カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

カメラと星景写真の日々

NiSiの角型NDフィルターを導入したら撮影の幅が広がりました。

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starryheavens.hatenadiary.jp

 前回のNisiの角型ハーフNDフィルターの一応続きみたいになります。前回はNisiの角型ハーフND32の一枚のみの購入でしたが、今回は角型フィルターND1000を楽天のポイントキャンペーン攻撃に再びやられて購入してしまいました。ので、実際に使ってみての感想です。

 

Q. 何故ND1000を購入したのか?

A.星景写真だと正直のところND1000を購入するよりも、今持っているハーフND32より更に上のハーフND64あたりを買い足したほうが夜景×星景写真を狙えますが、少し撮影の幅を広げたくて今回ND1000を購入しました。

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例えばNisiさんのND1000が入っていた箱なんですがこのような夕景と水面のような写真を撮影してみたかったんですよね。でも、システムを組むのにかなりお金がかかることで躊躇していましたがハーフNDも買っちゃったしならばND1000を購入しました。

ND1000意外にもND2,4,8,16…100000まで13種類のNDフィルターの暗さの段階で刻まれています。

 

nisifilters.jp

Nisiのフィルターガイドで詳しく説明されているのでこちらをご覧ください。

昼間の撮影と黄昏時の撮影ではND1000ぐらいがちょうどベストと思ったのと暗さが足りなければもう一つNDフィルターを購入して組み合わせれば更なる減光効果が得られるのでとりあえず試してみようってND1000を選びました。

ちなみにNDフィルターの掛け合わせはNDの数字と数字をかけ合わせたときの数字は減光される数値なります。

例えばND4×ND8だとND32を使用したときと同等の効果が得られます。

 

NiSiの角型NDフィルター開封の儀

箱から取り出すとハーフNDと同じように

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ハーフNDフィルターと同じく合皮のケースも一緒についてきます。この合皮のケースはいつも思うんですがセンスありますよね。ロゴもこう露骨なアピールをしてないところにポイントが高いです。

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ND1000でも暗黒物質を塗布したような暗さ…。これがND32000やND100000になっていくとどうなるか私気になります。

f:id:Starryheavens:20190616184201j:plainハーフND32と比較してみるとかなり真っ黒なことがわかります。

ちなみにハーフNDは150 ㎜×170 ㎜の大きさですが、NDフィルターは150 mmmm×150 mmの正方四辺形となっています。これはハーフNDだとND効果のあるところを変えてゆくので縦の部分の長さの余裕を取っているんでしょうね。

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NDフィルターの裏側になります。これまたハーフNDフィルターになかったスポンジ状の物が付いていますがこれはNDフィルターに光が入らないようにするためだそうです。

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実施に説明書にもホルダーの正式な装着方法が記載されています。

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NDフィルターをホルダーに固定するとこのような感じになりまして丁度ホルダーにぴったりとはまるような感じです。なお、NDフィルターを装着する際はホルダーの一番手前に装着しないと光が入ってしまい写真がダメになってしまいます。

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NDフィルターの重さは約114gほどなので重さは気になりませんが結局ガラス製なので落としたら割れる恐怖は相変わらずあります。

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お値段がお値段なので本当に落とした時が泣くに泣けないので取り扱いに注意しましょう。特にNDフィルター使うところって滝とか滑りやすいので一回外しながらの運用がベスト。だけど慣れてくるとめんどくさくなってそのまま移動しながら使いそう。

 

NiSiの角型NDフィルターの実戦投入

というわけで早速NiSiの角型NDフィルターを実戦投入しに滝行に訪れてまいりました。

NDフィルターの滝行なので正直設定等については試行錯誤状態です。

 

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この写真はISO100、露光時間10秒、絞りF11で撮影しています。しかし、Lightroomで弄った後なので元の写真はもう少し暗いです。それでもNDフィルターの効果で長時間露光ができてスムーズな水の流れを撮影することが出来ます。これNDフィルターを使わないと撮れない写真なのでちょっと感動しました。

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もう一枚はアジサイと滝の写真。こちらも長時間露光で撮影しています。滝の水をスムーズにして普段とは一味違う写真に仕上げられました。

 

まとめ

まだまだ、しっかりとNDフィルターを使いこなせてはいませんが、これからNisiのHPで紹介されているみたいな黄昏時の写真などを撮影できるよう色々と試行錯誤していきたいと思っています。もちろんNisiのNDフィルターだけじゃなく通常の円形のNDフィルターでも撮影の幅は広がりますので撮影の幅を拡げたい人は是非とも購入してみてください。楽しいですよ。まあ、値段は高いですが…。

NiSi 角型フィルター 150mm NDフィルター ND1000 150×150mm