カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

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スイス旅行 一日目 移動〜ブリエンツ・ロートホルン駅からプランアルプ駅までの下山ハイキングまで

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今週のお題「夏休み」

自分が訪れてみたかった国の一つであるスイスが親の希望国と合致したのでスイス旅行に行ってきました。

 

今回のスイス旅行について

利用旅行会社について

利用した旅行会社は、カナダ、アラスカ旅行で毎回利用しているSTWという旅行会社。

stworld.jp

何回もお世話になっていますが、ホテルの変更等についてや質問等についても丁寧に対応してくれましたので助かりました。

 

旅行日程と費用について

旅程としては、スイスに4日間滞在の2日間は移動日という旅程になっています。料金はホテルと航空券で一人当たり23万円ほど。オンシーズンだけれどもちょっとお安めにできたと思っています。

 

ガイド付きのツアーだと一気に値段が上がるのと行動が制限されてしまうので、基本的に自分は行きたい国のツアーを見つけてそこでガイドなしの航空券の手配とホテルの手配のみをお願いしています。そのため、そこそこ安くなったんだと思います。

もちろん航空券やホテルの手配等も自分でしたら更に安くなるかもしれませんがまあメンドくさいので旅行会社にお願いしている部分があります。

 

あと、今回のツアー料金内にスイス国鉄(SBB)などの公共交通機関が乗り放題なスイストラベルパス(4日間/30000円)も含まれていたのでかなりお得な方だと思っています。

 

今回のスイス旅行で訪れた場所について

親の希望で1日目はブリエンツ・ロートホルンからプランアルプまでの下山ハイキング

2日目,3日目は、マッターホルンが見える街であるツェルマットに滞在しました。

滞在中は、

 ・マッターホルン グレイシャーパラダイス

 ・ゴルナグラード

の二箇所を巡っています。

ゴルナーグラード駅(標高3100m)から逆さマッターホルンが望める標高2757mの「リッフェル湖」まで下山ハイキングをしています。

 

今回の記事は、スイスまでの道のりとスイスを訪れて初日のブリエンツ・ロートホルンからプランアルプまでの下山ハイキングまでを綴っていきたいと思います。

 

また、次の記事では、ゴルナーグラード駅(標高3100m)から逆さマッターホルンが望める標高2757mの「リッフェル湖」まで下山ハイキング、3本目の記事では、マッターホルン グレイシャーパラダイスまでの記事、4本目はツェルマットから見るマッターホルンのモルゲンロートや夜景を書きたいと思っています。

あと、5本目は自分用のログとして今回のスイス旅行へ持っていたもの等の紹介をしたかと思います。

 

というわけでスイス旅行一日目の記事へ!

 

 

1. 成田からドーハ、そしてチューリッヒまで

スイスまではカタール航空で成田から一旦カタールのハマド国際空港で乗り継ぎを行ってチューリッヒへと向かうルート。成田は22時発でハマド国際空港には翌深夜の3時頃に到着。

飛行時間は11時間ほどと結構長い

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ハマド国際空港は2015年に内装工事含めて全て完了した空港でかなり新しい空港でした。深夜でも空いているお店があるので乗り継ぎ時間が長くても問題なく過ごせましたが、深夜3時に到着したので流石に眠いということもあり、そこまで空港内散策はしませんでした。それでも何枚か写真は撮ったので一応掲載しておきます。

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謎オブジェ

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ターミナル間の移動用シャトルとして利用されている「ケーブル・ライナー」

両側にあり、交互にターミナル間を行き来している。

 

9時発のドーハ→チューリッヒの便に乗り、チューリッヒ国際空港へと向かう。

航空会社は同じく、カタール航空で飛行時間は6時間ほどのフライトだ。

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カナダ、アメリカはeTAESTAなどといった電子渡航認証が必要だったがスイスは入国審査カードすら必要ないことには流石に驚いた。入国審査のカウンターでも何日滞在するのか、行き先はどこなのかぐらいしか聞かれず、アメリカ・カナダよりも審査はゆるいような印象を受けた。

2. チューリッヒ空港駅からインターラーケンまで

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ともあれ無事に入国できたので、早速スイス国鉄(SBB)のチューリッヒ空港駅(Bahnhof Zürich Flughafen)へと向かう。

