目次
1. 前置き
2016年8月の最初の週に伊豆諸島の一つである神津島へ天体撮影に訪れてきました。
初めに神津島で撮影などでお世話になりましたaki141(@IshiiLeo)さんと(@milk_tomo)さんには感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
伊豆諸島での天体撮影については、これまで八丈島、新島、式根島で天の川撮影を行ってきました。
撮影記録の詳細についてはライブドアブログにまとめています。
今回は伊豆諸島4島目になる神津島を訪れ天の川狙いの天体写真を撮って来ました。
台風5号が発生していて迫ってきている中で天候的に星空は見えるか見えないかの瀬戸際でしたが、台風のコースがずれたことにより神津島では湿度も低い快晴の中でとても美しい星空を撮影出来ました!
その天体撮影記をまとめて行きたいと思います。
神津島への旅行記はまた別途に…!というか2年間放置して書いてないので必ず書きます。
1. 東京の竹芝桟橋から神津島へ
去年の新島と式根島を訪れた際に使用した大型客船で神津島を訪れて来ました。
この時の海の穏やかさは半端無かった!
水面鏡みたいで本当に美しい海だった…。そして、空は低い雲はあるもの夏空広がる空でした。
この後も更に天候が回復していって、島への滞在は2泊3日だったのですが両夜ともに最高の星空を見る事が出来ました。
島内観光については、旅行記の方で!(現在執筆中)
2. 神津島の空の暗さ
光害溢れる東京から相当な距離が離れているのでとてつもない暗い空が広がっています。
特に天の川が見られる南側では相当な暗さを誇ります。北側では下の天体写真でもわかるとおりやや関東圏からの光害の影響は受けますがそれでも真っ暗な空です。
島の中心部は明るいですが、島の中心部から離れると新島や式根島に比べ、海岸線に街灯もないので素晴らしい星空が見れます。
特に赤崎遊歩道や神津島空港あたりは真っ暗な空が広がっています!
3. 神々の集う島、神津島からの星空を求めて
「ありま展望台から夏の天の川と十字架」
昼間にロケハンしていた時に上の写真の構図が狙えそうだったので、最初はありま展望台を訪れました。そして、きちんとありま展望台から夏の天の川と十字架そして、灯台の構図が撮影できました。
ただ、この頃はただ天の川を撮影することのみが目的だったのでさそり座が切れており、星景写真としては微妙なものとなっています。
「じゅりあの十字架と夏の大三角形」
お気に入りの写真です。夏の大三角形の中に何かを入れる構図はよく使います笑
「北斗七星へと向かう道」
記事の書き直し中に写真フォルダから見つけた構図になります。何故か現像しないまま埋まっていましたが結構好きな構図
「北天の空と十字架」
天文ガイドでの初の掲載作品になります。北極星を中心に北斗七星とカシオペアがちょうど水平になっている構図です。
お次ぎは赤崎遊歩道に向かいました。
「赤崎遊歩道からの天の川」
前景は色々な構図で撮れるので非常に撮影のやりがいがあるポイント
天の川も本当に綺麗に見えるので是非神津島を訪れてほしいところ!
「三浦湾展望台からの天の川」
車でしか行き辛い場所ですが三浦湾展望第からの天の川も美しかったです。
右に見える明るいのは月でその下にある赤い光はちょっと何かはわかりませんでした。
「神津島空港近くの広場からの天の川」
神津島空港あたりは空港施設の灯りとかで明るいかなと思っていたんですが意外と暗くなおかつ空が開けているので天体撮影と観測には最適な場所でした。