1. まえがき
天体撮影記 第203夜は天体撮影記 第202夜と第202.5夜でお送りした足摺岬と叶崎岬展望台の続きで、高知県 樫西海水浴場にある弁天島と天の川の組み合わせになります。
この日は一晩中晴れていたのと、足摺岬周辺は四国在住でも中々行きづらいところなので、目星をつけていた撮影地を回ってきました。
弁天島はかなり前に紹介した天体撮影記 第32夜の千貫門のよう海蝕洞が空いている島で、満潮時には島まで近づけるそうです。
天体撮影記 第202夜, 第202.5夜と同様の気圧配置になります。
2. 樫西海水浴場の弁天島と天の川
[焦点距離:19mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:15s/ ISO: 6400]
弁天島の手前には、道路があってそこに街灯が一つあります。白色灯なので色の破綻は起きないですがちょっと気になりますね。
ただ、その明かりに照らされてわかりますが、海の青さが凄いですね。
[焦点距離:19mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:15s/ ISO: 6400]
弁天島は道から見ると南側にあるのである程度昇ってきた天の川との組み合わせができます。
[焦点距離:23mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:15s/ ISO: 6400]
海岸に降りることができますので、ちょっと降りてみて撮影。
上から撮るよりかは下かとった方が良さそう?
[焦点距離:18mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:15s/ ISO: 6400]
空の暗さは、かなり暗いので天の川がはっきりと写りますが、更に地上風景も街灯のおかげで鮮明になっています。
[焦点距離:17mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:15s/ ISO: 6400]
干潮時と満潮時どっちを撮るべきか悩みますが、個人的には満潮時の方が海の青さも入るので良さげかな?
干潮時だと夜は危ないですが、もう少し弁天島に寄れて弁天島と天の川の写真などを撮ることができそうです。
3. 樫西海水浴場周辺の空の暗さ
光害の数値は0になります。まあ、周辺には大きな街明かりがないためほぼ全方位が真っ暗です。ただ、撮影地の近くに一つ街灯があるので、それが気になるぐらいです。
4. あとがき
足摺岬と叶崎展望台に続き、樫西海水浴場の弁天島と天の川をお送りしました。
この日はタイムラプスを動かしてなく、3箇所ほど巡りました。というものの足摺岬周辺は高速道路も通ってないので足を伸ばしにくい場所なんですよね。
本当は柏島なども行きたかったのですがそれはまた今度に…。個人的にはバイクで訪れてみようかと考えています。
それでは次は天体撮影記番外編になるかと思います。
5. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆☆☆
撮影地の環境としては、駐車場はありますが、自販機などはなし、トイレについては少し離れたところに樫西園地展望台があり、そこにあるみたいです。
流星群観測等なら樫西園地展望台側の方がいいかもしれません。こちらにはキャンプ場もあるので、星空キャンプを楽しめるかと思います。
6. 使用機材