チューリッヒ国際空港からチューリッヒ空港駅へと向かう時に迷わないか心配だったが到着ロビーからすぐの所に案内板があり、それに従って進めば問題なく駅にたどり着くことができた。

スイス国鉄(SBB)は改札口がなく、電車内で乗務員がチケットを確認するシステムとなっている。ただ、乗務員が回ってくるのは主要の駅の到着前や出発後ぐらいだったので結構無賃乗車も多いんじゃないかと思った。

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列車は二階建ての車両となっており、座席はソファー席や対面席、独立した席と色々とある。どこからしらの席は空いているのでよほど混んでいない限りは座れるはずだ。

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車内にはレストランもある。

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スイスの公用語は「ドイツ語」、「フランス語」、「イタリア語」、「ロマンシュ語」だが、最も多く使われているのはドイツ語で案内板もドイツ語で表記されていた。

ドイツ語もスイスドイツ語と言われる言語で標準ドイツ語と結構差があるみたいだ。なお、大学の頃、第二外国語でドイツ語を取っていたが既に記憶の彼方なのでせいぜい数字の発音しか聞き取れない。

ちなみに上記案内板の1,2という数字があるが、これは1等席、2等席がプラットホームのABCDのうちどこらへんに入ってくるかを示している。

今回スイストラベルパスで2等席だったのでBもしくはCの案内板がある場所で待機しておけば問題ない。

また、スイス鉄道を利用する際は行き先と到着地を入力するとかかる時間、到着時間、何番ホームで待っていればいいのか等々が表示されるモバイルアプリがあるのでスイス旅行で鉄道を利用する場合はダウンロードしていれておいた方が良い。

urtrip.jp

使い方等は上記サイトが参考になった。

チューリッヒ空港駅から初日の目的地であるインターラーケンまでは電車で2時間ほどかかる。

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チューリッヒ空港駅からインターラーケンまではベルン経由のルートしかないらしくこのせいでやや遠回りになるので電車で2時間ぐらいかかってしまう。

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スイス旅行で気になったのが壁や車両に対しての落書きが非常に多い。特にチューリッヒやベルンなどといった大きな街の高架下やコンクリートの壁には落書きで埋め尽くされている。ただ、大きな街から離れると落書きは減っていく。

調べて見ると落書きはグラフィティというアートとして描かれているらしいが、所有者に許可を取っていないので実質単なる落書きという印象しか受けない。特に街並みと落書きとのギャップがあまりにもありすぎるのも良くない。

それと消すのにもお金がかかるとかで消してない可能性もなくはないかもしれない。

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最初のうちは街中を走って行くがだんだんと農村地帯へと入っていく。

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一旦スイスの首都ベルンで電車を乗り換えて、進むとやっと山が見えてきた。

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最初にトゥーン湖と呼ばれる湖が車窓から見えてくる。インターラーケンはこの湖ともう一つ奥にあるブリエンツ湖に挟まれた所にある。

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車窓を眺めていると湖で泳ぐ人を見かけた。スイスは海に面していないので海にいく代わりに湖や川で泳いでいるだろうか?

訪れた時はちょうどヨーロッパに熱波が来ていて気温も30度ぐらいと非常に暑い日々が続いていたので至る所で水遊びをしている人を見かけた。

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今回の宿泊地「インターラーケン WEST」に到着。

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ホームにも改札口はなく自由にホームに立ち入ることができる。ここら辺のゆるさは好きだ。

車内で乗務員が回って来た際にはスイストラベルパスとパスポートを一緒に見せれば問題ない。ただ、スイストラベルパスにはパスポート番号と名前、日付を書く所があるのでそこは前もって記入しておく必要がある。

 

ホテルに荷物を置いて少し休憩してからインターラーケンを散歩してみた。

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建物含めての街並みはやっぱり綺麗だ。特に観光スポットというわけでもないがただ歩いているだけでも非日常感を味わうことができる。

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スイスの川は氷河からの溶け出しの水で色はエメラルドグリーンとなっている。これはどうやら氷河が削ったアルプスの山は石灰岩で出来ていてその石灰岩の微粒子が水に含まれているためらしい。川の色はすごい綺麗だけど底が見えなくどのくらいの深さがあるかわからないので少し恐怖も感じる。

