カメラと星景写真の日々

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【天体撮影記 第116夜】 熊本県 月夜の根子岳と星空の軌跡

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1. まえがき

今回は天体撮影記にするかちょっと迷ったのですが折角撮影したので天体撮影記として記しておこうかと思います。

前回のブログ記事では、根子岳登山について書きましたが今回は登山後に根子岳麓の鍋の平キャンプ村にテント泊しつつ、夜間に根子岳×星空を撮影しに行ってきました。

この日は満月に近い月明りがあったので月明りを利用して月明りに照らされた根子岳と星空の軌跡の構図での撮影にしました。

実際の撮影場所は鍋の平キャンプ場から車で5分ほどのところの道沿いでの撮影です。

 

 

2. 根子岳の空の暗さ

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(Light pollution map)

根子岳については、前回の登山記で触れているので今回はそのまま根子岳周辺の空の暗さについて紹介していきます。

根子岳周辺は阿蘇山カルデラ内の中でも周りに町がなくかなり暗い空となっています。西側を除いてほぼ光害がないレベルですね。値としては0.22なので月明りがなければ冬の天の川ですら余裕で見れる暗さを誇ります。

 

3. 月夜の根子岳と星空の軌跡

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1時間ぐらいインターバル撮影をしました。根子岳の真上に丁度北極星ポラリスを配置しての星の軌跡写真です。

本当は根子岳の天狗峰も入れての構図を作りたかったのですが残念ながら雲がずっと被っていました。ポイントとしては根子岳へと続くような道、そして根子岳ポラリスの三つの要素を入れているところですね。星の軌跡写真普段撮らないのは星の軌跡写真撮るために一台のカメラが占有されてしまうのとRAWで撮影しているので撮影データが膨大になるためです。

でも、最近は星空の動画も作ってみたいなぁと思っているので徐々に素材集めは進めているところですね。

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ちなみに星座との組み合わせは頑張ればぎょしゃ座との組み合わせが撮影できました。

根子岳は真正面から見る形が一番かっこよいのでこれが限界ですね。

北の方角にあるのでカシオペアや北斗七星との組み合わせも狙えますが、この時期は早朝にならないとカシオペア座と北斗七星どちらとも組み合わせがうまくできないってところです。

とりま今回紹介できるのはこの二枚だけ…です。

 

4. あとがき

今回根子岳と北側の星空の組み合わせで撮影しましたが、今度阿蘇方面行くときは根子岳と南側の星空を狙いたいですね。特に天の川が登る時期だと根子岳×天の川も撮影できるかもしれません。

 

5. 勝手に撮影地ランキング

撮影地の環境:☆☆☆

空の暗さ:☆☆☆☆

阿蘇カルデラ内で空の暗さは一級の場所。鍋の平キャンプ場からの星空も綺麗でしたのでキャンプしながらの星空観測にはオススメのところです。

 

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