カメラと星景写真の日々

星景写真をメインに旅先や離島での写真なども紹介。時たま購入機材の紹介も

【フォトコン】 天文ガイド 11月号 一般の部 入選掲載

 

 

天文ガイド11月号の一般の部で入選掲載されました。

前回は7月号なので4ヶ月ぶりの入選になります。といっても今回入選掲載されるまでの間での天体撮影ではどれも微妙な写真しか撮れていなく応募してなかったのもあります。

starryheavens.hatenadiary.jp

 

掲載作品

掲載作品のタイトルは「燕岳と北斗七星」

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タイトルが安直すぎたと反省…。もうちょいセンスのあるタイトルを考えたいものですよ…。

燕岳で撮影した天体写真はいくつかありますが、現地での構図決めの際に丁度燕岳の左に北斗七星が落ちる構図が個人的に一番しっくり来ました。

天候は昼間から夕方まで曇りで夜もちょっと晴れるのか不安でしたが何とか予報通りに雲が抜けてくれ透き通った星空を拝めることが出来ました。

また、この日は月が早い段階で登ってくるので月明かりで照らされる雲海と燕岳を狙いつつ待っていました。途中もガスったりしながらタイミングを狙って上記の写真を撮影。こればかりはほんと運が良かったです。

 

構図決めも色々悩みました。もうちょい画角を狭めても良かったのですがそれだと燕岳の一部しか写らず広げると次は星が目立たなくなる等々。

それと色合いについても、個人的に北の空の色調は勝手なイメージで青っぽい感じを出すのが好みなのでこれまでの作品も青を基調としています。

コントラストについては下のように結構きつめにするのもありでしたが、天文ガイドはあまりコテコテの色合いは好まれない気がします。

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さらに別バージョンでモノクロもあります笑

モノクロの方がかっこよさありますが、今まで天文ガイドでモノクロ作品って入選されてた記憶があるようなないような…。でも山岳と星だとモノクロの相性は凄い良いんですよね。

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そう言えば前回も北斗七星で入選してたのと天文ガイドに送ったのは全部北の空での星座で入選していますね…。天の川は現像のプロの方が凄い作品を送っているのでとてもじゃないですが入選できる気がしないです…。

 

さて、この辺で冬の星座がそろそろ楽しめる季節になりましたので冬の星座で入選を狙ってみたいですね。

 

それでは、

 

 

 

天文ガイド 2017年 11 月号

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月刊星ナビ 2017年11月号

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【天体撮影記 第35夜】 長野県 野辺山のやまなしの木と星空

 

どうもStarryheavensです。

前回の渋峠の天体撮影から約一ヶ月近くぶりに撮影に出れました。 starryheavens.hatenadiary.jp

 

忙しくて撮影に出れないとかではなくただ単に週末の天気が悪い日が多く撮影に行きたくても行けなかったのが原因。にしても今年の前半のGWまでは天候がいい日が多く撮影によく出れていたんですが6月以降はずっと不調ですね。

そんな中前回の三連休を潰した台風が通り過ぎた後に天候回復が望めそうだったので翌日会社がありましたが強行的に撮影に出掛けてきました。

 

今回の撮影地は長野県の野辺山にある「やまなしの木」で撮影です。

ここは野辺山でも有名な撮影ポイントで結構作例が上がっていますが、私は何回行っても八ヶ岳から雲が流れて来て全然撮影できないと相性が悪い場所です。

ですがこの度はなんとか撮影出来ました。でも、途中から曇って来てしまったので枚数的にはあまり撮れなかったですが…無念。

 

それと今回はCanonのEOS5DMarkⅣを導入したのでそれのテスト撮影も兼ねています。5DMarkⅣは高いんですが、6DMarkⅡがなんだか微妙そうなのでCanonさんの策略にまんまと乗せられて買ってしまいました。

ただ、高感度の向上は5DMarkⅢより1段、2段近く上がってると体感的に感じましたね。特に5DMarkⅢだとISO3200~ISO4000が個人的な許容範囲のノイズレベルだったのですが5DMarkⅣだとISO6400~ISO8000まで上げても問題ない印象でした。

あとは、値段が5DMarkⅢの売り出し時と同じくらいの値段であれば本当にばか売れする機種だったのに勿体ない…。

 

カメラ関係はここら辺にして、撮影地のご紹介などを

 

撮影地(野辺山:やまなしの木)について

野辺山付近は標高が高いため電波等遮るものがないために宇宙電波観測所が設置されており、観光地としても有名な場所です。

その宇宙とのつながりが多い野辺山高原にはキャベツ畑が多く広がっていて、その中にぽつんと立つのが今回ご紹介するやまなしの木になります。

やまなしの木」の種類としては恐らくですが名前の通りヤマナシになります、ちなみに山梨とも呼ばれ果実の梨の野生種だそうです。梨と違って堅く渋いので食用には適していませんが…。

野辺山にある「やまなしの木」は樹齢が200年から300年と言われているらしいです。10年ぐらい前には春に満開の花を咲かせる木だったのですが、ここ最近は元気がなくもう立ち枯れみたいな状態になってしまっています。

 

やまなしの木」の近くまで車で行く事は可能ですが、夜間だと撮影者がいるのと狭い農道なのでちょっと離れた広い道に車を置いて歩いて行った方がいいです。

撮影地の空の暗さ

野辺山は標高が高いので空気は澄んでいますが、空の明るさは甲府盆地、諏訪からの影響や野辺山の村からの光害がありますが、天の川の観測等は充分に出来るのでそこそこ暗いです。

しかし、冬期になると八ヶ岳麓にスキー場がOPENするとスキー場からの光害がかなり酷いです。地上付近は光で飽和します。

 

天体写真 作例写真

最初は引きで「やまなしの木」と天の川を撮影。

すでに到着した頃には天の川が傾き始めていました。9月後半となると夏の天の川の時期もほとんど終わってしまったようなものです。次に会えるとしたら来年の3月なので、それまでしばしお別れ。今年もだいぶ楽しませてもらいました。

