前回の天体撮影記 第94.5夜にて長崎県 弓張岳展望台から天の川の撮影に挑戦しましたがこの時は空の状態がそこまで良くなく、空の状態が最高な時にリベンジしようと考えていました。
そんな日を待っていたところ、丁度梅雨前線が下がり大陸からの高気圧に覆われて空がまるで冬の日のように澄んでいる日がやってきました。
この日は夕暮れ風景も美しく、佐世保夜景×マジックアワーとしてはこちらに訪れて以来一番最高なのが撮影できました。
弓張岳展望台から夜景と天の川のリベンジ
この後の夜間も引き続き最高の夜空が広がりそうなので、そのまま弓張岳へと移動し、早速撮影。
前回よりも若干撮影時間が早いため丁度佐世保の街の頭上に寝ている天の川の構図となっています。これ以上時間が経ってしまうと天の川の中心部が佐世保市街から遠ざかってしまうため、天の川と夜景とのバランスがいいのはこの時間帯の天の川の位置がベストだと思っています。
前回のが左、今回撮影したのが右になります。前回のは湿度が高く街明かりが拡散していた状態でしたが、今回は湿度が低く風もあったので街明かりの拡散が抑えられており夜景と天の川の調和が前にも増してしっかりとしています。
今回の撮影に使用したのは前回同様ハーフND32になります。
NiSi 角型フィルター 150mmシステム ハーフND32 ソフトグラデーション Nano IR GND32 1.5 150x170mm
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ハーフND64を使用すると街明かりがもうちょい抑えられるためもうちょいマシな写真が撮れるかもしれませんがもう今年は買い物しすぎたので来年追加購入して試したいと思っています…。
この日は湿度が低いため撮って出しでも天の川を十分に写すことができたがこういう日は中々巡り会うことができない。
今現在では最高の空の状態の中での撮影でこのレベルなのでこれ以上だと地上部と天の川をそれぞれ別撮りして合成って方法しかないかもしれない。
天の川だけなら佐世保市内が雲海に包まれてその頭上に天の川ってのも考えられるけどそれはかなりレアなケースなのでちと非現実的かな。
個人的にはハーフND64を購入したらチャレンジも一応考えているけどとりあえず夜景と天の川のバランスがそこそこ良いのを撮れたのでリベンジは成功としておきたい。
そのため、今回は番外編ではなく正式な天体撮影記としての記録とする。
以上