長崎県の土谷棚田の夕景を撮影してきました。
土谷棚田について
土谷棚田は夕景撮影スポットとしてもかなり有名な場所で全国各地からカメラマンが集まってくる撮影地で、日本の棚田百選にも選ばれています。その棚田の数はなんと400枚もありますが、こんだけの枚数あると田植えがかなり大変なのが想像つきます。こうした風景を見られるのも代々棚田を守り続けた農家の人のおかげ様ですね。
4月の初旬ごろからは既に水が張られていてGWあたりには田植えが始まってしまいます。そのために、完全な水鏡を撮影したいとなるとGW前になります。
9月になると、棚田のあぜにロウソクを置いて灯す「土谷棚田の火祭り」が開催されます。土谷棚田の火祭りで検索をかけると出てくるので是非ごらんください。私も秋口に撮影に行ってみようかと思っています。
棚田すぐ近くの駐車場は11台停められます。夕焼けのピーク時にはだいたい埋まっているのでもう一つの駐車場に停められます。
玄海灘に沈む夕陽
まだ、土谷棚田の田植えが始まっていないので綺麗な水面鏡の写真を撮影することができます。玄海灘に落ちる夕陽も見ていると心が洗われるような景色でした。
棚田は広角レンズだけではなく望遠で撮るのも楽しい
久しぶりにSIGMA Art 135mm F1.8 DG HSMで望遠撮影してきました。いつも天体撮影で稼働率が低いですが、ボケを生かしたいときやこうした風景写真を撮影する時には大活躍します。
棚田の水面鏡は広角レンズで撮るよりも望遠レンズで一部を切り取るとまた違った光景になります。
棚田の縦構図も意外と嵌る
上の写真の横構図を縦構図に変えて撮影しました。
長閑な風景で落ち着きます。この時期から気温も暖かくなってきて、蛙の鳴き声が聞きながらのんびりと撮影するというのは心が穏やかになります。
夕焼けとオリオン座。
後に公開します天体撮影記でも紹介しますが、ちょうど土谷棚田の彼方にオリオン座が沈んでいく構図を作れるのですよ。ただ、夏の天の川との組み合わせはちょいと方角的に厳しいのでここで天体撮影している人はあまり多くはいません。
天の川との組み合わせなら大浦の棚田展望台が一応有名スポットになっています。
引っ越して来てはや1ヶ月となりますが、九州は近場に多くの撮影場所があるので週末がとても楽しみになりました。
元々は神奈川住みだったのですが、撮影スポットとなると渋滞の中進んだり、距離が遠かったりと結構出るのが億劫になっていた部分があったんですよね。
まだまだ、多くの撮影場所があるので色々回っていいところを紹介していきたいと思っています。
ではでは