1. まえがき
9月も下旬になり、朝方の空気もひんやりとして過ごしやすい気候になってきました。
棚田の稲も色づき始めて、そろそろ収穫に季節を迎えています。
そんな中、久しぶりに星景写真ではない撮影にお出かけしてきました。
訪問した場所は佐賀県にある「江里山の棚田」になります。「江里山の棚田」は日本の棚田百選に選ばれているそうで、棚田だけではなく、9月下旬に咲く彼岸花でも有名な場所になります。
今回はそんな「江里の棚田」と彼岸花のコラボレーションの写真を紹介していきたいと思います。
2. 江里山の棚田と彼岸花
朝9時頃に到着していましたが、既に駐車場は満車で、警備員の方が路肩に停めるよう案内していました。
彼岸花もちょうど満開の時期を迎えています。棚田の道沿いの至るところに彼岸花が咲いています。
また、この日は晴天で青空と彼岸花のコントラストがとても美しい風景を見せています。
今回の撮影ではEOS R6とRF28mm F2.8 STM、プラナー50mm F1.4の二本のレンズのみで撮影しています。
RF28mm F2.8 STMは小型軽量のパンケーキレンズのため、今回のような散歩撮影にとても重宝しました。
畦道の彼岸花と青空
彼岸花と遠くに見えるのは雲仙岳。視程がいいと雲仙岳と彼岸花と棚田のコラボも撮影できます。
棚田一枚を囲うように彼岸花が植えられています。
彼岸花が畦道に植えられている理由としては
・彼岸花の根によって畦道が崩れないようにする
・彼岸花自体に毒性があり、ネズミやもぐらなどの被害を防ぐ
などの理由があるそうです。
今年は大きな台風もなく、稲の実りも豊富
日光の下に咲く彼岸花もいいですが、個人的には木陰の中に咲く彼岸花も好きです。
プラナー50mm F1.4を久しぶりに使いましたが、ボケはやっぱり綺麗ですね。
そういえば、最近気になっているレンズが今月発売予定のフォクトレンダーノクトロン50mm F1.0、お値段20万円とマニュアルレンズの中でも高価ですが、F値がF1.0と明るいため、こうしたボケを生かす撮影の際にはとんでもない威力を発揮しそうです。
車だとなかなか停めれる場所がなかったのですが、バイクだと小さなスペースも停められるので、バイクと写真撮影は本当に相性がいいです。
3. 撮影機材