私が普段星景写真の計画から撮影する時に利用しているおすすめサイトを紹介したいと思います。
基本的に星景写真を撮影する際には下記5サイトを使用しながら撮影日を選んだり、撮影地を決めたりしています。
1. GPV 気象予報/ SCW天気予報
写真撮影でもはや知らない人の方が少ないのではないかというほどの有名サイト。だいたい休日前に詳細(39時間)を確認、また旅行などでは広域(264時間)を使用しておおよその撮影日を決めるのに使っています。
まあ、あくまでもスーパーコンピューターが予測する天気予報なので当たらないこともしばしばあります。
最終的には衛星画像や天気図などで大まかな個人予報で撮影日が最終決定しています。
2017年からリリースされたGPVの詳細版のSCW。
ここ最近はこちらのサイトを使われている方が多いと思われます。が、自分は普段の星景撮影ではそこまで使っていないです…。ただ、地形図などの地図と予報が組み合わせられるので登山時にはよく使っています。
2. ひまわり8号リアルタイムWeb - NICT
Himawari-8 Real-time Web - NICT
気象庁が提供しているひまわり8号によるリアルタイムの高解像度可視画像を表示しているサイトになります。Yahooサイトなどによる気象衛星の画像は赤外画像で、赤外画像では写らない雲の確認が出来ません。そんな時はひまわり8号によるリアルタイムの可視画像でどんな雲がこれから夜にかけてかかってくるかなどを大まかに確認することができます。
しかし、可視画像なので夜間は見られないためその時に赤外画像に切り替えておおよその雲の動きを予測をするのに使用しています。
ちなみに撮影する際によく使っているのはGPVやSCWではなくこちらのひまわり8号によるリアルタイム画像なんですよね。
3. 月の出月の入り計算サイト
長期間の撮影スケジュールを立てている時に使用しているサイトになります。天の川撮影などでは月明かりがあると濃い天の川を撮影するのは難しくなりますのでここのサイトでいつ月が出て来るか月が沈むかを確認しています。また、月明かりによる星景写真を撮影する際にも大いに役に立つサイトだと思っています。
地名や都市名を入れて細かく計算できるところもポイント高いです。
4. 光害マップ
撮影地候補の光害を調べるためのサイト。あくまで参考として使っている基本的に値が1以下だと天の川が見えるとこれまで使って来ての感想です。
もちろん例外もあるので実際に現地を訪れて確かめるのがやはり一番。
5. Google Map
撮影地を決めるのに使っているサイトというかこれはもう使っている人がいないと思うので紹介するか悩んだが一応。光害マップと組み合わせて使っています。また、道路沿いだとストリートビューが使えるのでどんな場所かを把握できるのでかなり助かってます。
星景写真撮影の計画や撮影時には上記5サイトを主に使用しています。次回は星景写真の撮影計画の立て方についての記事も書いてみたいかと思います。
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