目次
1. 前置き
天体撮影記 第73夜で千葉県の夫婦岩(雀岩)での天体撮影を終えた後にこれまでノーマークだった太東崎灯台にちらっと訪れてきました。
といってもあくまで下見程度だったので撮影記としては天体撮影記 第73夜の番外編で73.5夜にしています。番外編は高ボッチ以来に…!
2. 太東崎灯台について
太東崎灯台は1950年に建てられた灯台で、1952年に和泉字和泉ガ谷の山頂に移築されそうです。その後、海蝕による大規模な崖崩れがあって現在の場所に新設されましたとのことです。(太東埼灯台/千葉県公式観光情報サイト-まるごとe! ちば-)
海抜58mの高台に建っていてその近くは駐車場や広場が整備されています。
駐車場は10台ぐらい止められそうですが道中の道がめちゃくちゃ狭いのですれ違いとかには注意が必要です。特に流星群の観測日とかは混みそうな予感…。
そもそもこの太東崎灯台での天体撮影とかってほとんどネットとかに上がっていないんですよね。まあ、理由としては後ほど写真をあげますが星景写真の構図としてはあまりに何も無さすぎるんですよ。
ただ、千葉県の高台で東から南側は太平洋なので空は暗く視界も開けているので星野撮影(海沿いだから適してないか…?)や天の川を見るため、流星群観測にはいいかもしれません。
それといすみ市の夜景も見ることが出来るので純粋なデートスポットとしても良さげな感じ。
トイレも整備されてて屋根付きのベンチもあるので長時間過ごすには最適な場所なんですよね。
3. 太東崎灯台の空の暗さについて
千葉県の夫婦岩(雀岩)では1.21の値に対して太東崎灯台は0.67と低い値になっている。ただ、空の暗さは実感的に夫婦岩(雀岩)とそこまで変わらない感じだった。
これも太東崎灯台も千葉特有の東から南側は暗く北側と西側は明るい。
春から夏にかけての夏の天の川観測やふたご座流星群、ペルセウス座流星群を観測するには十分な空の暗さはあるので訪れる価値はある。
4. 太東崎灯台の空の暗さについて
トイレの明かりは深夜でも煌々と付いているのである意味安心感はあるかもしれない。さらに冬の天の川もうっすらと写り込んでいるので空の暗さは問題ないことはわかると思う。
一方北側方面は茂原市の光害などを受けるので流星群観測だと暗い流星は見えにくいかもしれない。ただし、秋の天の川も十分に写っているので街中よりかは確実に多くの流星を見ることが出来ると思う。
続いて駐車場付近から撮影した写真になる。(ソフトフィルターを使用しています)
地上部が明るくなっているのは灯台の明かりのせいだが肉眼だと暗いのでライトは必須だ。
流星群を見るならこちらの方角を見ていた方が間違いなく良いぐらいの空の暗さがある。太平洋に面しているので街明かりなどがないためだ。
駐車場の奥に進むと広場がある。ほぼ360度開けているのでブルーシート等を持っていって寝転んで観測するのもありだし、ベンチもあるので座りながら見るのもありだ。
また、駐車場のすぐ側なのですぐに車に退避もできる。
太平洋側は本当に真っ暗な空が広がっている。今回は秋の撮影なので夏の天の川は写っていないが、春先になるとこちらの方角に上がってくるので天の川だけの撮影の場所としてもいいかもしれない。
5. 勝手に撮影地ランキング
撮影・観測地の環境:☆☆☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆
空の暗さは充分にあるが、北側と西側の街明かりが気になる所
一方、撮影・観測地の環境としては、駐車場近くやトイレ、ベンチ等完備されているので文句無しの星5としている。
6. 撮影機材
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