目次
- 1. 前置き
- 2. 伊豆諸島の新島とは?
- 3. 新島の空の暗さは?
- 4. 美しい海と星を持つ新島へ
- 5. 夜間の天体撮影1日目
- 6. 夜間の天体撮影2日目
- 7. 撮影地勝手にランキング
- 8. 撮影機材
1. 前置き
今回はライブドア時代の伊豆諸島撮影記の焼き直し記事になります。
撮影記としては2015年と3年前の物になりますが、見返すと余りに内容が薄かったので色々肉付けして焼き直ししていきたいと思います。
撮影記としてはいつもの天体撮影記の形式で書いて行きます。
2. 伊豆諸島の新島とは?
伊豆諸島の一つであり、東京から南に160kmの所にあります。
下の写真のような白い砂浜と青い海が広がっていて、海水浴場も船着き場からすぐにあるので夏場は海水浴客で賑わっています。
ただ、賑わっていると行っても伊豆の白浜とか関東圏の海水浴場に比べて圧倒的に少ないので夏に過ごす場所としては最高の所です。(船でわざわざ時間をかけて島に行く人はなかなかいないってのも…)
それとこの島は羽伏裏海岸ってところがあるんですが、そこも白い砂浜と美しい乳青色の海が続く海岸で世界的なサーフスポットとなっていて、サーフィンの大会も行われています。下の写真を見てもらえばわかると思いますが確かに良い波が立ってる様な気がします。
にしても新島の島の風景は美しかった…。伊豆諸島の中で最も美しい白浜と海を持っている島だと思います。
もちろん海水浴以外にも黒潮があるので、イルカやクジラなども見る事が出来るそうです。
一部マニアな話ですが、新島には離島には珍しいサバゲーフィールドもあってそれ目当ての観光客もいるみたいです。
3. 新島の空の暗さは?
東京から南に160kmの所にあるので、夜間になるととてつもなく美しい星空が広がります。が、新島村の中心部から空港部は光害が多く、更に海岸沿いの道には街灯があるので観測に適しているのは島の裏側の羽伏海岸の方です。
あとは、車か原付でしか行けないのですが富士見峠展望台も星を見る場所的には良さそうです。(2015年当時は自転車での移動だったので撮影出来なかった…悔しい)
光害マップ
撮影した場所の光害の値ですが、0.28とかなり低いです。更に南側方面には他の島などはないので真っ暗な宇宙が広がっています。唯一あるとしたらこの後紹介するキャンプ場からの光害ぐらい
4. 美しい海と星を持つ新島へ
新島へは、東京の浜松町にある竹芝桟橋から深夜23:00頃に出発して、新島に翌朝7:30に到着する大型客船と同じく竹芝桟橋から出ているジェットフォイルのセブンアイランドがあります。後者のジェットフォイルは速度が80kmなので竹芝桟橋から新島まで2時間半ほどで行く事が出来ます。
船だけではなく少々値が張るのと繁忙期だと予約が取り辛い航路っててもあります。こちらは調布空港から新島空港まで所要時間30分で行く事が出来ます。
値段の順としては、大型客船<ジェットフォイル<飛行機となりますが、時間はその逆なので急いで行きたい方はジェットフォイルか飛行機で、ゆったり船旅と島旅を楽しみたいのと荷物が多い場合は大型客船に乗るのが一番です。
大型客船はさるびあ丸という船ですが、既に就航から25年以上経っているので船の中は少々寂れた感じはします。ただ、流石に就航年数25年以上なので新造船はそろそろ建造するとは思うんですが…。
ともあれ、この時選んだのは大型客船の船旅ですがまあ学生だったのでお金がなかったってのもありますしこの頃は機材にばっかお金を使っていたので常に金欠状態だったてのも…。
船降りて思ったのが上でも紹介してるけど、白い浜と乳青色の素晴らしい海。
海岸にはゴミも少なく本当に綺麗な砂浜が広がっている。
4.1 羽伏浦キャンプ場へ
このときは、金欠兼夜間自由に動ける様に羽伏浦キャンプ場でテントを立てて3日間過ごした。移動にはレンタルサイクル(1日1000円!)を借りて島を移動していたが、坂道なども結構あり電動自転車にすればよかったなと後悔した記憶があります。
キャンプ場の風景全然撮ってない!雰囲気を紹介するとかなり広大なキャンプ場となっています。シャワーとかトイレとかもありますが大きな蜘蛛がいたりと虫が苦手な人には結構厳しいキャンプ場でした笑
それと日本人のキャンプしている人は少なくだいたいが長期休暇を取っている様な外人で家族で訪れている感じでした。夕方になるとあちこちでクーラーボックスから焼き肉を出してBBQしているのを見てこの時めっちゃ羨ましく感じていましたね。日本も長期休暇で2週間ぐらいのバカンス取れれば最高なんですけどね…。
ちなみに上のところはこの後テント内がめちゃくちゃ暑くなったのでやや木陰がある場所に移動しました。上の写真は3日目の朝で既に生活感溢れる形になっています。
