目次
1. 前置き
11月22日のいい夫婦の日に愛妻の丘での天体撮影記になります。タイトルをふざけてしまい愛妻の丘で星空の下で愛を叫ぶ!と書いてありますが嘘偽りのタイトルで恋人がいないので寂しく撮影していました。ただ、愛妻の丘は他の天体撮影地と異なりカップルや夫婦で撮影に来ている人は多いように感じました。後ほど紹介するのですが確かに駐車場からも近くトイレもあるのでカップルでのんびり星を見るには最適な場所だと思います。流石に夜間に愛を叫ぶ人はいませんでしたが…。
まあ、まだ群馬県 愛妻の丘を訪れることがなかったのとこの場所は冬季閉鎖されるらしいので今年中には行っておきたかったってのもあります。それとおうし座流星群の観測兼撮影も兼ねてです。
2. 愛妻の丘について
元々は農家の畑で男性が愛を叫ぶ姿から評判になり、叫びの丘が整備されたそうです。その丘を「愛妻の丘」とよび現在では嬬恋村の新名所となっているそうです。
さて、この場所は25夜前で今年の3月に訪れた嬬恋高原のカラマツの丘からかなり近い位置に位置しています。愛妻の丘からは浅間山も綺麗に望めるので夜だけではなく昼間も楽しめる場所だと思います。
日本愛妻家協会のHPで色々紹介されています。
なお、12月下旬から4月上旬に「愛妻の丘」を通るつまごいパノマラライン北ルートが冬季閉鎖になってしまうので注意してください。
また、「愛妻の丘」は全周囲の星空を見ることができるので天体観測には適している場所だと思います。
3. 愛妻の丘の空の暗さ
第25夜前で嬬恋高原のカラマツの丘を訪れていますが、「愛妻の丘」はこのカラマツの丘からもそう遠くなくこのカラマツの丘周辺も空がとても暗く天の川もかなり綺麗に見えていたので元々「愛妻の丘」でも綺麗な星空が見えることは予想できていました。
starryheavens.hatenadiary.jp
光害Mapでも0.30と天の川や星空を見るには十分な値です。前橋の光害は若干影響してきます。
4. 愛妻の丘からの天体写真
「愛妻の丘」で有名なのがこの笛吹きのオブジェで良くSNSで星空とのコラボが撮影されています。しかし、笛吹きのオブジェの背後には柵があるので構図決めがやや難しい感じでした。
笛吹きとオリオン座。
遠くの明かりは前橋からの光害
「叫び台」とオリオン座となります。「愛妻の丘」は星景写真の前景に様々な被写体があるので星との組み合わせが色々出来て楽しい場所でした。
秋の大四辺形と「愛妻の丘」の標識。
秋の大四辺形は構図としては非常に作りにくいのと目立たないために星景写真では殆ど撮影されてない印象です。確かに春、夏、冬の大三角形と違って目立たないですよね…。
「愛妻の丘」の叫び台が用意されてますがその台と冬のダイヤモンド。今回撮影した中でもお気に入りの一枚です。
恋人にこの叫び台に載ってもらい星空と一緒に撮影をすると良さそうな雰囲気でした。
同じく叫びの台と北側の星空を撮影したものになります。北斗七星のななつ星がやっと全て姿を表しました。
「夜明け前のオリオン」
一晩中(途中仮眠を取っていましたが…)の星景写真を終えて夜明け前に沈んで行くオリオン座と愛妻の丘の標識になります。
5. おうし座流星群観測・撮影の結果
一方、おうし座流星群についでですがかなり明るい火球は一つ見ることを出来ましたが、丁度カメラの設定中で撮影できませんでした…。
また、この後は夜間ずっと冬のダイヤモンドに向けてインターバル撮影をしていたのですがそちらには何も映らず…。(辛い)
それで一つ流星っぽいのがあったのですが家に帰ってきちんと確認すると残念ながら衛星のイリジウムフレアでした。(方角もおうし座流星群からではないですからね…。)
おうし座流星群は惨敗でしたが、来月12月のふたご座流星群は去年かなり明るい火球がばんばん流れてたので流星撮影のリベンジといきたいところです。
冬のダイヤモンドはポラリエを使用して追尾しながら撮影しました。
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6.撮影機材
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7. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆☆
撮影環境としては車からすぐに降りて撮影出来るのと空の暗さも素晴らしく被写体もたくさんあるので星景撮影の練習にも良い場所だと思います。
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