1. 前書き
前回の天体撮影記 第227,228夜に続いて、最後のC/2025 A6(Lemmon)の撮影記事になります。今回は写真少なめです。


大陸からの移動性高気圧でほぼ快晴となっていました。雲もほとんど出ておらず撮影条件としては良し。ただ、今回撮影場所が光害があるなかだったので前回の天体撮影記227夜に比べてはちょっと明るい空になっています。
2. 最後の撮影 晩秋の夜空に輝く彗星 C/2025 A6(Lemmon)

[焦点距離:135mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:101s/ ISO: 1600,トリミング有,ポラリエ使用]
月明かりが増したせいかイオンテイルが思った以上に目立たなくなって来ていました。
それでも双眼鏡を使えば尾まで確認できる程度には明るいです。大彗星ってわけではないですが、晩秋の夜空を楽しませてくれました。

[焦点距離:135mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:160s/ ISO: 1600,トリミング有,ポラリエ使用]
こちらは横構図のを無理やりトリミングで縦構図風にした写真になります。
長秒露光でイオンテイルを炙り出そうとしましたがやはり月明かりがあるせいか厳しいですかね。まあ、一枚撮りってのもあると思いますが。

[焦点距離:135mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:180s/ ISO: 1600,トリミング有,ポラリエ使用]
最後の一枚は3分ほど露出した写真です。ポラリエの星追尾モードを使用しているので星は点で写るものの彗星は星より早く動いているので点像にはなっていません。




これまで撮影してきたレモン彗星を並べるとこんな感じ。もちろん露出時間や現像バラバラなので比較としてはダメですが一番まともに撮れたのは天体撮影記228夜ですかね。この時は薄雲なければ最高でした。
それでもイオンテイル含めて撮影はできたので満足です。
3. あとがき
今後はここまで明るくなる彗星は予想されていないですが、また彗星は突然やってくるので何かしら情報が入りました適宜更新していきます。
4. 使用機材



