カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

カメラと星景写真の日々

ハーフマクロも使えて小さくて明るいレンズ RF35mm F1.8 マクロ IS STMを購入しました。

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目次

 

 

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1. RF35mm F1.8 マクロ IS STMが届いた!

EOS Rに続いて本来12月の下旬の発売日だったのが11月15日の販売に変更となったRF35mm F1.8 マクロ IS STMが届きましたので早速箱から開けてみてちょっと使ってみましたのでその感想を書いていきたいと思います。

starryheavens.hatenadiary.jp

 

上の記事でも書いたようにRF 35mm F1.8 マクロ IS STMはEOS Rの発表と同時に予約したレンズになります。最初に発表されたレンズの中では目玉のレンズだと個人的には思っています。だって軽くてF1.8でハーフマクロ付きなんですよ?登山中の高山植物の撮影とかには最適じゃないですか!

それと画角50 mmではなく35mmの準広角レンズなので使い勝手がいいので売れるレンズとしてCanonさんはよくわかっています。というか最近のEFレンズのパッとしないレンズ発表の中ようやくいいレンズを出して来た感じです。(パッとしないというよりかは高額なレンズばかりで手が出しにくいってのもあります。)

 

では続いて外観とスペックについて

 

2. RF35mm F1.8 マクロ IS STMの外観について

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RF35mm F1.8 マクロ IS STMのスペックとしては下記の通り、

サイズは最大径74mm×長さ62 mm

重さが約306g

となっている。

想像ではもう少し小さいかなと(EF35mm F2 USM程度)だと思っていたのですが最初に箱から出した時は結構大きいなと思いました。が、ハーフマクロ付きで開放F1.8と考えると全然大きくなくむしろ相当小型な分類に入るのかと

外観のデザインとしては、EOS MマウントのレンズでデザインとしてはCanonらしいレンズだと思う。シグマのArtシリーズみたいな金属感はないもののそれなりの高級感は出ている。また、マウント部にもシルバーのデザインが施されているのもデザインとしてはいいと思う。

また、従来のEFレンズではレンズの文字盤が白色でやや強調されていたが最近のは薄い灰色となりあまり目立たないのもいい。

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100円玉と比較するとこのぐらいの大きさ、ずんぐりとしたレンズだがEOS Rにつけて構えた時のフールド感がよく安定した撮影ができる。

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マクロレンズならではのレンズ構成なのでレンズ前玉部は小さくレンズ自体を傷つける可能性は低くなる。

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しかし、後ろ玉はRFマウントのフランジバックを従来のEFマウントよりも短く取っているために後玉が若干飛び出ているような感じのレンズ設計となっている。ここがEFマウントと異なりRFマウント独自のレンズ設計だと個人的には思っている。

フランジバックを短くしたおかげでレンズ設計に自由度が出ているともCanonの開発の人のコメントがあったため今後もRF35mm F1.8 マクロ IS STMみたいな独創性溢れるレンズが出てくるのだと思う。

3. RF35mm F1.8 マクロ IS STMとEF35mm F2 IS USMの比較

実はRFレンズを購入する前からEF35mm F2 IS USMを所有しているのでRF35mm F1.8 マクロ IS STMとEF35mm F2 IS USMを比較してみた。

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大きさ的にはRF35mm F1.8 マクロ IS STMの方がEF35mm F2 IS USMよりも若干小型となっている。これは、測距窓がないためである。通常の撮影だと測距窓を使う機会がないのでなくして小型軽量化できるのなら賛成だ。

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続いて上から見るとやはりRF35mm F1.8 マクロ IS STMの方がEF35mm F2 IS USMよりも小さく、文字盤も無くなっていることがわかる。

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また、RF35mm F1.8 マクロ IS STMはフィルター径が52mmとEF35mm F2 IS USMの67mmよりも15mmほど小さく作られている。

フィルター径が小さいほどレンズフィルターを購入する際に値段が安くなるのでお財布には優しい。

4. RF35mm F1.8 マクロ IS STMをEOS Rに装着

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こんな感じになります。

EOS Rとのバランス感はよくて持った感じ違和感なく使える。また、最初に書いた通りRF35mm F1.8 マクロ IS STMはずんぐりしているのでEOS Rを構えた時のレンズのホールド力は良くて撮影しやすいのも利点だ。

