1. まえがき
前回の天体撮影記 第122夜でチャレンジしたけど天候が悪くなりリタイヤした阿蘇の火映と夏の天の川のリベンジに再び、杵島岳へと訪れてきました。今回はGPVの予想的にも良さそうということで深夜の2時ぐらいから杵島岳へと登り撮影しました。
2. 杵島岳の空の暗さ
空の暗さについては前回紹介したので割愛
3. 熊本県 3度目の正直、阿蘇の火映と夏の天の川を!
深夜2時ぐらいに登り始めました。
前日に見ていたGPVの快晴予報は外れてしまい、ガスに覆われた山頂へと登っていきます。
勝手な思い込みだと思いますがGPVは悪い方は当たるのですが良い方は外れることが多い…。
山頂で30分ほど待機していると徐々に山頂を覆っていたガスが抜けてきました。
夏の天の川は、阿蘇山の向こうにあります。撮影できるまではもうしばらくかかりそうですね。ということでインターバル撮影をして待っていました。
その時に少し高い噴煙が上がり、写真を見て見るとなんと火映が写っているではないですか!
天の川は完全には上り切ってないのですが、夏の天の川と阿蘇山の火映をちゃんと撮影することができました!
嬉しい…念願だった火映と夏の天の川を撮影できてまた人生で撮りたいものを一つクリアしました。
次は噴火した時にでる火山雷と天の川を撮影したいですね(笑)難易度はどんどん上がっていきます。
ただ、上の写真を拡大して見るとわかるのですが、水蒸気量が多いせいかわからないのですが、ノイジーな写真になっています。
夏の天の川の大部分が上りきりました。噴火活動はやや軟調になり、先ほどみたいな火映は見られなくなりました。
阿蘇山の火映についてですが、Youtubeの阿蘇山のライブカメラで黒い噴煙が上がっていた場合に火映がよく見られる印象でした。
この後、杵島岳は再びガスに飲まれたので下山して、草千里内で烏帽子岳と夏の天の川を撮影しました。
杵島岳の左側に見える明るい星は木星だと思います。ひときわ目立ちますよね。ここ数年は天の川の近くに目立つ惑星があるので天の川写真を見ただけで撮影した年は大体把握できます。
個人的には2018年の木星と火星に挟まれた夏の天の川が一番印象がありますし、星の並びも綺麗でしたね。
4. あとがき
2020年初の夏の天の川+阿蘇の火映を無事撮影できて、天体撮影記122夜のリベンジを果たすことが出来ました。
これで一旦、阿蘇での撮影は区切りをつけて別の場所を回っていきたいと思います。
ただ、ここ最近仕事が忙しく休みが中々取れない+休みの日に限って天候不良の二重苦を味わっています。本当は九州の各地をもうちょっと巡りたいと思ってるんですけどね…。
個人的には鹿児島方面も攻めたいと思っているのですが、今いるところから車で5,6時間はかかるので気やすに行けないのが…あと高速代とガソリン代がえげつないことになりますし。
それでも引き続き色々な天体撮影地を回っていきたいと思います。
次は、 天体撮影記第125夜になります。久々のナイトハイク+山頂からの夏の天の川の写真になります。
最近のブログ記事はちょっとボリュームが少ないですが、次は少しボリューム多めで書けそうです。
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