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「やまなしの木に寄り添う天の川」

上記の写真は5DMarkⅣでISO8000で撮影していますがノイズの少なさには驚きました。

5DMarkⅢだとISO4000相当のノイズレベルだと個人的には感じました。

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やまなしの木」と夏の大三角形

昔は多くの葉っぱが付いていた「やまなしの木」とはかけ離れていて今は立ち枯れの様になってしまっています。

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 ↑「カシオペア座とやまなしの木」

この辺から雲量が多くなってきました。本当はもうちょっと撮影したかったのですが、翌日会社なのと雲があったので撤退。

 

この野辺山の「やまなしの木」と一緒に撮影したいのは横たわる天の川と一緒に撮りたいんですよ。しかし、その構図で撮れるのは3月の雪と極寒の寒さが待っている中での撮影となりますが、来年は車にスタッドレスタイヤ付けて撮影に出れそうなので今後楽しみです。あと冬場の方が野辺山は天気が良い日が多い気がするんですよ。

なので、タイミングを見計らって撮影に行きたいですね。

 

勝手に撮影地ランキング

撮影地の環境:☆☆
空の暗さ:☆☆☆
 
撮影地は農道のど真ん中なので当たり前ですが過ごしやすい環境としては微妙です。
空の暗さも諏訪、野辺山、甲府盆地からの光害があるので天の川が見れるとしてもそこまで空の暗さは感じられないです。いやでも都心の空に比べればかなり暗いですが…。
 
使用カメラ•レンズ
5DMarkⅣ
シグマArt 14mmF1.8
タムロン15-30mm F2.8

 

 

【天体撮影記 第34夜】 長野県•群馬県 日本一標高の高い国道 渋峠からの天の川写真

 

前回:

 

starryheavens.hatenadiary.jp

天体撮影では多くの方が訪れた事のあるだろう有名なスポット渋峠に初めて天体撮影で訪れました。前々から訪れたく思っていた場所ですが、天候と時間とその他の撮影地を優先していてなかなかいいタイミングに恵まれずずっと訪れていませんでした。

今回、GPV予報では全般曇りの予報の中、僅かながらの希望を抱いて渋峠へ向かいました。ただ、予報通り到着したら全体的に曇り…。絶望し諦めかけましたが、1時間ほど経つとだんだんと晴れていき、最終的には天の川を撮影することが出来ました!

またもや、GPVに打ち勝った!と思いましたが、晴れの神様はそうそうお恵みを与えてくれずすぐにガスが発生し、翌朝までずっとガス状態でほとんどいいのが撮影できませんでした。

本当は、白根山の湯釜と星も撮りたかったんですがあいにくの天気、次回に持ち越しです。また、撮りに行く楽しみが残ったのでこれはこれで良かったかもしれません。

 

撮影地(渋峠)について

渋峠横手山白根山の間にある峠で、国道292号線は日本一標高が高い地点(2172m)にある国道です。ちなみに自動車車両が通行できる日本最高所の峠は山梨県と長野県にある大弛峠になります。峠ではなくて標高が一番高く車でいけるところとしては、乗鞍岳の畳平 標高2702mがかつてありましたが現在は環境保護のため車の乗り入れは禁止になっています。

渋峠11月初頭から4月下旬までは冬期閉鎖されますのでその点も注意が必要です。

渋峠の撮影場所としては、車が10台ぐらいしか停められない場所にあり、休日だと撮影地に到着しても車がいっぱいで停められないって場合もあります。(自分が訪れた時とほぼ、満車状態でした)そうなると、少し離れた場所に車を停めるしかなく歩いて撮影地へ向かうしかありません。

特に、紅葉などの時期はかなり早めの時間に訪れないと恐らく撮影出来ない状況に陥る可能性が十二分にあります。

また、星空の観測だと、渋峠にこだわらず近くの駐車場や白根山の湯釜付近でも綺麗な星空が見れます。ただ、渋峠からだと草津の夜景とかも見れるのでデートだと渋峠の方が良さそうかも…。また、トイレ等などもなく長時間過ごすにはやや辛い場所。景色はいいんですけどね。

それと気温の問題もあります。真夏でも気温が20度を超える事がめったにないそうで、秋が訪れる8月後半でも10度近くになるので装備は冬用装備を用意した方が無難でしょう。

また、紅葉の季節などは特に夜から明け方の気温がマイナスになる可能性が十二分とあるため防寒対策はしっかりとしないといけないです。 

撮影地の空の暗さ

有名ポイントなので空の暗さはかなり暗いと勝手に思っていましたが良く良く考えると草津温泉街が麓にあるのでそこからの光害が結構あります。

天の川は目視可能ですがめちゃくちゃ暗い空って感じではありませんでした。

 

天体写真 作例

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↑木々の隙間より北斗七星を

まずは、北側の空の北斗七星になります。雲の中にちらっと流れ星も入っています。

個人的に北斗七星(おおぐま座の背中から尻尾)は大好きな星座でだいたいの撮影地で北斗七星の構図を撮っています。

ここでは木々の隙間に丁度北斗七星が入る様な構図がありました。

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渋峠は到着後上のような写真のように雲がかかっていましたが、時間が経つにつれ雲が徐々になくなっていき、最終的には下の写真のようにさそり座や天の川の中心をしっかりと捉えることが出来ました。

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 ↑天の川ロード

左手に見える山が白根山になります。8月末になると天の川は立っていてさそり座等は22時ぐらいには沈んでしまいます。

渋峠は天の川が横たわる5月ぐらいの撮影が良さそうです。

 念願だった渋峠訪れることが出来て良かったですが、白根山の湯釜との天体撮影が未だに出来ていないのでまた訪れたいと思います。

 

今回の撮影でのレンズは全てタムロン15-30mm F2.8を使っています。

 

 

勝手に撮影地評価

撮影地の環境:☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆☆
 
撮影地の環境としては、駐車場が狭く撮影場所が少ないので星3つ程度
空の暗さは草津方面の光害を考えると星3つも考えましたが、天の川がはっきりと見えていましたので星4つにしてます。ほんと個人の感想ですので参考程度に

 

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夏、花火と天の川の競演 今週のお題「はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」

 

 今週のお題はてなブログ フォトコンテスト 2017夏というお題があったので参加してみました。

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夏でフォトコンテストに出すなら、三宅島で撮影出来ました花火×天の川の写真が一番ピッタリではないかと思います。

