目次
1. 前置き
11月に入るとだいたいは山小屋なども閉まってしまうので山での天体撮影は一旦小休止(雪が降り始めたら雪山での天体撮影は再開するつもり)。
そのため、今回はまだ訪れることが出来ていなかった千葉県の夫婦岩(雀島)に冬の星座の天体撮影に訪れてきました。
千葉県の天体撮影スポットはこれまでに結構色々なところを訪れましたがまだまだ心残りの場所や新規の場所もちらほらとあります。
2. 夫婦岩 (雀島)について
実は雀島という名前がついた島は千葉県の南房総市の富岡海岸にありますが、今回紹介するのはいすみ市にある夫婦岩 (雀島)になります。
ちなみに夫婦岩 (雀島)の正式名称をネットで調べてみたところどうやら夫婦岩の方が正しくて雀島の方はこのエリアの名前になるそうです。確かにGoogle Mapを確認すると夫婦岩 (雀島)と表示されています。
この夫婦岩は元々1つの岩だったみたいですが波の浸食により現在のような二つの夫婦岩になったそうです。なので、この夫婦岩もいつになるかはわかりませんが浸食されて消えゆく運命にあります。
夫婦岩 (雀島)は数年前は星空撮影ではほとんど聞かなかったのですがここ最近千葉県の天体撮影スポットとしての知名度が上がってきています。(実際に私も知りませんでした)
もちろん天体撮影だけではなく、昼間の撮影や日の出の撮影などでも有名みたい
それと近くにオートキャンプ場があるのでキャンプ中にこちらの夫婦岩 (雀島)を訪れて天体観測ってのもありかもしれません。
また、この夫婦岩 (雀島)は同じくいすみ市の天体撮影スポットである釣ヶ崎海岸広場の近くにあるのではしごでの天体撮影が可能です。
3. 夫婦岩 (雀島)の空の暗さ
光害マップの値は1.21なので結構明るいです。北側は九十九里浜の光害があるので北側での天体撮影は難しい。しかし、東から南側に掛けてはいつも通り太平洋に面しているので問題なく撮影が出来ます。
4. 夫婦岩 (雀島)と冬の星座を
夫婦岩 (雀島)で考えていた構図は昇ってくるオリオン座と夫婦岩の組み合わせ。これがどうしても撮りたかった。
本当はオリオン座が水平線から顔を出しているところを狙いたかったのですが会社終わりでは間に合いませんでした…。
また、GPVだと快晴予報となっていたが、小さな雲が発生していて快晴の中での天体撮影はできなかったのがちと残念。でもまあ、雲があると動きは出るのでそれはそれでいいかな?
冬の星座の撮影だとオリオン座が一番人気だが個人的にはぎょしゃ座もお気に入りでよくぎょしゃ座の構図も撮影している。また、夫婦岩の上にはふたご座もあるがこちらは構図としての組み合わせが難しい。
夫婦岩の夫?の方に頭上に冬の大三角形を配置した構図になります。これ撮影するときにずーっと同じ所に雲がかかってなかなか撮影出来なかった。
最後に冬のダイヤモンドと夫婦岩になります。
冬のダイヤモンドは何度も紹介していますが、オリオン座のリゲル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスの6つの星を結ぶことでダイヤモンドの形になります。
夫婦岩 (雀島)は天の川撮影でも有名ですが、天の川が寝ている時期でないと夫婦岩と組み合わせることが難しく個人的には冬の星座との組み合わせの方が星景写真らしい写真が撮れるんじゃないかという印象を受けました。
最後の一枚はEOS Rを使用して太平洋から昇ってくる月と夫婦岩そして、北斗七星になります。こちらはソフトフィルターを使用してないので北斗七星がわかりにくくなってます。
EOS Rは個人的な意見ですが写真のざらつきが多い気がします。
5. 撮影機材
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4
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6. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆
撮影環境としては車からすぐに降りて撮影出来るので寒い冬場でも車の中に待機することが出来るのでとてもええです。
空の暗さも東から南側に掛けては真っ暗だが北側がダメなので☆3つとしています。