1. 部分月食撮影
11月19日は食分0.978の部分月食がありました。満月が本影の98%ぐらい覆われるのでほぼほぼ皆既月食と言っても確かに差し支えないぐらいの部分月食だったと思います。
天候も全国的に晴れていて多くの地域で観測した方もいらっしゃったかもしれません。
今回はその部分月食を撮影した写真を紹介していきたいと思います。
九州地方特に今住んでいる長崎県は月出については日本国内でも最も遅い方になります。
部分月食が始まった時点ではまだ月は地平線の下で部分月食の最大食が始まる20分ほど前からようやく月が見え始めました。
既に皆既月食のような赤い月になっており、一部分だけが白い月の明かりを残している状態
そして、18時02頃、部分月食の最大食となりました。目視でも見ていましたがほぼ皆既月食と変わらない姿です。
夜に浮かぶ赤い月はとても幻想的
また、月食により月の光が抑えられるので月の周辺の星々も見ることができます。
特に今回目玉だったと思うのが月のそばにあるプレアデス星団と部分月食のコラボです。
部分月食とプレアデス星団のコラボは中々見られる機会がないので今回撮影できてよかったです。
本当は今年の5月26日にも皆既月食があったのですが、確かその時は日本全国曇りでほとんどの場所で観測できなかった記憶があります。なので、部分月食ですが、今回撮影できて本当によかったです。
ちなみに月食の撮影は2018年以来3年ぶりです。
2. 次の皆既月食は?
2022年の11月8日に次は部分月食ではなく皆既月食の方が起こりますので、今回見逃した方が来年チャレンジしてみてください。
3. 使用機材