撮影してる最中も天の川と花火を同時に見る事が出来る体験でしたのでとても印象深かったです。

 

関連記事:

starryheavens.hatenadiary.jp

 

 

 

 

【天体撮影記 第33夜+登山記】 燕岳、雲上に輝く星空と神秘的な夜の中で

 

 

前回: 

starryheavens.hatenadiary.jp

 

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今回は天体撮影記 第32夜と登山記になります。

登った山は燕岳という北アルプスでも有名な山で知られています。特に中房温泉から北アルプス三大急登の一つである合戦尾根を登り、大天井岳から槍ヶ岳へと向かうコースは表銀座(銀座並みに賑やかであるというところから由来)があり、多くの登山客で賑わっている場所です。また、ライチョウ高山植物の女王であるコマクサで有名です。(この登山で人生初めてライチョウを見ました)

幸運に恵まれた天体撮影と登山を記録として綴っていきたいと思います。

 

構成はこんな感じになります。

北アルプス 燕岳とは?

●燕岳登山記

●燕山荘からの天体撮影

 

北アルプス 燕岳とは?

初めに燕岳とはどんなところなのかをご紹介したいと思います。

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↑「雲の中の燕岳

燕岳は、北アルプスにある標高2763mの山で、長野県に位置していて、新日本百名山にも選定されている山です。綺麗な白い砂地が広がっており、北アルプスの中でも特に華がある山です。実際に登ってみた感想としては、燕岳は何度でも訪れてみたいところと感じました。北アルプスの山々を眺める事ができなおかつ雲海の素晴らしい風景を見られるので最高の一言しか言えないです。

燕岳登山では、北アルプスでも三大急登の一つである合戦尾根がありますが、登山コースとしてきちんと整備されていますので一応入門コースとされています。(学校登山として良く使われるコースです)入門コースといっても体力がないとテントやカメラ機材を持ってくとかなりきついのでご注意を…自分はすぐにバテました…日頃の会社生活がデスクワークなのでどうしても体力が落ちています。帰って走ったりすればいいんですが、結局ベットでゴロゴロしてしまうんですよ。

 

 

燕岳登山記

写真と共に登山記を書いて行きたいと思います。

まず、今回のコースタイムを自分の記録も兼ねて紹介

コースタイムは5時間40分ほどとなっていますが体力がある方なら4時間ほどで登れると思います。

●行きのコースタイム

駐車場:4:20頃出発

中房温泉:4:30到着 登山届けを書いてトイレなどを済まし4:45分頃登山開始

第一ベンチ:5:20頃に到着。中房温泉からは50分ほど。5:35頃出発

第二ベンチ:6:05頃到着、第一ベンチからは30分ほど。6:10頃出発

第三ベンチ:6:40頃到着、第二ベンチからは30分ほど。6:40頃出発

富士見ベンチ:7:25頃到着、第三ベンチからは45分ほど。7:35頃出発

合戦小屋:8:00頃到着、富士見ベンチからは25分ほど、8:30頃出発

燕山荘:9:45頃到着、合戦小屋から1時間15分ほど

おおよそ5時間ほどで燕山荘へ到着出来ました。荷物はカメラ機材、三脚、テント装備等やデスクワークによる体力低下とか考えると荷物が少ない人や体力がある人は4時間ぐらいで登れると思います。ほんと体力不足を痛感しましたね…。

 

中房温泉、夜が明けたばかりまだ真っ暗な中、ヘッドライトを付けての登山開始。

早朝だというのに既に多くの登山客で賑わっていました。お盆休みで人は多いに決まっていますが…。ちなみにお盆休みの駐車場は深夜0時に到着した時点で既に埋まっていました。そうなるとバスで中房温泉まで行くしか無いですが第一便でも4時に到着のバスは確かなかったはずです。

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最初の登りはかなりきつかったですし、正直最初から体力全てを持って行かれていました笑 50分ほど掛けて、第一ベンチに到着。

水場は第一ベンチにしかありません。水場といっても小さな小川から水を汲んで飲むという感じでした。ただ、その水がとても美味しい!冷たさもありますが、少しまろやかな感じの水で登りで失った水分を満たしてくれました。

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次は第二ベンチへと登山開始

こちらは第一ベンチから30分ほどなので、体感的にはすぐに到着した感じでした。

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休憩を少しとって第三ベンチへ

道中は、木々で生い茂っておりまだまだ良い展望は望めません。

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ただ、朝日によるとても綺麗な光芒を見ながら登山できましたが、このときすでに息切れで風景をじっくり見る余裕はほとんどなかった。

第二ベンチから第三ベンチの途中でやや開けた場所もあります。

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青空もうっすらと出ていましたがすぐに雲に覆われ小雨も降ってきました。この日はこの後も書きますが天候が夜まであまりよろしくなく天体撮影出来るのか不安で一杯でしたね…。

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第三ベンチへは第二ベンチから30分ほど、この登りもきつかった

そこから、次は富士見ベンチへ

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第三ベンチから富士見ベンチへは45分ほど。

第三ベンチから400mほどしか離れていないですが登りがきついため時間が掛かりました。一緒に行った同行者は全然疲れていませんでした。やっぱ外でお仕事する人は体力が違う。

昔、Canonの工場で立ちながら作業してる写真がブラックとか言われてましたがあれ足腰鍛えるのには実はいいかもしれない。

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富士見ベンチから合戦小屋へ、時間は25分ほど。

ここで30分ほどの休憩をとりました。

この合戦小屋では食事休憩も取れるのと他のブログ等でも紹介されています夏場の時期はスイカが食べられる小屋としても有名です。

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このようにスイカが冷やされていて、一切れ800円で頂く事が出来ます。800円を安いか高いか感じるのは人それぞれかもしれないですが個人的には安い方かと

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そして、このスイカめちゃくちゃ甘くて美味しいです。それに水分も補給できます!行きは同行者と一緒に分け合ったのですが下山時はスイカ一切れを食べてしまいました笑

いやほんと山の中で食べるスイカは美味しかったです。スイカ嫌いじゃなければこの合戦小屋でのスイカは食べるべきですね!

 

次は合戦小屋から燕山荘へ!

