カメラと星景写真の日々

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【長崎県】 弓張岳展望台からの佐世保夜景とさせぼシーサイドフェスティバルの花火

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唐津市の九州花火大会に続いて今シーズン2度目の花火大会の撮影にお出かけして来ました。

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今回は佐世保の夜景とさせぼシーサイドフェスティバルで打ち上げられる花火を狙って弓張岳展望台からの俯瞰撮影にチャレンジです!

 

弓張岳展望台からのさせぼシーサイドフェスティバルの花火大会メモ

弓張岳の展望台で俯瞰撮影できる僅かなスペースについては前日の夜ごろから場所取りがされていたみたいなので、いい場所を取りたいならかなり早い段階からの場所取りが必要になって来ます。

弓張岳展望台の前にあるスロープ部分からでも俯瞰撮影出来るのでこちらもかなり早い段階で場所取りしないと行けないかと思っていましたが、午前中用事のため結局16時に到着…でもスロープ部分の場所取りは16時でも空いているスペースが多く普通にいい場所を取ることができました。

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Google Mapで説明するとこんな感じ。

スロープ部分は17時までは空いていました。

しかし、スロープからの撮影でしたが、人が通ると振動があるのでブレた写真になってしまうこともしばしばあります。そういうのを気にする場合だと早めに展望台の場所取りに参加した方がいいかもしれません。

ちなみに18時台になるとスロープ含めほぼ全ての場所が写真撮影する人で埋め尽くされます。通常の花火大会の見物人は19時からギリギリになって訪れてきているのですが見学する場所すらないような感じでした。なので、花火大会の見物でも18時前には入っておかないと厳しい感じです。

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花火は合計三箇所から打ち上げられます。一箇所目はおそらく地上から、二箇所目、三箇所目は船上から花火が打ち上げられていました。なので、船次第で毎年若干打ち上げ場所が変わる可能性があります。

させぼシーサイドフェスティバルの花火は初っ端に二尺玉スタートです。画角としては50mmぐらいで余裕を持って撮影しておいて後はトリミングの方が失敗はないと思います。また、比較明合成で3箇所の花火を狙う場合も同様に50mmあれば三箇所全て収めることは可能だと思います。

今回はEF24-105mm F4L IS USMを使用しましたがこれ一本で十分でした。望遠レンズは無くてもよかったかなと。

EF 24-105mm f/4L IS USM
 

  

それと花火の撮影だと必ずリモートコントローラがないと話にならない。無くても撮影出来ないことはないけど「ブレ」などで写真がダメになってしまう場合が多い。特に後で「比較明合成」で花火を重ねる時に「ブレ」による写真のズレのせいで重ねてもブレブレの写真になる場合があるので絶対に買っておいた方がいい。

 

弓張岳展望台より佐世保夜景とさせぼシーサイドフェスティバルの花火

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構図として定番なのがやはり佐世保市内を通る北九州道と花火の組み合わせ。

佐世保市内を通る北九州道佐世保の夜景の撮影ポイントとしても押さえたい部分なのでこれを取り入れた構図で撮影した。

また、来年は別の場所での撮影を予定しているのでこの定番構図を無事に撮影できただけでも安心した。

花火大会は年1なので失敗が許されないので撮影となると結構疲れる。ので、撮影そっちのけで恋人と一緒に花火大会を見るのがいいと思う。いや、一番の勝ち組はカップルで撮影かな?でもそれだと撮影に夢中になりすぎてもはや一人となんら変わらないか

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させぼシーサイドフェスティバルの花火は、2019年は二尺玉が3回上がったことが確認できた。

一発目はさせぼシーサイドフェスティバルの花火大会が始まった時

二発目はだいたいフィナーレあたり

三発目はフィナーレとして打ち上げられていた。

 

二尺玉は白色系の大輪花火の中に小さな花火が入っていて、その色もそれぞれ違う。

上の写真は一発目の二尺玉で緑色の小さな花火が入っているのがわかる。

ちなみに二尺玉は一番右の船から全て打ち上げられている。

打ち上げ高さはほぼ弓張岳展望台と同じ高さぐらいだった。

 

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また、一番左の打ち上げ場所では水面花火も打ち上げられているがこれは望遠レンズじゃないと切り取りは難しい。しかし、ここを望遠レンズで切り取っていると二尺玉が撮影できない恐れがあるので、全体構図で三箇所全てからの写真を撮影して、後でトリミングしていくのが一番失敗がない撮り方かもしれない。

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この日は、霞があったものの風が適度にあり、煙も流されて綺麗に花火が撮影できる条件が揃っていた。

それにしても前回の唐津城の花火大会に比べると花火の種類が非常に多くて楽しめたイメージ。

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二発目の二尺玉になる。子花火は紫色だった。

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こちらの写真は三箇所から打ち上げられた写真を比較明合成で重ねている写真。

実際はこのような景色を見られることはないので非現実的になってしまう。が、花火の写真は比較明合成で重ねた写真が多い。

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フィナーレには三箇所から一気に花火が打ち上げられると同時に二尺玉もあがるのでなかなかの大迫力だった。

 

この後、弓張岳から佐世保市内へと降りる時に大渋滞するかと思われたが渋滞はほとんどなくすんなりと佐世保市内を抜けることができた。

九州の花火大会は今の所は帰りが憂鬱になる渋滞が起きていない。関東の花火大会とはここら辺が大違いだ。まあ、それだけ関東周辺に人が一極集中してるってことだろう…。

別に大都市圏を落とすわけではないけど、こちらにいると満員電車もないし混雑に頭を悩まされることが少ないので非常に暮らしやすい。

ただ、大都市圏に比べるとイベントや店などは少ないのでそうしたのを求めるとなると大都市圏に人が集まるのだろう。

自分はもはや老後の生活を送っているようなものなので大都市圏への憧れとかは特段ない。唯一心残りなのが北アルプス南アルプスに気軽に行けなくなったぐらいか…。

 

夜の絶景写真 花火編―誰でもドラマチックな花火写真が撮れるようになる

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させぼシーサイドフェスティバルの花火大会後にはりんご岩と天の川を撮影してきました。

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