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インターラーケンの個人が所有している家の庭には紫陽花が植えられていることが意外と多くビックリしたが調べて見ると観賞用のセイヨウアジサイというもので広く栽培されているらしい。

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COOP(日本でいう生協)がどの街にもあるのでここで買い物を済ませれば旅行中のご飯等は安く済ませることができる。

今回宿泊したホテルは「Mekur Hotel」という三ツ星ホテルで駅が目の前にあるホテルだ。ただ、三ツ星ホテルなのでそこまで綺麗かと言われると微妙なところだった。

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ただし、このホテルは朝食時の屋上からの眺めは最高だった。朝焼けに照らされる街並み、そして山を見ながらの食事は格別とも言える時間。

前日のインターラーケンまでは天候が薄曇りで青空が望めずこの先の旅行に不安を感じていたが、上の写真の通り最高の青空が広がっていた。

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目的地のブリエンツ・ロートホルンまでは、インタラーケンWestからインターラーケン Ost(Interlaken OST)まで一回出てから電車を乗り換えて、ブリエンツへと向かう。

電車の到着時間、出発時間等も電光掲示板に出ているのでわかりやすい。また、海外の電車はよく遅れるとか言われているがスイスのSBBに関しては遅れはほとんどなかった。(ただ、この後ツェルマットへ向かう時は電車が故障したせいで遅れたが…)

2. ブリエンツ・ロートホルン山頂駅まで

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ブリエンツ駅に到着

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ブリエンツ・ロートホルンからプランアルプまでの下山ハイキングからのツェルマットへと向かわなければならなく時間があまりなかったのでブリエンツ駅周辺の散策はできなかった。またいつかスイス来訪の機会があればブリエンツ湖あたりを散策したい。

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ブリエンツ・ロートホルンまでの登山鉄道の始発は8時半ごろ、切符を買い求め多くの人が並んでいた。

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ブリエンツ・ロートホルン鉄道の路線全長は7.5 kmで最大傾斜は250%だそうだ。ちなみに国内だと大井川鉄道井川線が90%なのでブリエンツ・ロートホルン鉄道はその3倍近い勾配を持っている。

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ちなみに大井川鉄道とブリエンツ・ロートホルン鉄道は1977年に姉妹鉄道となっていることを現地で初めて知った。

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大井川鉄道(急勾配区間)とブリエンツ・ロートホルン鉄道はこのようなアプト式ラックレールが導入されている。

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海抜566mのブリエンツ駅から徐々に標高を上げてゆく。

最初のうちは、スイス独特の木造りの家を楽しめる。日本では藁葺き屋根の家屋が似合うがスイスはやはりこういった木造りの家がとても似合っている。

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ブリエンツ駅からブリエンツ・ロートホルン駅までの所用時間は1時間ほど。

ブリエンツ・ロートホルン鉄道は蛇行しながらブリエンツ・ロートホルン駅まで登っていくが雄大な景色を見るなら車両の左側の席からの方がブリエンツ湖やスイスアルプスを多く見る機会があるのでオススメだ。(勿論右側からでも観れる機会はある)

f:id:Starryheavens:20190728185057j:plain最初のうちは森林帯を抜けてゆく。

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森林帯を抜けてゆくと、崖をくり抜いたトンネルをくぐり標高を上げてゆく。ここらへんからだんだんと景色がよくなってくる。

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ブリエンツ・ロートホルン鉄道は単線で、すれ違い設備は3箇所ある。

1つ目は海抜1019mのゲルトリート信号場(Geldried)。2番目は海抜1341mのプランアルプ駅(Planalp)(旧式の蒸気機関車はここで止まって給水するそうだ。)

3番目の行き違い設備はオーバーシュタフェル信号場(Oberstafel)で、海抜は1819mとなっている。

帰りはブリエンツ・ロートホルン駅から2番目のプランアルプ駅まで下山ハイキングの計画だ。

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プランアルプ駅から登って行くと一旦見えなくなったブリエンツ湖が再び見えてくる。

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ここからは蛇行を繰り返しながら高度を上げて行く。にしても本当にいい青空だ。

