1. まえがき
天体撮影記 第177夜と第178夜に続いて宮崎県での撮影になります。
第177,178夜以降は休日に天気が悪い日が多く全く撮影が出来ない日々が続いていました。
九州だと冬型の気圧配置になると晴れる範囲が太平洋側の宮崎県沿岸部しかありません。
ただ、宮崎県の沿岸部って長崎からだとめちゃくちゃ遠いんですよね…。九州中央自動車道が完成すればだいぶましにはなるのですが、当分かかりそうですね。
ただ、2月になると明け方に夏の天の川が昇ってくるので折角宮崎県の沿岸部が晴れているので撮影に出ました。


天気図参考は気象庁|過去の天気図より
冬型の気圧配置。この状態になると九州は宮崎県の太平洋側の一部しか晴れない状態です。
2. 遠見山展望台から明けの明星と夏の天の川の帰還
遠見山展望台は前景となるものは特にはないので今回は夏の天の川の撮影メインとなります。
ただ、駐車場から撮影できるので車と星空の組み合わせを撮影するには良い場所かもしれません。
北側は延岡市の光害、南側は日向市の光害の影響を受けます。
日向市と延岡市の光害がかなり気になりますが、東側は日向灘なので空が暗く星空もはっきり見えます。
一通り冬の星座の撮影を終えたら一旦仮眠を取って早朝5時前ぐらいにアラームをセットしました。
5時前の夏の天の川。夏の天の川の中心部がようやく顔を出してくれました。2022年初の夏の天の川撮影です。
しかし、今回ミスしたことがありまして、なぜかRAWではなくjpegで撮影していました。jpegに変更した記憶がないので多分メニュー画面をいじっている際に切り替わってしまったと思います。ちなみに3年前の三浦半島での撮影の時もやらかしています(苦笑)
ちょっと撮影前に確認するようなチェックリスト作っておかないといけませんね…。
夏の天の川の左下にある明るい星は最初木星かと思っていましたが、明けの明星(金星)でしたね。
2月の夏の天の川の撮影は日の出まで1時間ちょっとぐらいしかまともに撮影する時間がありませんのでかなり貴重な時間です。
遠見山展望台からはちょうど真東が開けているので昇ってくる夏の天の川を撮影するには絶好のロケーションです。ただ、夏の天の川が南側に移動すると日向市の光害を受けるので、この場所での撮影は2~4月までがベストシーズンになると思います。
空がだんだんと明るくなってきました。2月の夏の天の川は薄明時の朝焼けと夏の天の川を撮影できることです。
夏の天の川の中で最も色々な色が混じった星空を撮影できるのでこの時期はすごい好きですね。
3. 遠見山展望台付近の空の暗さ
空の暗さは0.21で数値的には暗いですが、日向市と延岡市の光害がすごいです。ただ、日向灘方面からの光害などは一切ないので昇ってくる夏の天の川や冬の星座を撮影するには良い場所です。
4. あとがき
天体撮影記 第179夜は遠見山展望台から明けの明星と夏の天の川の帰還をお送りしました。
遠見山展望台までの道中は狭く、また日向市と延岡市の光害があるので空は多少明るいです。
しかし、太平洋側に昇る夏の天の川を撮影するには最適の場所でした。
5. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆
駐車場はあり、トイレは駐車場から下ったところにあります。また、遠見山山頂展望台まで行くと夜景も見られるので星空と夜景両方を楽しむには最高のロケーションだと思います。

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6. 使用機材