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合戦小屋から燕山荘への道中の登山道は急な登りですが、視界が開けて来たので気分的に楽でした。呼吸は激しかったですが…。標高2000m超えて来てるので高山病になりやすい人はこの辺りで頭とかが痛くなってくるかもしれません。

頑張って登って合戦小屋から1時間15分ほどで到着しました!やったー!

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でも、ガスに包まれてる…

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 一応北アルプスの山々を望むことが出来ましたが、すぐに雲に包まれ何も見えない状態に…f:id:Starryheavens:20170826101857j:plainなので、早速テント設営を開始。(テント設営中)

多くの人は、モンベルのステラリッジを使っていましたが、個人的に設営がやや面倒で縦型の入り口だと熱が籠りやすく入り口とかも出にくいので、設営が簡単で、なおかつ横に入り口があるプロモンテVL25あたりが初心者にはオススメできるテントだと思っています。

 

●お盆の時期のテント場に到着するには何時頃がいい? 

燕山荘の前のテント場はおおよそテントが20張前後張れると書かれていますが、実際にはそれ以上張ることはできます。ただ、混んでいると眺めの良い場所などが取れなく、最悪テント泊用のトイレの近くに張って臭い中寝ないといけない状況になってしまいます…。

そこで、お盆の時期のテント場に何時頃に到着すれば良い場所を取れるかをこの日の体験からご紹介したいかと

自分が燕山荘に到着したのが9時45分ごろ。この頃まだ、テント場にはあまりテントが張られていなく眺めの良い場所のスペースも空いていました。

しかし、10時を過ぎたあたりから徐々に埋まって行き10時半頃にはかなりのスペースが埋まっていました。

このように考えるとテント泊する場合で良い場所を取りたいならば少なくとも9時から10時までには燕山荘に着いたほうがいいかもしれません。

 

燕山荘でのお昼

燕山荘は、午前11時から登山客に昼食を出しています。

メニューはカレーやうどんなどがありました。

自分はビーフシチューを頼みましたがこれまた美味しい。

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サラダとご飯も大盛りに出来てお腹いっぱいに食べられます。贅沢です。

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また、山頂ではビールジョッキも販売されていておつまみも用意されています。

おいしかったですが、高山なのと元々お酒に弱いので頭痛がしてこの後16時ぐらいまではテントで死んでいました。

16時起床でやや小腹が空いて来たのでおやつタイムに燕山荘にはカフェ?がありますのでそこでティータイムが出来ます。

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ちょいと地上よりかは値段は高いですが、これを標高2700m近くで食べられるのは贅沢ですよね。とても美味しかったです。てか、最近夜の写真しか撮ってないせいで昼間の写真がこうセンスの無さがにじみ出ていますね…。

その後はふらふらっとあたりを散策していました。

特に高山植物の女王であるコマクサは燕山荘の近くに群生していてたくさん見る事が出来ました。

コマクサの花言葉「高値の花」•「誇り」•「気高い心」•「貴重品」と流石高山にある花の名の通り立派な花言葉が名付けられています。

そういえば余談ですがこの花言葉って誰が考えてるのか気になってググったのですが、

19世紀の西欧社会で盛んに名付けられていたそうです。起源については不確かですが、wikiさんによると

フランスの貴族社会では、19世紀初頭には草花を擬人化した詞華集が人気を博し、草花と特定の意味の組み合わせ例を示した手書きの詩作ノートが貴族サークル内で回覧されていた。そうしたノートは、草花の性質にことよせて恋人の美しさを賞賛したり、あるいは不実や裏切りを非難するといった恋愛の駆け引きのために参照されたとも言われる(花言葉 - Wikipedia)

だそうです。日本では、明治初期に花言葉を利用して、草花を楽しむ習慣が輸入されたそうです。

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そういえば、今回衝動買いしてしまったオリンパスのM.ZUIKO ED 30mm F3.5Macroを使用しています。かなり軽いレンズで気軽にマクロ撮影が出来るので高山植物撮影とか食事を撮影するに大変重宝しています。

 

さらに散策していたら、コマクサの群生地の中を歩く雷鳥を見る事が出来ました。

乗鞍や立山も訪れた事があるのですが、そのどれもで雷鳥を見る事が出来ず、今回初めて目に焼き付ける事が出来ました。

雷鳥って思ったよりでかいですね…。毛色から見るにメスだと思われますが一切羽を広げることなく歩き回っていました。また、人に慣れているのか多少近づいても全く気にせず食事を取っていました。

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雷鳥がいるという事で望遠レンズを持って来ておいて正解でした。やはり登山であれども広角だけではなく望遠レンズもあった方がいいと身に染みた機会でした。

 

燕岳の登山

燕岳への登山は、燕山荘に到着した時は天気があまりにも微妙だったので翌日に登りました。

燕岳へは、燕山荘からだいたい片道で30分もしないで到着出来ます。しかも、登りも燕岳へ登るぐらいしかないので気が楽ですね。道中の合戦尾根がきつかったので….

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燕山荘から燕岳まで、1km

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天候は雲があるもののほぼ快晴状態でした。

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特に槍ヶ岳あたりは好天でしたね。あの槍ヶ岳も一生に一度は登ってみたいですね。ただ、道中のはしご登りが恐怖のあまり登れるかが不安です笑

にしてもこの燕山荘から槍ヶ岳へと向かう縦走路は風景がとても綺麗ですね…。これはどのブログでも言われていますが何度でも登りたくなる風景です。一回きりじゃ満足出来ないです。

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↑燕岳へと向かう道中、槍ヶ岳の直上に月が輝いていました。

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↑有名なイルカ岩と槍ヶ岳

イルカ岩までは燕山荘からおおよそ20分ぐらいで到着できました。ちょいとイルカ岩と星空を組み合わせ出来なかったのが残念。これは次回また登って撮影しろってことですね。

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このまま写真を撮りつつゆっくりと山の清々しい朝を味わいながら登って行きました。

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登山道の右側を見るととてもとても綺麗な雲海が広がっています。

ここまでの雲海を見るのは富士山に登って以来だったので感動しました。

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というわけで燕岳到着!山頂は結構狭い!この頂上の石碑?と一緒の撮影は、撮影の順番を守らないといけませんでした。

