1. まえがき
天体撮影記 第222夜の撮影後に南淡路島 水仙ラインを訪れました。
今回は星景写真というより、どちらかと言えば南淡路島 水仙ラインからの天の川がどんな感じで撮影できるかを記録した記事になります。
そのため写真枚数的には少ないので番外編となります。


天気図参考は気象庁|の天気図より
天気図は前回の天体撮影記 第222夜と同じものになります。
2. 兵庫県 淡路島 「時のしらべ」日時計と天の川
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
南淡路島 水仙ラインは道沿いからの撮影になります。
この水仙ライン沿いは展望台とかは一切なく、所々路肩が広く設けられているところがあるのでそこに車を停めての撮影になります。
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
左手に見える島は沼島というところで、右は徳島市内からの光害になります。
右手に見える明るい光は徳島空港から上がって来た飛行機の光になります。
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
全体的に明るく感じますが、それでも天の川は目視ではっきり見えます。
天の川を見る時期としたら7~8月の日が沈んで1時間ぐらいがいいと思います。
7〜8月の遅い時間だと天の川が西側に沈み徳島の光害に飲み込まれてしまいます。
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
個人的には淡路島の南側は観光資源として星空を生かした展望台とか作ってもいいとは思うんですよね。Google Mapを探してもいい観測場所がほとんどなく勿体無い感じです。
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
トイレとかもないので観測するとしても道沿いからちらっと見るぐらいになりそうですね。
3. 南淡路島 水仙ライン周辺の空の暗さ
南淡路島 水仙ライン周辺の空の暗さとしてはSQMだと21.40と数値としては良くないですね。
ただ、南側は海に面しているので天の川自体は肉眼でも見ることができます。
4. あとがき
天体撮影記 第222.5夜は兵庫県 南淡路島 水仙ラインからの天の川になります。
淡路島観光のついでにちらっと天の川や星空を見るにはいい場所だとは思います。
ただ、星景撮影地としては前景がほとんどないので天の川だけを撮影することになり、あまりオススメではないですね。
さて、次回は四国最東端を訪れてきましたので、そちらを記事にしたいと思います。
それでは
5. 勝手に撮影地評価
撮影地の環境:☆
空の暗さ:☆☆☆
トイレや自動販売機等もないので長時間滞在は厳しいところ、関西圏からは訪れやすいところになります。
流星群観測には不向きでちらっと星空を見るにはいい場所です。
6. 使用機材