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ハーフマクロで最短撮影距離までレンズを伸ばすとこのようにせり出しくるが従来のEF50mm F2.5みたいなせり出し方ではなくある程度距離は抑えられている印象を受けた。

 

5. RF35mm F1.8 マクロ IS STMで屋内で簡単に撮影しました。

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最大撮影倍率で100円玉を撮影しています。ハーフマクロだとここまで寄れるので通常の単焦点レンズよりも表現の幅が広がります。

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登山で使用しているお気に入りのプロトレック PRW-6100を撮影してみました。

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ただ単に適当に撮影したのですがハーフマクロで近づける文なかなかカッコよく撮れます。RF35mm F1.8 マクロ IS STMはこうしたブツ撮りにも使用しやすく、他にも料理の写真なども綺麗に撮ることができると思います。

 

11月17日 追記!RF35mm F1.8 マクロ IS STMでハーフマクロ撮影を楽しんできました。

ちょいとEOS RとRF35mm F1.8 マクロ IS STMを持って近場へ散策して撮影してきました。

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RF35mm F1.8 マクロ IS STMは最短撮影距離0.17mなので寄れるレンズでこのようなボケ味を楽しむことができます。

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秋の葉で色づいた葉っぱの撮影の際にもここまで寄れちゃう!

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最大撮影倍率だと0.5倍でここまでのマクロ撮影を楽しむことができますが、更にEOS Rのクロップ機能を使用すると35mm×1.6=56mmとなり

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ここまでのマクロレベルの撮影が出来てしまいます。更にハイブリッドISで角度ブレとシフトブレも補正されるので手持ちでも十分にマクロ撮影を楽しむことができるんですよ。

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そして、EOS Rのバリアングルでローアングルの撮影はだいぶ楽になりました。

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開放F1.8でも周辺減光が少なく開放から使えるレンズだと思います。

6. RF35mm F1.8 マクロ IS STMの値段について

現在のRF35mm F1.8 マクロ IS STMの値段は6万円ちょいで購入することができます。ちょいと値段的には高いですがハーフマクロや開放F1.8、小型軽量を考慮するとかなりお買い得だと思いますよ本当に。

EOS Rを購入した場合は間違いなくこのRF35mm F1.8 マクロ IS STMもまとめて購入した方がいいと思います。

 

7. RF35mm F1.8 マクロ IS STMの使用用途について

今後の用途としてはこのブログでは星景メインなので星景写真で使われるかと思いますが基本的には登山中での記録撮影や高山植物をハーフマクロ使ったりしての撮影などに使う予定です。あとは室内でのブツ撮りとかですかね。

それと小型・軽量なので旅行にも持って行くつもりです。

 

8. RFレンズの今後について思うこと

よくCanon EOS Rはフルサイズミラーレスカメラで先を行くソニー α7シリーズと比較されてスペック的にこき下ろされることが多いが、ソニーと異なりCanonはRFマウントレンズでの優れた新設計でこれまでにないレンズを設計し世に送り出せることができるので他社にないようなスペックのレンズが出てくれば今後一気に巻き返しが出来るのではないかと勝手に予想している。

Sonyは優れたセンサーで戦い、Canonは今後レンズで戦うようなイメージだ。ただ、そうなるとNikonソニーセンサーを使用しているのとZマウントでレンズ設計も新しい設計が出来るのでなかなか面白い展開になりそうだ。

digicame-info.com

実際に特許出願で上のようなレンズが出されている。このレンズは星景写真を撮っている身としては出されたとしたらローンでもしてでも両方のレンズが欲しいスペックだ。

 

また、最近は画質面などのスペックに注目されてレンズ自体もレンズメーカも含め重く、大きなレンズとなる傾向がある。もちろん三脚に添えての撮影なら全然問題ないが登山などのフィールドワークでの撮影では、今回のRF35mm F1.8 マクロ IS STMのような小型・軽量なレンズを発売されると本当に助かる。

今後としては、RFレンズの広角レンズで小型・軽量でF2.8のレンズや小さな135mm画角の単焦点なども発売してくれたら嬉しい。

将来のレンズ購入のために年末ジャンボ宝くじを当てなければ…!

 

以上、おしまい