この後、日曜日ということで混雑回避のため下山を始めました。

と、その前にテントと雲海を撮影し忘れいたので最後に。

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テント内から雲海見れたり出来る贅沢な生活…。これは下界に戻りたくなりますわ…。いや本当に…。

では、お次ぎに燕山荘からの天体撮影となります。

燕山荘からの天体撮影

さて、ここから夜間の天体撮影記になります。

今回は珍しい現象も含め流星群や雲海ととても恵まれた撮影になりました。

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夕暮れ後の空、だんだんと空が暗くなって行き明るい星々が煌めきだす時間帯

ただ、雲の量は多めでこの後はガスったり晴れたりと頻繁に天候が変わりました。

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天の川中心部は雲に覆われこの時は確認出来ず、夏の大三角形と岩を撮影。

ただ、空気の透明度の高さなのか夏の大三角形付近の天の川も鮮明に星々を撮れている。

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燕山荘からカシオペア座、テント場方面。

この時は北側の空は晴れていた。また、燕山荘は消灯が21時なので明かりが前のテント場を照らし出している。北極星に左下にあるのは流星とよく間違えられやすいが恐らくイリジウムフレアというもの。これは衛星に反射している太陽光によって現れる閃光。通常の流星と違い白っぽい色をしているので見分けは付きやすい。

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この後、北の空が完全に晴れ渡り雲海と星々の世界が現れた。

この写真に写っている光の線は、先の写真のイリジウムフレアではなく正真正銘の流星。ペルセウス座の方から流れているのでペルセウス座流星群のものだろう。

流星は白っぽい色ではなく、色付きになってるのは流星のスペクトルでカルシウム、ナトリウム、鉄などによって色が変わる。緑色は酸素によって現れる色合いみたいだ。

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そうのこうのしてるうちにいつの間にかに南の空の天候も回復、立派な天の川を撮影することが出来た。撮影場所は燕山荘の裏手にある岩と天の川。

やはり、下界と違って空気が澄んでいてとてつない綺麗な天の川を見る事が出来た。

ただ、天の川の下部には光害の影響があるので人間の生活でどれだけ夜空が明るくなっているのかが良くわかる。でも、ライト等の光の恩恵を受けているのでどうこういえる立場ではない。

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燕山荘と天の川とペルセウス座流星群

湿度が高くヒータを使わなかったせいでレンズが曇ってややソフトな感じの写真になってしまったがそれでも天の川と流星を捉える事が出来た。

超広角レンズでここまで大きく流星を撮影出来ているので、実際にはかなり明るい火球クラスの流星であった。写真でも見てわかる通り、お盆の週末ということで多くの人々が晴れ渡った星空の下で天体観測や撮影に夢中になっていた。

特に流星が流れ度に大きな声が上がっていた。他の地域ではほとんどが曇りの中こうしてペルセウス座流星群を観測出来たのは本当に運が良かったと思う。

 

そして、今回最も運が良くなかなか見られない現象に出会った。それが下の写真

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月光によるブロッケン現象と白虹である。ブロッケン現象もそうそう出会えるのもではないのですが、夜間の月明かりによるブロッケン現象はネットでも情報が少なくかなり珍しい現象だと思う。

また、今回まだ公開はしない予定ですが、ブロッケン現象と天体との組み合わせも撮影出来ましたのでいずれか公開したいかと思っています。

 

流星、ブロッケン現象、雲海と普段では見れる事が出来ない現象を多く見れたことが非常に幸運に恵まれたと思います。ただ、その分の不幸として、車のフロントガラスに飛び石があたり、新車半年でフロントガラス全取っ替えして見積もり20万近くかかるという落ちに出会いましたが…。やっぱ不幸と幸運はバランス取れていますね恐いです。

 

燕山荘からの朝焼け

さて、もう一つの幸運としては燕山荘からの朝焼けも素晴らしい風景を撮影することが出来ました。

まだ、夜が明けぬ3時半に目が覚めてテントからカメラを持ち出して燕山荘へと向かいました。登山者の朝は早く既に写真のようにテントには明かりが灯っており各々がこれからの準備を整えていました(実際には物音で目が覚めていました)

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3時半でも既に薄明が始まっていて地平線には朝を感じられる明るさがあります。

そして、写真でもわかる通り見事な雲海が広がっていました。

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真夏のオリオンと明けの明星と雲海

8月の中旬になると早朝には冬の星座の代表格であるオリオン座が登ってきます。

また、明けの明星も輝いていてとてつもなく幻想的な風景でした。

このあとだんだんと明るくなり日が昇る前には下のような大変美しい風景が広がっていました。

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太陽光に照らされ赤く染まった雲と雲海

これは上空に高い雲、そして、低空に低い雲がないとなかなか見れない光景でした。

それにテントもいい雰囲気を出しています。ほんとこんなに恵まれてていいのかって感じでした。ちなみにフロントガラス以外にも帰りに車を擦ってしまい傷付きましたので幸運は相殺されいます。(擦ったのは完全に自己責任だけど…)

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燕岳も赤く染まり幻想的な世界が広がっていました。

稜線でのテント泊は今回が初めてだったのですがこんな光景に最初に出会ってしまったのはビギナーズラックですねほんと。今後同じような光景にはなかなか出会えないと思う。

 

そして、いよいよ太陽が顔を出しました。

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太陽の右には浅間山と思われる山があり、噴煙を観測することが出来ました。

さらに時間が立つと背後にある北アルプスの山々にも太陽の光があたり、モルゲンローとを見る事が出来ました。

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槍ヶ岳に太陽光があたりうっすらと赤く染まっています。

いつかあの槍ヶ岳に登ってみたい気持ちはあります。来年あたりに攻めてみたいですね。

そうして、夜間からの撮影と朝焼けの撮影が終わりました。ものすごい撮れ高が高かったです。まだ、公開してないのも含めますと当たりの写真が多くありました。

 

む〜こうして稜線テント泊に嵌って行くのですね。といっても今回は本当にビギナーズラックです。こうやすやすと恵まれる事がないのですがそれを考えてもまた奇跡が起きるかもしれないということを考えて稜線テント泊天体撮影を続けていきたいですね。

 

●帰りのコースタイム

 

燕山荘:8:00頃出発

合戦小屋:8:35頃到着、燕山荘からは35分ほど、スイカを食べていたので8:50頃出発

富士見ベンチ:9:15頃到着、合戦小屋からは25分ほど。9:15頃出発

第三ベンチ:9:40頃到着、富士見ベンチからは25分ほど。9:40頃出発

第二ベンチ:10:00頃到着、第三ベンチからは20分ほど。10:00頃出発

第一ベンチ:10:20頃に到着。第二ベンチからは20分ほど。10:30頃出発

中房温泉:11:00頃到着 第一ベンチからは30分ほど

合計3時間ぐらい

こうみると帰りは行きよりも2時間近く早いコースタイムですね。でも、下りが早いペースだと多分膝を壊したり、転んで怪我をするので注意しないといけないですね…。

 

ともあれ燕岳への登山はこうして終わりです。楽しかった〜。また行きたい!

