フォトコン関連だと結構久しぶりの記事になるかもしれませんが、応募していた「第2回 星空のある風景フォトコンテスト」に一枚の写真が入選しました。(わーい)
「第2回 星空のある風景フォトコンテスト」で入賞や入選した写真は、星空写真家の成澤広幸が監修を行った「星空撮影地 105選」にコメント付きで掲載されることになっていた。
今回はその「星空撮影地 105選」の読書感想文を書いてみる。なお、読書感想文の宿題はいつも夏休み最後までやらないほど苦手です。(それでもブログを書く不思議)
フォトコンテスト入賞者「星空撮影地 105選」は、日本全国の星空撮影スポットを写真+成澤さんの撮影アドバイスがあるので星景写真の撮影や星空撮影のスポット探しでは非常に参考になる本だ。
本書の構成としては、
・Part 1 北海道・東北
・Part 2 関東
・Part 3 中部
・Part 4 近畿
・Part 5 中国・四国
・Part 6 九州・沖縄
の各撮影地が紹介されている。
当ブログでは週末の休みなどを利用して、有名どころを初め星空撮影を行っていて既に天体撮影記が110夜を超えている。多くの撮影地を回っているのは単純に色々な場所を訪れてその地域での星景写真を撮るが好きなのでその記録をブログの記事としてアップしている。
しかし、本書を読む限りまだまだ回れていないところは数多くある。本書の105選の中で回れていたところは4分の1程度の25か所ほどしか訪れていなかった。特に東北、北海道あたりはほぼ回れていないのに等しい。
それにしても個人的には成澤さんのように日本各地を回って星景写真を撮影していく人生を歩みたいとは思っているが、いつになるやら…。
ちょっと話がズレてしまったが、「星空撮影地 105選」は有名ところの撮影地が多い。が、わりと秘密にしたほうがいいんじゃないかという場所も紹介されているので購入する価値は十分あると思う。ちなみに千葉県の撮影地でまだ訪れていなかったところもあったのでそこも機会があれば訪れたいものだ。
もちろんこうした撮影地の場所の本が出るとそこに人が集中する可能性があり、色々な問題が生じてしまうことがあるかもしれないが、そんな中、本書では「これだけは覚えておきたい 星空撮影マナー」で星空撮影のマナー等にも触れているのでこれから星空撮影を始めたい!観測をしたい!という方は一冊持っておいてもいいと思えるほどの本だ。
また、「レベル別 星空撮影の機材と携行アイテム」や「星空撮影の機材セット」では、成澤さんの星空撮影の機材紹介もあって参考になる。個人的にはタイムラプスはこれからやっていきたいと思っているのでタイムラプス関連の機材はとても参考になった。
「星空撮影の3つのテクニック」や「カメラバカにつける薬」の漫画を掲載している飯田ともきさんの漫画付きで解説もされているので撮影初心者にはオススメしたい本だ。
(こちらは本書掲載の写真ではない…)
しかし、離島の写真は採用されなかった…そもそもフォトコンテストに出していたのが青ヶ島の天の川写真だったのがいけなかったか…。普通の人は行きにくいもんねあそこ…。ちなみに上の写真は種子島の天の川写真ですです。
それにしても星空撮影地 100選ではなく105選になったのは何故かは気になる。なんでだろう?
ともあれ星空撮影地探している方は一冊持っておけば撮影地選びに悩まなくて済むので是非