1. Canon RF16mm F2.8 STM
数ヶ月前から噂されていた小型軽量の超広角レンズCanon RF16mm F2.8 STMが遂にCanonから公式発表されました。
いや本当にこの手のレンズを待ち望んでいたんですよ。何度も何度もSONYに乗り換えようかと思いましたがこれで完全にCanonに留まることが出来ます。
広角単焦点レンズはかねてから待ちわびていましたがCanonのことなのでどうせLレンズの14mm F2.8ぐらいしか出さないだろうと思っていたところのまさかの廉価超広角単焦点レンズを出してくるとは…完全に想定外です。
2. 登山・旅行用最強広角レンズとなるか?
広角単焦点でF2.8にもかかわらずRF50mm F1.8 STMとほぼ変わらない大きさやばくないですか?
いやむしろ0.3mmという誤差の範囲ですがRF50mm F1.8 STMよりも全長は短くなっています。このおかげで登山や旅行用のカメラレンズとしては間違いなくCanon機のアドバンテージが大きくなりました。
特にCanon機でもっとも小型軽量なフルサイズであるRP+RF16mmF2.8STM+RF24-105mmF4.5-7.1STMの組み合わせでフルサイズなのに小型軽量で超広角から望遠までをカバーできます。
ちなみに総重量は
EOS RP: 485g
RF24-105mm F4-7.1 IS STM: 395g
RF50mm F1.8 STM: 160g
RF16mm F2.8 STM: 165g
=485g+395g+160g+165g=1205g
広角から中望遠まで揃えて1205gほどです。さらに今回同時に発表されたRF100-400mmF5.6-8 IS USM(635g)を追加しても1840gと2kg切るので登山や旅行においても広角から超望遠まで備えられる完璧なシステムが完成します。
上記の全てのカメラ・レンズを揃えても20万円代後半となり(中古で揃えると20万円代前半)フルサイズの敷居がかなり低くなりました。
これまでのCanonのRFレンズは高いものしかなかったのですが、このクラスであれば初心者にもやっとCanon機をオススメできます。
ちなみにEOS R6は680gなので、若干2kg超えますがそれでも軽いですね。星景写真をするなら間違いなくEOS R6は最強なので予算があればEOS R6をお勧めします。
3. 星景撮影に使えるか?
まあ、今回気になるところはここですよね。
撒き餌レンズレベルなので周辺の画質については正直期待していません。
作例を見る限り周辺流れは結構ありそうな雰囲気でサジタルコマフレアも結構出そうな感じがします。ただ、こればかりは試してみないとわからないですね。出来れば許容範囲で収まって欲しいです。
ちなみに周辺画質以外にも様々なデメリットを予想していますが、この小型軽量であれば登山・旅行用の超広角単焦点レンズとなります。
予約開始後すぐにでも予約して使いたいところです。レビューもなるべく早く上げたいと思っています。