 

 

山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 2017 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 2017 (登山地図 | マップル)

 
燕岳 四季へのいざない

燕岳 四季へのいざない

 
槍・燕岳を歩く (フルカラー特選ガイド)

槍・燕岳を歩く (フルカラー特選ガイド)

 

 

 

 

 

 

【天体撮影記 第32夜】 静岡県 伊豆半島 千貫門の上に輝く夏の大三角形

 

 

前回:

starryheavens.hatenadiary.jp

 

いつも当ブログに訪問して頂きありがとうございます。

前回は三宅島での天体写真を紹介しましたが、今回は本土に戻ってでの天体撮影記になります。さて、今年の夏は相変わらず曇り優勢の天気が悪いまま、GPVやら天気予報とにらめっこしてどうにかこうにか天体撮影は出来ていますが、完全快晴の中での天体撮影はGW以降出来ていない気がします。

今回も天気予報とにらめっこしつつまだ伊豆半島で訪れていなかった天体撮影スポットの千貫門(せんがんもん)を訪れました。

 

撮影場所(千貫門)について

 元々、千貫門は海底火山の地下にあった、マグマの通り道が地上に現れた火山の根の一部だそうです。このような門みたいになったのは、前回三宅島の記事で紹介したメガネ岩と同じように波の浸食によって岩が削れて中心部がアーチ状になったそうです。

 

千貫門へは近くの駐車場(有料駐車場)に停めてから徒歩10分ほどの所にあります。

夜間だとかなりわかりにくい場所に入り口があります。ただし、入り口からは一山超えて海岸線に降りなくてはいけないので、ちと行きづらい所にあります。

また、ビーチは大きな石のビーチがゴロゴロと転がっているため、歩きづらく夜間の観測場所としてはあまり適してはいません。個人的に気軽に「さぁ星を見に行こう」と思える場所ではありませんでした…。さらに道中落石の心配もありますし、夏場は虫が多かったですね。蜘蛛が苦手なので道中の道で蜘蛛がぶら下がってるのを見ると「ひっ」って思わず声が出てしまうぐらいでしたよ…。

 

千貫門の空の暗さ

ほぼ南伊豆なので千貫門の空は、周りに街灯等なく、街明かりもビーチ裏手にある山で遮られているので天の川も肉眼でしっかりと目視できるだけの暗さに包まれています。

ただ、漁船や飛行機などが頻繁に通るのでそれがどうしても気になってしまいます。

これは南伊豆どこへ行っても同じような感じなので仕方ないと諦めるしかありません。

 

天体写真 作例写真

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↑千貫門と夏の大三角形と流星

この日は、都内では激しい雷雨となっていて、晴れてるのは南伊豆しかありませんでした。しかし、南伊豆も湿った空気の影響か雲が多く湧いていて、晴れ間を狙ってでの撮影になりました。残念ながら到着時間が遅かったため、夏の天の川の中心は既に地平線に沈んでいる状態でした。千貫門の頭上に丁度夏の大三角形が来る構図を狙えました。

また、多くの流星と火球を目視や写真に納めることに成功。ペルセウス座流星群の残り?っぽいのも見る事が出来ました。

上の写真の夏の大三角形と千貫門の間にある流星は方角的にはペルセウス座流星群ではありませんが、比較的明るかった流星です。レンズはシグマのArt 14mm F1.8を使用しているので、超広角でここまで写る流星が撮れれば充分な大きさの流星ですね。

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↑縦構図:夏の大三角形の王冠を被る千貫門。

正直の所、千貫門あたりの構図はこれぐらいしか撮れない感じでした。

北の空は、山に阻まれていて秋の星座との組み合わせも難しく少々残念。海辺の撮影スポットは高原とは違い構図に限りがあるのが痛いところです。さらに、海沿いなので湿度がものすごいため透明度のある星空は山に比べ撮影できません…。

 

そう言えば今回現像した写真を見るとかなりノイズが乗っていました。これは気温が高いせいの熱ノイズなのか、もうかれこれ5年目になる5D3の影響なのか気になる所です。

てか、そろそろ次期機種に変える頃合いですが、6D2の評価が若干微妙なので悩みどころです…。ぼやきになりますが、もうちょい高感度やダイナミックレンジの向上を望んでいたのですが、センサーだとソニーソニー製のセンサー使っているNikonレベルあたりになってくれれば嬉しいんですけどね。ちょっとCanonはレンズもカメラもここ最近微妙に感じるものしか出していない気がします。

 

撮影地勝手にランキング

撮影地の環境:☆☆
空の暗さ:☆☆☆☆
撮影地は過ごしにくく行きづらいので上記の評価
空の暗さは流石南伊豆というべきでかなり暗い空だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【天体撮影記 第31夜】 伊豆諸島5島目 火山から復興した三宅島の天の川を求めて +観光•天体撮影スポット等の紹介

 

 

伊豆諸島での全島での天体撮影を目標に活動としてます。

伊豆諸島で現在訪れたのは、

八丈島

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新島

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式根島

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神津島

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になります。元々八丈島で初めて天の川撮影をして以来伊豆諸島の空の暗さに惹かれて伊豆諸島全ての天の川を撮ってみたいという気持ちから毎年1〜2島を訪れて撮影しています。

伊豆諸島は青ヶ島などを含まれると全9島(伊豆大島、利島、新島、式根島神津島、三宅島、御蔵島八丈島青ヶ島)になります。今年は折り返し地点となる第5島目の三宅島を訪れました。

 

三宅島ってどんな所?

