1. まえがき
天体撮影記 第202.5夜は、天体撮影記 第202夜で紹介しました高知県 足摺岬の続きになります。
場所は叶崎展望台というところで、足摺岬から次の撮影地へ向かう途中に寄りました。
ごく普通の展望台にはなりますが、高知県の太平洋側に位置してかつ南側を見通せるので濃い夏の天の川を見ることができます。
また、道路沿いすぐにあるので、車でも行きやすい場所です。
天気図は天体撮影記 第202夜と同じものになります。
この晩はほぼ快晴でしたね。
2. 叶崎展望台からの夏の天の川
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
叶崎展望台に到着し、上を向くと溢れんばかりの星が広がっていました。
周囲には街灯などなく真っ暗な闇が広がっています。
展望台から見るよりかはむしろ手前の小さな駐車場から空を眺めるのがいいかもしれません。
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
夏の大三角形から天の川中心まで
15mmの画角だとさそり座までは入れることが出来ないですが、それでも暗い夜空が広がっていることがわかるかと思います。
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:20s/ ISO: 6400]
[焦点距離:15mm /絞り値: F2.8 / シャッタースピード:15s/ ISO: 6400]
構図はかなり限られてしまうので、番外編としました。
ただ、天の川を見るだけなら十分だと思います。
また、今回は紹介していないですが、展望台手前の駐車場から車と夏の天の川の組み合わせの撮影もできます。
3. 叶崎展望台周辺の空の暗さ
叶崎展望台周辺は光害値としては0になります。
近くに大きな街明かりもなく、高知県南部の真っ暗な見たことのない星空が広がっています。
4. あとがき
天体撮影記 第202.5夜は叶崎展望台からの夏の天の川になりました。
今回は説明できるところもほとんどなくほぼ写真のみの紹介となります。
次回の天体撮影記 第203夜に関しては、足摺岬、叶崎展望台に続いて撮影した場所の記事になります。
紫金山・アトラス彗星の話題になりますが、崩壊中の可能性が高いという記事が出ていましたね。騒がれる彗星ほど見えないってジンクスもありますがそれが今回も的中して残念…ともあれまだ確定ではないので続報待ちかな。
ネオワイズ彗星は目視でも見えて感動したのでその感動を再び味わいたいものです…。
5. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆☆☆
自動販売機やトイレなく展望台のみ。撮影環境は良くないですが、車を降りたらすぐに絶景の星空が広がっています。
6. 使用機材