カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

カメラと星景写真の日々

2019年のCP+で星景写真用として気になった機材  

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昨年2018年のCP+は特に目新しいものもなく訪れなかったのですが、今年2019年のCP+は星景写真を撮ってる身としては気になるものがあったので訪れてきました。

 

2019年で気になった機材については、下記のとおり

気になる機材

 SAMYANG 「SAMYANG XP 10mm F3.5」

 Canon「RF15-35mm F2.8L IS USM」

  Vixen ポラリエ U

  Kenko スターリーナイト

の三つだ。番外編で中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95 Cとかも気になっている。

 

今回は写真を交えてCP+で実際に見てきた製品について紹介してきたい。

 

 

1. SAMYANG 「SAMYANG XP 10mm F3.5」

 

CP+では実際に本レンズをカメラに取り付けて使用することができたので撮影した写真と共に紹介していきたい。ただ、本レンズはすみません別途の記事で紹介します。

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「SAMYANG XP 10mm F3.5」のオープン価格は13万7千円となっているので実売りは10万円前後な?発売日については聞いてみたところ5月のGW前後での発売を目処に勧めているそうだ。

 

starryheavens.hatenadiary.jp

 

2. Canon「RF15-35mm F2.8L IS USM」

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CanonのRFレンズシリーズの中で最も早く発売して欲しい「RF15-35mm F2.8L IS USM」

フルサイズレンズで15mmから35mmの広角域をカバーしてなおかつF2.8でさらにフィルターを取り付けられるレンズは本レンズぐらいしか思いつかない。

特に現状はEOR Rにアダプターを介してシグマ ART 14-24mm F2.8を取り付けて使用しているので軽量化のはずが軽量できていない自体に陥っている。

この「RF15-35mm F2.8L IS USM」については実際に見てきたが小型・軽量ってわけではない。重量については確実に1kgは切ってきそうな雰囲気で勝手な予想では750gほどではないかと見ている。そうなると、現状の登山ではタムロン15-30mm F2.8 VC USDを使用しているがそれに比べては軽量化はできそうだ。

f:id:Starryheavens:20190303105942j:plainフィルター系は82mmで現行のEF16-35mm F2.8Lの三型と同一である。

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RFレンズシステムは結構拡充されているがミラーレスカメラでせっかくボディを小さくして小型化したのにレンズは大きいのしか発表されていないのが残念だ。

最近では高解像力のレンズは持て囃されるためかレンズメーカ各種も重くて高解像力なレンズばかり発表されるが、個人的にはRF35mmF1.8のような日頃つけていても気にならない単焦点レンズシステムを出して欲しいのが本音だ。

 

3. Vixen ポラリエ U

2011年11月に発売された初代星空雲台ポラリエから8年もの月日がながれて遂に新製品が発表されました。

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従来のポラリエは平べったい形となっていますが、Vixenのポラリエ Uは胴回りが太いものになった。一見重量についても増しているものかと思いきや発表段階では軽量化されている。

Vixen ポータブル赤道儀 星空雲台ポラリエ(WT) ホワイト 355051

Vixen ポータブル赤道儀 星空雲台ポラリエ(WT) ホワイト 355051

 

 スペックは現段階では下記のとおり

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発売目処は夏頃としてるがまだ未定だそうだ。

また、ポラリエ Uは現行のポラリエのダメな部分を改良しているので発売されたら導入してみようかなと思っている。

と、こちらも別途記事にしようかと思っています。

 

4  Kenko スターリーナイト

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Kenkoから色かぶりを抑える光害フィルターが4月に発売される。

関東近辺の撮影だと光害はかなり気になる。特に富士山周辺の色かぶりはかなり酷いので本フィルターを導入してどの程度効果があるか確かめて見たいのが本音だ。

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将来的に導入予定のRF15-35mm F2.8の82mmのフィルター径は15000円もするのでちと手が出しにくい…。

 

5. 番外編

番外編

ちょいと気になっているNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctを見てきた。

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www.nikon-image.com

Nocfニッコールの開発思考としては開放絞りでサジタルコマフレアを極限まで抑えるレンズとして開発された。サジタルコマフレアは大口径レンズで開放値が小さくなるほど補正が難しくなる。そんな中で開発されたのが上記記事のAi Noct Nikkor 58mm F1.2だ。

そして、このレンズのミラーレス版レンズとなるのがNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct

実際にサジタルコマフレアをどれだけ抑えているかってのを見せつけるためかNikonのブースには長野県千畳敷の宝剣岳方面を撮影した写真がデカデカと紹介されていた。

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開放値はもちろんF0.95でISO4000,露出時間は2秒でこの星の写りなので開放値F0.95の威力は凄まじい。ISOをもうちょいあげればひょっとすると手持ちでも天の川撮影ができそうなレベルだ。

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右上の隅を撮影してみたが多少肝心のサジタルコマフレアが出ているもののF0.95の大口径レンズとは思えないほどの補正だった…。

正直驚きを隠せない…これは凄い…Nikonについてはこうした面白いレンズを作るから好きだ。

 

同じくF0.95のレンズで中一光学という中国のメーカだが「SPEEDMASTER 50mm F0.95 C」も見てきた。

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外観としてはカールツァイスの旧来のデザインに似ている(というかほぼパクり?)なので金属感と高級感が漂っている。

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Canon RFマウントとZマウント共に発売予定であり値段は10万円を切っている。F0.95の世界を10万円切って使用できるのはとても魅力的だ。このレンズも導入を考えている。

 

というわけで以上でCP+で星景写真用として気になった機材の紹介でした。