まず初めに三宅島の場所にどんな所かと言うと東京の竹芝桟橋から船で6時間、調布空港から飛行機で50分かかる位置にあります。位置的には、神津島御蔵島の間にあるような感じです。

三宅島は2000年に火山噴火が起きており全島避難が行われた島で、記憶にもある方が多いと思います。現在でも火山活動度ランクAの活火山で20年に1度は噴火している島でもあります。

なので、多くの火山によって形成された様々な地質的風景を見られる面白い場所です。

それと全島避難で人がいなくなって豊かな海になったので魚釣りやダイビングが有名なします。島一周はおおよそ35kmで車だと一時間弱かかります。

三宅島の空の暗さは?

空の暗さは、街明かり等が少なくかなり暗い空です。神津島も暗い空だったのですが三宅島も劣らず綺麗な星々が見えました。特に今回は月明かりがあったのですがそれでも美しい天の川見えていたのでやはり伊豆諸島の島々は天体観測に適していると改めて思いました。

そんな三宅島の天体撮影記を今回は初めから振り返ってみようかと思います。

 

東京から三宅島へと出港

今回も船での旅程で、これまで新島、式根島神津島東海汽船のさるびあ丸という船に乗っていきましたが、三宅島は橘丸という2014年に就航したばっかりの新しい船での船旅でした。ちょうど台風五号が接近していて一時船が欠航になるとひやひやしていたのですが、なんとか条件付きで運行してくれて助かりました。

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新造船でもあってかさるびあ丸より過ごしやすい環境が整っていましたね。

船の振動等もタンデムハイブリット方式の電気推進システムを採用されているのでさるびあ丸よりかはるかに乗り心地が良かったです。といってもさるびあ丸は平成4年に建造された船なので比べるのがそもそもおかしいですが…。

さらに2等和室でも全室に頭で区切られている寝床やロッカー、靴箱が装備されていました。これはさるびあ丸にはなかったので快適度が全然違いましたね。

出港時間は東京の竹芝桟橋を22:30に出航で到着が翌朝5:00のおおよそ6時間の船旅となります。特に夜間遅い時間に出発ということで、会社終わりに船に乗って島へと行くことも可能です。また、夜間には東京の夜景や羽田空港の夜景、そして、レインボーブリッジの真下を通っていくので多くの観望が楽しめます。

 

その後就寝。三宅島に近づくと船内アナウンスが流れそこで起床。

5:00に三宅島の錆が浜港に到着。天気はあいにくの曇り模様でしたが午後になるにつれ回復してきました。

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到着後、予約していたレンタカーを借りて大久保浜キャンプ場へ

島での活動はレンタカーを借りるのがオススメです。島での移動などがぐっと楽になります。

レンタカー料金は3日間借りて15000円ほどでした。グループで利用するならもっとお安くなりますので借りておくのが本当に吉です。

三宅島大久保キャンプ場

大久保浜キャンプ場は三宅島の観光協会にテント泊申請を提出すれば 無料で使用できます。炊場も整備されていて、面白いことにトイレにはウォッシュレットが付いている!

これ他の島のキャンプ場ではなかったのでとてつもなく驚きました笑

三宅島は、観光名所にはトイレがあるのですが、ほぼ全てのトイレにウォッシュレットが付いていました。

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キャンプ場に到着しましたがまだ曇り模様。

この翌日は天候良かったのでその写真でキャンプ場の様子を紹介してきたいと思います。キャンプ場はテント20張り以上は張れそうな場所でしたが想像していたよりか狭かった印象を受けました。7月末の夏の時期でだいぶ混み合ってるかなぁと思っていたのですが全然人がおらず下の写真のように悠々とテントを張れました。

また、式根島、新島のテント場と違い虫が少なく快適な場所でしたね。式根島とかは虫というか蜘蛛やら蟻が多くてなかなか大変だった記憶しかない…。

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また、下の写真のようにキャンプ場からは海を見る事が出来ます。

海岸ではライフセーバーさんも監視に来ているので安心して海に入れます。三宅島の海岸は溶岩質の岩や砂利が多く黒い海岸となっているのが特徴です。また、砂は荒いので普通の浜の砂に比べ足に砂が付いたりはしにくいので快適に過ごせます。

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テント場近くには車で2分ほどでいけるスーパー等もありますので最悪そこで買い物ができます。ただ、どの島でもスーパーが閉まる時間は早いです。19時にはだいたい店は閉まっていますし買い物は早く済ませた方がいいでしょう。

三宅島観光スポット巡り

ではここから訪れた観光スポット紹介を

メガネ岩

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まず初めに、メガネ岩になります。メガネ岩は火山の溶岩が波の浸食で削れて行き二つの穴が空いたのでメガネ岩と呼ばれています。しかし、台風により片方のメガネ岩が崩れいまではメガネ岩ではなくなっています。

そういえば三宅島にはジオスポットという看板がちらほらと見られます。全部でいくつあるかは忘れてしまいましたが島内散策をしていると絶対に目にするはずです。ジオマップというこうしたジオスポットの案内のパンフレットがあるので時間がある方はジオスポット巡りをするのも楽しいです。

火山体験歩道

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また、メガネ岩から少し移動すると上の写真のようなに溶岩に覆われた廃校を見れます。自然の驚異がありのままに伝わってくるので凄かった。また、島内には多くの廃墟があるので廃墟好きの方も楽しめるんじゃないかと。というか廃墟好きの方は既に知られているかもしれない。

七島展望台

お次ぎは、最高の眺めが見られる七島展望台へと向かいました。七島展望台はその名の通り天気が快晴であれば伊豆諸島七つの島をことが出来る展望台です。

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七島展望台までは展望台の入り口から林道を進み15分ぐらいで到着できます。

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訪れた時は天気が微妙で、御蔵島しか見る事ができませんでしたが、観望が最高の場所でした。それとある程度標高があって風も吹いているためめちゃくちゃ涼しかったです。早朝到着でだいぶ疲労が溜まっていたのかここで少し仮眠を取りましたがほんと気持ちよくだいぶ長い時間昼寝をしていました。

