1. まえがき
梅雨の中休みを狙って大分県 九重連山の扇ヶ鼻山頂から阿蘇の寝観音と夏の天の川を撮影しましたが、この撮影のあとに熊本県の鍋ヶ滝の撮影にも訪れてきました。
鍋ヶ滝は九州に越してきてから訪れたい場所の一つでしたが、昨年はコロナで密を避けるために立ち入れない状況でした。
今年は休日は休業で立ち入れませんが、平日は営業していたので今回ようやく訪問することが出来ました。
2. 鍋ヶ滝について
熊本県阿蘇郡小国町にある滝になります。この滝の特徴としては滝の裏側に入れることで有名でCMとかにもよく使われています。
私がこの鍋ヶ滝を知ったのは確かシグマのカタログに掲載されていた作例写真からだったと記憶しています。
今回は撮影出来ませんでしたが、夜になるとライトアップもされて幻想的な光景になります。
ただ、残念ながら現在はコロナの影響でライトアップは中止となっています。
3. 新緑深まる鍋ヶ滝
新緑が深まる木々の間から光が差し込み、美しい姿を見せています。平日ということもあり、観光客が少ないので、ゆっくりと滝を撮影することが出来ました。
今回の撮影の目的の一つの滝の裏から写真も無事に撮影することができました。
こうした滝の裏に空間が出来るのは、上部が阿蘇山の噴火で発生した火砕流でできた岩石、下部が元々あった柔らかい地層でその柔らかい地層が削られていくことによって形成されたそうです。
今回の鍋ヶ滝の撮影では、NISIのNDフィルターを使って長時間露光しています。
結構滝飛沫が入ってくるので撮影の際には、フィルターに水滴が付かないように十分注意する必要があります。
条件が良ければ木々の隙間からの光芒によりさらに幻想的な風景となります。(今回は撮影できず)
4. あとがき
訪問してみたい場所の一つであった鍋ヶ滝
滝の裏からの光景を見られる場所はほとんどないので、熊本県の阿蘇観光で訪れる際には是非コースの一つとして選んで欲しい場所です。
さて、梅雨時期なのでメインの星景写真はちょっとお休みになりそうです。撮影タイミングもちょくちょく狙っているのですが、休みとのタイミングが合いません。
梅雨が明け始める来月あたりには一応離島での撮影も計画しているのですが、どうなるやら…。ただ、天の川のシーズンも残り2ヶ月なのでチャンスがあれば積極的に撮影に出かけたいと思います。
ブログとしては、最近は天体撮影記がメインとなっていますが、それだと更新頻度がえらい減ってしまうので、今まで撮りためていた写真の紹介もしていこうかと思っています。
5. 使用機材