この頃のテントは今のプロモンテではなくて友人に借りているステラリッジを使っていました。
4.2 新島島内観光へ
4.2.1 羽伏浦海岸へ
もう3年前の写真なので今は海岸の様子とかが変わっているかもしれません。
羽伏浦海岸は前に紹介したとおり綺麗な乳青色の海が続く海岸です。写真を見てもらえばわかりますが、結構大きな波が太平洋側から押し寄せてくるのでサーファーには人気の場所です。また、基本的に羽伏浦キャンプ場にキャンプしている外人はサーファー兼キャンプを楽しみながら過ごしていました。
外人もアジア系はほとんどいなくだいたいが欧米系の外人だったのも意外でした。
4.2.2 新島港あたりをぶらぶら
夏らしい青空と夏雲の組み合わせの写真(撮影場所は近くにある光と風と波の塔というところから撮影しています。)
前にあるのが、新島港で青い屋根の建物が新島観光協会でこの中に一応小さな食堂があります。
新島観光協会の奥にビーチがあってここの砂浜がめちゃくちゃ綺麗です。
波も穏やかで小さな子供がいる方はこの砂浜でのんびり泳いで過ごすのがいいかと思います。いも洗い状態の海水浴場じゃありませんし本当に落ち着いて過ごせます。
あと、関東沿いには音楽流してうるさい海水浴場とかありますが、島にはそういう音楽を流す施設がないので静かに過ごしたい人には本当にオススメしたいところでした。
4.2.3 湯の浜露天温泉
新島の観光協会から徒歩で10分以内にある湯の浜露天温泉は無料の露天温泉になります。温泉は水着着用必須の混浴となっていますが眺めが絶景なので新島を訪れたら必ずいって欲しいところ!無料ってのも魅力的(シャワーとロッカーは有料100円です)
このように一番高い丘の上にも温泉があって綺麗な海を見ながら浸かれます。なので、海水浴に飽きたら是非露天風呂へ
写真は残念ながらありませんがここからの夕日も綺麗みたいなので夕日を見ながらの温泉も是非(夕日撮影のために温泉のところへはいかなかった…)
4.3.4 その他新島の写真
湯の浜露天温泉から少しあるくと上の写真のような岩場があります。
この岩場からの眺めも絶景でした。
意外と撮影している写真が少なくてもっと撮影していればよかったと後悔…。
夕暮れの島の風景
島の夕暮れってなんでこんなに美しいのか…
5. 夜間の天体撮影1日目
夜間の撮影スポットを探しながら新島を巡っていたらあっという間に夜になりました。
最初は湯の浜温泉周辺がいいかなと思っていましたが…
海岸沿いにあるナトリウムの街灯の影響が半端ない
いや本当に酷かった…。新島の港側は本当に撮影に適していないです。観測の方も光を避けるなら羽伏浦海岸へ行った方が良いです。
のでこの後とりあえず羽伏浦キャンプ場へ一旦戻りキャンプ場での撮影も試みましたが…
キャンプ場も明るい…
いやでも、夏の天の川は見えますし撮れるんですよ。それと風の影響かこの時は島の西側方面からどんどん雲が湧いて来て満天の星空を撮影することができませんでした。
結局この後は夜中に雷雲が近づいてきて大雨になるなど最悪の天気模様になってしまいました。
6. 夜間の天体撮影2日目
旅程は星空を撮るまでは帰らないと決めていたので二日目も新島でのんびりしながら夜まで過ごしていました。
この日は撮影スポットを変えて街灯とかがない羽伏浦海岸展望台へ向かいました。
ここには夜暗くなるまで3時間ぐらい滞在していましたね笑
ただ、そのおかげで下の写真の様な素晴らしい天の川を撮影することが出来たんですよ。
昇り来る天の川、8月の中旬頃に撮影しているので天の川自体はだいぶ昇って来てしまっていました。
そして、左側を見てもらえばわかりますがキャンプ場の明かりや街灯の明かりの影響が結構あります。新島の空は暗いんですがこうした街灯の影響を避ける撮影地はこの時は探しきれませんでした。
ともあれ、伊豆諸島2島目での天の川撮影に成功出来たので満足
ちなみにこの場所は後ろに廃道あったり、波の音や風の音で結構恐い場所でした。
今なら多分平気ですが3年前まではまだ暗闇になれていなかったので天の川撮影できた!さぁ帰ろう!って感じですぐに撤退していましたね笑
ただ、どのみち夏の天の川は立っていき、やがて右側にある崖に隠れて行くのでこのままいても天の川の撮影は出来ないってのも撤退理由の一つでした。
なので、夏場で羽伏浦海岸で天の川を見たい方は、夜の22時ぐらいまでがリミットだと思いますのでご注意を
7. 撮影地勝手にランキング
撮影地の環境ですが、羽伏浦海岸にはトイレ等なかったので長時間過ごすには厳しい場所なのと島のかなり行き辛い場所にあるので星三つになっています。
8. 撮影機材
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