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展望台までは自転車で来れるっちゃ来れるみたいですが道中はかなり大変だと思います…。

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展望台の近くにも廃墟が、この廃墟の向こうは火口で現在は立ち入り禁止となっています。まだまだ、火山性ガスが出ているのでかなり危険だそうです。

大路池

この展望台でゆったりとした時間を過ごした後は大路池へと向かいました。

大路池は元々火山の火口に水が溜まって池になったもので、周囲を散策することができます。また、三宅島はバードウォッチングでも有名な島で、野鳥の綺麗な鳴き声を聞きながら散策できます。ただ、真夏は暑いので汗だらだらでそんな余裕はありませんでしたが

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名神

名神社はわりかし有名な神社で、噴火の際に鳥居が埋まり鳥居の上部が下の写真のようにかろうじて出ている状態になっています。

 

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 新たな本殿がすぐ近くに建てられていますが、本当の本宮はこの更に徒歩5分ほど行った場所にあります。雰囲気としてはものすごい厳格なもので、不思議な空間でしたので訪れたらぜひ行ってみてください。

伊豆岬展望台

伊豆岬展望台は三宅島で夕焼けスポットとしても有名な場所です。さらに、ベンチ等も用意されているので恋人と一緒に沈む夕日を見る場所としてはオススメな場所だと思います。こちらは近くにトイレもありますし、屋根付きの展望スペースもあります。

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三宅島 天体写真ご紹介

本題の天体撮影記には入ります。

今まででは梅雨明けの天候が良くなる8月前半あたりを狙って伊豆諸島を訪れていましたが、三宅島は7月末に訪れてます。何故、7月末を狙ったかというと三宅島では7月末に「ふれあいらんど三宅島マリンスコーレ21フェスティバル」で花火大会が行われるためです。

ただ、花火と天の川を撮影するには、下記の条件をクリアしないといけません。

一つ目はまず島にたどり着くこと

二つ目は天候(曇ってたらもちろん撮影できない!)

三つ目は月明かり(月が明るいと天の川が写らない)

この条件を切り抜け撮影出来たことは非常に運が良かったと思います。ちなみに2018年は満月なので今年失敗すると再来年まで待たないといけないので本当に成功して良かったと思います。

 

花火と天の川の撮影場所としてはメガネ岩付近の駐車場を選びました。ここからだと丁度天の川と花火が狙えます。

花火大会が始まる1時間前は、雲が多くこれは厳しいかなと思い待っていましたがその後天候が回復し、天の川方面の雲はほとんど無くなりました。しかし、水蒸気量が多いのかクリアな写真にならなかったのは残念でした(これは仕方ないけど…)また、花火大会の間は晴れていたのですが、花火大会終了後にはまた雲が出て来たのを考えると本当に運が良かったと思います。

 

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花火と天の川同時に撮影を狙いましたが、花火を撮ろうとすると天の川が写らなく、天の川を撮ろうとすると花火が露出オーバーになってしまうために、結局後で比較明合成で重ねました。三宅島の花火大会は、有名どころの花火大会と違い一発ずつ上がっていくので、写真としては非常に撮りやすかったです。あくまで同じ位置での比較明合成になります。撮影場所を変えて天の川を撮影してそれを合成しているわけではありません。このように天の川と花火を同時に見られるのは、三宅島ぐらいしかなかった記憶があります。(他の離島でも花火大会はやっていますが、天の川と一緒にはなかなか見られません…。)

メガネ岩と天の川

花火大会終了後はメガネ岩と天の川を撮影していました。

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ただ、この場所は港からの明かりが結構入ってくるので撮影スポットとしては少し微妙かなと…。

伊豆岬灯台と天の川

この後、場所を変えて先ほど夕焼けスポットで紹介した伊豆岬展望台からの天体写真になります。

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↑上の写真は、天の川と展望台と月の写真になっています。使用しているレンズはシグマ14mm Artになります。

7月の後半から8月の前半にかけて天の川と灯台を一緒に撮影する時間帯としては個人的に22時ぐらいがベストだと感じました。

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伊豆岬の地層と天の川。去年訪れた神津島に匹敵するぐらいの天の川の美しさでした。

離島は水蒸気量がもっと少なければとてもとても美しい天の川を見る事が出来るはずです。これだから離島での天の川撮影はやめられない…。

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少し時間が立つとだんだんと灯台に天の川が傾いて灯台に近づいてきます。

地上の風景は灯台の灯りに照られて昼みたいな明るい風景写ります。

写真はかなり晴れ渡ってるようにみえるのですがこの後雲が急に湧いてきて全く撮影が出来なかったので一日目は伊豆岬灯台で天体撮影を終了しました。

離島は雲が急に発生したり消えたりするので、GPVなどの天気予報はあまりあてにならないです。

 

富賀浜からの天の川と御蔵島

二日目は、富賀浜から御蔵島と天の川を撮影しました。

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御蔵島にかかる天の川

このあと、写真に写ってる雲が移動してきて撮影できず…。御蔵島での天の川の撮影は来年、再来年あたりを予定していますが、結構難易度高そうな場所です…。

撮影時刻は20時頃、この時間帯だとまだ空も明るいですし、月も半月を超えているので明るい空が広がっています。こうなってしまうと都内や光害がある場所では天の川を目視することが出来ませんですがそういったものがない離島では、例え月があっても天の川を観測する事が出来ます。

そう言えばシグマ ART14mmを使用していたら月明かりのせいか右上にフレアが入っていました。これはカメラの液晶だと全く気づかなく家で現像してる際に気がついたほどです。シグマ独特の緑のフレアが出てるので、強い光源(月明かり)などには夜間でもかなり気をつけた方が良さそうですね。

 

それでは今回の三宅島での天体撮影記を締めたいと思います。

三宅島ではまだまだ、撮影できるスポットがあるので残りのスポットも今度訪れて撮影したいです。それと次はダイビングとかの島遊びも楽しんでみたいですね。

 

撮影地勝手にランキング

撮影地の環境:☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆
 
空の暗さや撮影地の環境が整ってるので天体撮影の場所としては一押しの場所ですね。昼間はレジャーを楽しみ夜は天体観測を楽しめる島でした。行ってよかったと思える島でした。