目次
1. 前がき
12月21日〜22日にかけて木星と土星が397年ぶり(サイトによって異なる)に大接近します。
次に見られるのが60年後となるため、天文現象としては非常に珍しい現象です。
その前の12月17日に沈む三日月と土星と木星の3天体の綺麗な並びがマジックアワーの空に浮かんでいたので写真を紹介したいと思います。
2. 沈む三日月と大接近する土星と木星
今回は来たる土星と木星の大接近に備えて急遽 SIGMAの150-600mm F5-6.3 DG OS HSMを購入しました。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary C015 | Canon EFマウント | Full-Size/Large-Format 745547
- 発売日: 2015/03/05
- メディア: エレクトロニクス
というものの星景写真メインで撮影していたので望遠レンズを持っておらず(RF100-500mm F4.5-7.1を購入しようと思っていたけど値段が高かったので見送り)135mmの焦点距離がなかったため購入しました。
なので、今回はSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMが届いての初の撮影になります。
そして、撮れた写真がこちらになります。
三日月なのですが地球照によって月の影の部分も見えています。
その一番右上にあるのが土星、右下が木星になります。大接近は12月21-22日とあと4日後ぐらいですがもうだいぶ接近していますね。
そして、上の写真の土星と木星の部分をトリミングすると木星のところに4つの衛星も写っています。
焦点距離は300mmほどで衛星が映ったので通常のキットレンズの望遠側でも撮影することができるのではないかと思います。
と、そのついでに12月21日〜22日の接近時に備えて木星と土星の撮影練習
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMにCanonのエクステンダー EF1.4X IIIをつけています。サードパーティーに純正のエクステンダーなので付かないかと思いきやちゃんとついてくれました。
これで焦点距離が600×1.4=840mmほどになります。
そこからトリミングするとボヤーっとですが土星の輪が見えますね。ボヤーっとですが笑
高度が低くなると大気の影響を受けてボヤーっとなりやすくなるみたいなので、恐らくこれが限度かなと思っています。
また、望遠レンズだと惑星の移動スピードが速いのでISO感度を上げてシャッタースピードも上げた方が良いと感じました。あと土星の輪を移すには露出を低めにして少し暗い写真にした方がはっきりと写ります。
ちなみに設定はISO感度1250,シャッタースピード1/500,f/9.0になります。