カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

カメラと星景写真の日々

【天体撮影記 第107夜】 熊本県 阿蘇山外輪の大観峰から見る星空

【スポンサーリンク】

夏の天の川シーズンももうほとんど終わってしまいました。後は9月末の新月期あたりが最後の撮影シーズンかもしれません。

今年はビビッと来る天の川との組み合わせ写真をあまり撮影出来ていないので少々消化不良な所がありますが、来年頑張ります。

 

そして、阿蘇山外輪の大観峰からの撮影で九州に来てから初の熊本県での天体撮影になります!

当初大分方面での撮影を考えていたのですが、撮影地の候補場所の天気が悪そうだったので前回の天体撮影記 第106夜に引き続き撮影地の変更です。

今年の夏の後半は本当に晴れないですよ。ずっと雲ばかりで気分が滅入って来ます。

なので、ストレス発散でRF15-35mm F2.8L IS USMをポチってしまいました()

と、資金面はCP+からずっとレンズ予算で貯めて来たので一応出費としては予定していた通りです。これでやっとEOS Rの広角レンズが手に入ります。

レビューに関しては到着してかつ使って見てから公開したいかと思っています。

 

 

 

1. 大観峰について 

大観峰(だいかんぼう)は、阿蘇山北外輪山の最高峰になります。

大観峰からは、阿蘇カルデラカルデラ壁、阿蘇五岳、そして九重連山を一望することが出来ます。

大観峰までのアクセスは国道212号で山頂近くまで行けて、駐車場も完備されています。※メインの駐車場は夜間閉鎖

ただ、アクセス良好なので、夜間でも人が多くまた走り屋も集まって来るので少々騒がしい部分もあります。

大観峰の最高峰までは駐車場から徒歩5分程度で、道中にトイレありです。

長時間過ごす場所としてはいい場所でした。

また、こちらも全天開けているので流星群の観測などは最適な場所だと思います。


 

2. 大観峰の空の暗さ

f:id:Starryheavens:20190908212807p:plain

大観峰の光害の数値は0.27とかなり暗い値となっていますが、実際には阿蘇市の光害をモロに受けるので思ったよりかは明るい夜空です。

それでも天の川は目視出来るので星空観測についての支障はそこまでないと思います。

ただし、阿蘇山方面と天の川を組み合わせる場合は阿蘇市の光害の影響を受けるのでハーフNDフィルターなどを使って街明かりを抑える必要性があります。

 

 

3. 熊本県 阿蘇山外輪の大観峰から見る星空

今回は月入りが0時過ぎだったので、夏の天の川の撮影は諦めて秋の星空と夜半に上がってくる冬の星座を狙いました。今回は写真多めでお送りします。

本当は月入りも狙いたかったのですが、天候が完全に回復したのが1時過ぎだったので撮影できず。

f:id:Starryheavens:20190908212427j:plain

大観峰の石碑と秋の天の川」

大観峰の石碑と秋の天の川の縦構図になります。石の部分は丁度阿蘇市の夜景と星空を見に来ていた人の灯りを利用させてもらいました。

よく直接被写体に光を当てる人がいますが、あまり自然な光の感じにはならないので間接的な光の使い方の方が個人的には好きです。

f:id:Starryheavens:20190908212438j:plain

大観峰の石碑と秋の天の川」

夏の天の川も沈んでしまい、夏の名残としては夏の大三角形が残ってるぐらい。

後は秋の大四辺形もあるけど構図としてはかなり使いにくいのであまり作例として上がったことはないかも。

ちなみに後ほどの明け方に気がついたのですが、下のモヤモヤとした部分は雲ではなく阿蘇山からの火山灰でした。夜間だと全く見えないので気がつかなかったです。

f:id:Starryheavens:20190908212447j:plain

大観峰の石碑と秋上りゆく冬の星座」

もう深夜過ぎになると冬の星座が昇って来る時期になりました。こうして星を毎年・毎月追っているといつの時期にどんな星座や星が昇って来るのかが感覚的にわかってきます。

f:id:Starryheavens:20190908215229j:plain

大観峰からオリオン座と阿蘇市の夜景」

そして、深夜1時を過ぎると冬の星座の代表格であるオリオン座が上って来ました。

阿蘇市の夜景はハーフND32で落としています。また、Canon 5DMarkⅣのマウント部にはLee No.3をセッティングしていますのでハーフNDとソフトフィルターの組み合わせになります。流石に両方を組み合わせると画質の劣化は免れませんね。

あと、Leeのソフトフィルターも購入してからだいぶ経っているのでそろそろ新品を買わないといけないかも。

 

f:id:Starryheavens:20190908215929j:plain

「電波塔とオリオン」

阿蘇北デジタルテレビ中継局の電波塔とオリオン座の構図になります。

個人的に結構この写真は気に入っています。

f:id:Starryheavens:20190908212553j:plain

「電波塔と冬のダイヤモンドの半分」

冬のダイヤモンドの半分が昇りました。ちょっとこの日もお疲れモードだったので冬のダイヤモンド全部が昇りきる前にダウンしてしまいました。

f:id:Starryheavens:20190908220326j:plain

大観峰駐車場から冬の星座たち」

こちらは閉鎖されている方の駐車場です。人の出入りはできますが車は入ることができませんのでこの先の駐車場に車を止めなければなりません。

観測のみなら大観峰まで行かずともこの駐車場からでも十分に綺麗な星空を眺めることができます。

左下のふたご座の下に見えるのが九重連山の山並みです。思っていた以上に九重連山阿蘇は近いのですね。ここまで綺麗にはっきりと見えるとは思っていませんでした。

 

4. あとがき

この日は夜間のうちに帰宅せず朝の大観峰も撮影してきました。

f:id:Starryheavens:20190908212639j:plain

台風一過ということもあり青空はかなり澄んだ綺麗な色となっていました。

しかしながら、阿蘇山からの火山灰がはっきりと見えるほどで朝起きたら車にまあまあな量の火山灰が積もっていました。

火山灰が流れる風向きとかも考えないと撮影にも影響が出て来そうですね…。

f:id:Starryheavens:20190908212645j:plain

九重連山風景

九重連山方面は秋の紅葉の時期に攻めようと策略中です。撮りたい場所は決まっているので後は天候と休み次第!楽しみ。

と、阿蘇山大観峰以外にも撮影候補地はかなりあるのでこれからもちょくちょく通っていきたいと思っています。

 

5. 勝手に撮影地ランキング

撮影地の環境:☆☆☆☆☆

空の暗さ:☆☆☆

 

トイレ、駐車場完備なので長時間過ごしやすく、天体観測にも最適な場所。

天の川も見えて運がいいと雲海+星空とかも撮影出来そうです。また、夏の天の川