今更ですが、EOS RとCanon RF 35mm F1.8 マクロ IS STMを使用して夏の天の川撮影の記事を
Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STMで星景撮影って実際のところ使えるのかという疑問ともっぱら使用しているレンズはTAMRONSP 15-30mm F2.8 Di VC USDとSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Artの二本で現時点ではこのレンズはMaxの画角が30mmなので30mm以上の望遠域を使いたい場合でCanon RF 35mm F1.8 マクロ IS STMが代用となるか確認してみました。
あとこのレンズで星景写真撮影している作例もそうそう見ないので一応ご参考程度に
1. RF35mm F1.8 マクロ IS STMは星景写真として使えるのか?
撮影設定:露光時間10秒, F値:1.8
撮影設定:露光時間10秒, F値:2.8
前回天体撮影記で紹介した久留米ツツジから出て来た天の川を撮影しています。
うーん今回の場合かなり近くに目標の被写体があったので、さそり座と夏の天の川が入る構図で風景を取り入れる星景撮影だと35mmは若干画角が狭いような印象を受けましたが、これが遠く離れた山岳と天の川や星座などを組み合わせるなら使える画角かもしれません。
あと、万が一、TAMRONSP 15-30mm F2.8 Di VC USDとSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Artなどが故障した場合に代用にはできそうな感じです。
それと軽いので登山でレンズを減らした時はCanon RF 35mm F1.8 マクロ IS STMで星景写真はありだと思っています。
2. RF35mm F1.8 マクロ IS STMで星空撮影して思ったこと
2.1 サジタルコマフレア
撮影設定:露光時間10秒, F値:1.8
撮影設定:露光時間10秒, F値:2.8
上記写真を見ていただければわかると思うが、開放F1.8だとどうしてもサジタルコマフレアが出てしまう。それゆえにさそり座みたいな明るい星を四隅に配置しない方がいいかもしれない。サジタルコマフレアが完全に消えるのはF2.8ぐらいまでとなる。
ノイズは意外と後ほどの補正でどうにかなるが、サジタルコマフレアはどうにもならないのでISOをあげてF2.8にしてサジタルコマフレアをなくした方がいいと思う。
サジタルコマフレアの問題は大口径レンズだとどうしても気になって来る。なので、以前はシグマの14mm F1.8や20mm F1.4も所持していたが、明るい星を四隅に持ってきてしまうとサジタルコマフレアが気になりすぎて結局手放してしまった過去もある。なので、明るいレンズほどいいってわけではないかもしれない。
もちろん今後の技術革新で明るいレンズでもサジタルコマフレアが少なくなるレンズは出て来るかもしれないというか一応NikonのNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctとかは開放でも全然サジタルコマフレアが少なかったので可能性としては高い。
ただ、広角レンズは設計上かなり補正が難しいとのことを耳にしたことがあるのでまだまだ明るいレンズでサジタルコマフレアが全然ないレンズが出て来るまでは時間がかかるかもしれない。
2.2 周辺減光について
開放F1.8は周辺減光結構きついのでこれもF2.8ぐらいまで絞った方が使える。ただ、周辺減光についてはLightroomで補正できるのであまり気にしてはいない。
逆に中央部に注目した被写体を置いて撮影ってのも考えられるが、今の現像ソフトで周辺減光増やすこともできるのでもはや意味がないかも
2.3 ピントについて
Canon RF 35mm F1.8 マクロ IS STMでMFで合わせていたピントがズレやすくて何回もピント位置を合わし直しました。できればピントを合わせたあとにフォーカスリングにテープとかを貼って固定した方がいいかも?
3. まとめ
Canon RF 35mm F1.8 マクロ IS STMは一応天の川撮影や星景撮影にも使えることがわかったけど使うとすると開放じゃなくF2.8まで絞っておいた方がいいかも。今後も使うかは悩みどころだが登山には絶対に持っていくのでそこで望遠側が足りない時に使用したりするぐらいかな?
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