。
今回は月明かりを生かして塩俵の断崖と北斗七星の組み合わせ。
撮影した構図としては、この北斗七星と塩俵断崖ぐらいしかありませんが、構図は気に入っています。
最後に北斗七星と塩俵断崖とみずがめ座η流星群と思われる流星です。14mmでの撮影なので流星としては結構大きい感じ。流星経路としてはみずがめ座η流星群のものと思いますが、外れてたらごめんなさい。
流星はペルセウス座流星群みたいに緑から白に変化していますね。
みずがめ座流星群の天体はハレー彗星で、極大日は毎年5月6日あたりなのでGW中の休みの中で観測できる流星群です。
しかし、北半球だと放射点が低い位置にあるので流星の出現数としてはそれほどの数は見られません。
もう一枚流星が写っているのが撮れました。こちらも結構大きめの流星ですが多分散在流星だと思われます。
4. 生月島の塩俵断崖の空の暗さについて
空の暗さは0.08とかなり暗いです。生月島周辺には大きな街がないので光害はかなり少ないです。あるとしたら平戸からの光害ですがそこまで大きな影響はありません。
ただ、光害Mapでもわかるように漁火が凄いので時期によってはその影響を受けます。
5. あとがき
長崎県の生月島の北斗七星とみずがめ座η流星群が彩る夜空でした。今回写真枚数が少ないですが狙える構図がこのぐらいしかないためです。夏の天の川も撮影ができるほどの空の暗さはあるものの今回は夜半過ぎに月が昇ってきたので撮影が出来ませんでした。
生月島の塩俵断崖での撮影は去年のネオワイズ彗星の撮影の際にも訪れているのですがあまり撮れ高はなかったので紹介はしませんでした。
今月の天体のイベントとしては5月26日に皆既月食があります。
ただ、ちょうど梅雨の時期と被るので見られるかどうかは天気次第になります。
6. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆☆☆
駐車場はあるもののトイレとかが車で移動しないとないので長時間は不向きです。
ただ、空の暗さはかなり暗いのと比較的空が開けているので流星群観測には向いてるんじゃないかと思います。
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7. 使用機材