1. まえがき
天体撮影記 第180夜になります。
今回は、熊本県の阿蘇にある大観峰から阿蘇の夜景と早朝に昇ってくる夏の天の川を撮影しました。
元々は別の場所で撮影予定でしたが、その場所が立ち入りが難しそうだったので急遽大観峰での撮影に変更になりました。
大観峰は天体撮影記 第107夜で紹介しています。この時は冬の星座との組み合わせでの撮影だったので夏の天の川での撮影は今回が初めてになります。
残念ながら構図としては、阿蘇の夜景と夏の天の川のみなのでほぼ代わり映えのない写真になります。
また、今回は記事の強化を図るために新機材を導入しました。
天気図参考は気象庁|過去の天気図より
朝鮮半島に高気圧があり一応西高東低の冬型の気圧配置にはなっていますが、かなり弱いです。夜半過ぎまでは雲がありましたがその後快晴に向かい無事に夏の天の川を撮影することができました。
2. 大観峰から見える阿蘇の夜景と夏の天の川の競演
仕事終わりに阿蘇まで3時間ほどかけてきた疲れと到着した時に曇っていたのでタイムラプス機材だけ設置して仮眠を取っていました。早朝5時前に起きて撮影開始です。
阿蘇の涅槃像の上に夏の天の川が昇ってきます。雲海によって阿蘇の夜景が隠されることにより光害が抑えられることが一番ベストなのですが、今回は手前までしか雲海が出ませんでした。(残念)
この時期は、わずか1時間ほどしか夏の天の川を撮影できません。3月に入ると徐々に撮影できる時間が増えるのですが、本当に貴重な時間です。
朝焼けに包まれていく夏の天の川
3. 大観峰付近の空の暗さ
大観峰での空の暗さについては、天体撮影記 第107夜をご覧ください。
そして今回周辺の空の暗さを把握できるようにリコーのTHETA SC2を購入して360°タイムラプス撮影をしてみました。
その時の動画がこちらになります。
※スマホだとYoutubeの専用アプリを入れないと360°で試聴は出来ないみたいです。
流石にフルサイズと比べたら画質は酷いですが、周囲の光害の様子などが確認できるかと思います。
リコーもさらに画質が良くなるZ1などもありますが流石に値段が10万円を超えるので初っ端から手を出すのはやめておきました。初心者向けのSC2をしばらく利用していきたいと思います。
4. あとがき
天体撮影記 第180夜をお送りいたしました。今回は阿蘇の夜景と夏の天の川の組み合わせともう一つ、リコー THETA SC2のタイムラプスの実践導入を試してみました。
リコー THETA SC2の画質は、予想していた通りそこまではよくはないですね笑
ただ、周辺の光害状況などが記録できるので買ったことに後悔はしていません。
当ブログは撮影地の状況とかもわかるようにしていきたいので今後の撮影でも使って行こうかと思います。
また、リコー THETA SC2の良かったところや不満点などのレビューについても記事を簡単に書いています。
【 サンディスク 正規品 】 SDカード 128GB SDXC Class10 UHS-I 読取り最大100MB/s SanDisk Ultra SDSDUNR-128G-GHENN エコパッケージ
- 発売日: 2019/11/15
- メディア: Personal Computers
Lowepro ギアアップ クリエーターボックス L II カメラアクセサリー ガジェット収納ポーチ 3.8L コンパクト LP37348-PWW
- 発売日: 2020/07/02
- メディア: エレクトロニクス
5. 使用機材