カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

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【天体撮影記 第177夜】 宮崎県 青島の隆起海床と奇形波蝕痕と冬の星空

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1. まえがき

年末は天候が悪くて家でのんびりしていましたが年始にかけてようやく天気がいい日が続いていたので宮崎県に2夜連続の遠征に出かけてきました。

1夜目である天体撮影記 第177夜では宮崎県 青島の隆起海床と奇形波蝕痕と冬の星空というテーマで撮影しました。

 

そういえば、Nikon Z9が発売されましたね。値段とスペック的にはかなり気になっています。最近はCanonNikonの二刀流で使用していますが、両社ともにメリットデメリットがあります。ただ、タイムラプスの撮影についてはNikonの方が圧倒的に進んでいるなと思う次第です。CanonについてはEOS R6とRF15-35mm F2.8L IS USMとの組み合わせが星景撮影で最も最強のコンビなのでNikonに乗り換えるかと言われると悩みどころ。ただ、軽いのはZ7Ⅱ+Z 14-24mm F2.8の組み合わせなんですよね。うーん

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天気図参考は気象庁|過去の天気図より

さて、新年初っ端の撮影は天候に恵まれました。気圧配置図的には高気圧が九州を覆っており、安定している形となっています。

2.  青島の隆起海床と奇形波蝕痕と冬の星空

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1月になると日が暮れた時点でふたご座とオリオン座がすでに地平線上に上がってきています。

宮崎県 青島の隆起海床と奇形波蝕痕+水面鏡を狙って撮影してみました。

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青島付近は近くに宮崎空港があるので頻繁に飛行機が構図の中に入ってきます。f:id:Starryheavens:20220109122947j:plain一部明るい部分がありますが、これは近くにあるホテルの光になります。

ただ、太平洋側は大きな街などない海なので肉眼でも冬の天の川を目視で見れるぐらいの夜空となっています。

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オリオン座と冬の大三角形

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冬の大三角形と沈没船

2010年に座礁した沈没船(実際は浚渫船(しゅんせつせん))の一部が未だに残っています。

また、オリオン座より下の部分が赤くなっているのは恐らく大気光だと思います。肉眼では大気光は全く見えませんが、写真で撮ると緑色や赤色の大気光を撮影することが出来ます。

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にしても青島方面から見る東側の空は本当に暗いですね。天の川撮影なら夏の天の川が昇ってくる2~4月ごろの撮影が一番いいかもしれません。

また、宮崎県は九州内においても冬場でも晴れやすいので星空撮影に適した場所だと思います。

 

3. あとがき

新年の撮影一発目は宮崎県の青島の隆起海床と奇形波蝕痕と冬の星空を撮影してきました。宮崎県内でもいくつか撮影候補地があり、今回はその一つになります。

それにしても宮崎県の海側は冬場でも暖かいですね。冬場での撮影にも本当に適していると思います。

 

成澤広幸の星空撮影地105選 (双葉社スーパームック)

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4. 使用機材  

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R6 ボディー EOSR6

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  • 発売日: 2020/08/31
  • メディア: Camera
 
CaNn RFレンズ RF15-35mm F2.8 L IS USM ブラック

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  • 発売日: 2019/09/30
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