ただ、この時ヨーロッパには熱波が襲来しており、気温が高いせいで若干霞んでいたのが少し残念なところ

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上の写真は、ブリエンツ・ロートホルン駅から登っていくSL機関車。多雨な日本と異なりスイスでは雨量が少ないせいばのかそれとも山塊が大きいおかげで登山鉄道が整備できているのかまあどちらもあると思うがよくもまあここに鉄道を建設しようと考えたのか。

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正直似たような写真ばかりになっていくがあまりにも綺麗過ぎて連写で撮影していた。勿論全てRAWで撮影しているので写真データが物凄いことになっている。が、ここ最近128GBのSDカードもだいぶ安くなっているので負担的にはそこまで高くはない。

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観光客が多い場合の対応なのか、ブリエンツ・ロートホルン駅までは二つの車両で別れている。もう一つはディーゼル機関車になる。

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日本ではこの景色はどうしても見られない、人生に一度は見ておきたい景色だ。

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f:id:Starryheavens:20190728185332j:plain写真を撮っていると気がついたらブリエンツ・ロートホルン駅に到着した。

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降りてからはブリエンツ駅で撮影出来なかった機関車の撮影。牽引していくのではなく後ろから押していくのが独特かもしれない。

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駅からの風景だ。ここでずっと眺めていたいほどだった。

写真では伝わらないと思うが標高2300mなのでそれなりに気温低くなるはずなのに熱波のせいでめちゃくちゃ暑かった。

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駅は思っていた以上に広い。

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トイレも設置されている。

 

3. ブリエンツ・ロートホルン山頂まで

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ここから山頂までは20分もかからないで行くことができるが

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ブリエンツ駅の真上に見える山が木になるので先にそっちから登ってきた。というかあの十字架が厨二病心をくすぐる。

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こっち側は無名の山なのか人がほとんど来ていなかった。が、風景写真を撮影するならこっちが正解もしれない。

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この山頂までは、10分もかからなかった。

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さっき見えていた十字架に「GOTT ALLEIN DIE EHRE」の文字が彫られていた。最初この山を制した名前かと思ったが、ドイツ語でgoogle先生に訳してもらうと「神のみの名誉」という翻訳結果が出た。家に帰って調べても特に「GOTT ALLEIN DIE EHRE」そのままの訳は出てこなかった。

日本でいう山岳信仰と同じような感じなのか、ちなみにマッターホルンの山頂にも十字架が設置されている。

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山頂からも実は稜線沿いに道が進んでいるが、痩せ尾根状態なので落ちたらおしまいな感じ。

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上でだいぶ写真を撮り終えたので一旦ブリエンツ・ロートホルン駅まで下山した。

ブリエンツ・ロートホルン駅からブリエンツ湖を撮影するならば順光となる午前中に訪れるのをオススメしたい。

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お昼は値段は結構するけど「Hotel Rothorn Kulm」で食事も取れる。ちなみにホテルなので宿泊も可能みたいだ。

ここに宿泊して夜間は天体撮影もありかなぁと思っていたがそれはまたスイスに行く機会があったらにしよう。

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山の反対側のフリューリから登ってくるゴンドラリフトの駅にも休憩所が備えられている。

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それとブリエンツ・ロートホルンを素通りすると「アイ湖」という湖もあるが時間の都合上行くことができなかった。

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ブリエンツ・ロートホルンの山頂展望台。羽アリがこの時かなりいて写真に映りまくってしまった。山頂の展望台より道中からの方が綺麗に撮影できる。

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4. ブリエンツ・ロートホルン山頂からプランアルプまでの下山ハイキング

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ブリエンツ・ロートホルン山頂にも行けたのでプランアルプ駅まで下山だ。登山標識だと1時間50分かかる。ブリエンツ・ロートホルン山頂の標高は2350mでプランアルプ駅は1341mなので1000mも近い下山で距離は6kmほどある。

危険箇所はないがずっと下りが続くので膝に負担がかかる。持って行く余裕があればストック(杖)があるといいかもしれない。

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ハイキングコースは明瞭でわかりやすいので初海外での下山でも迷うことはなかった。

登山アプリに海外の山が入っていないか調べて見たけど流石になかった。

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スイスはよく遊覧飛行のヘリコプターが飛んでいる。

また、スイス軍が演習しているのか戦闘機の音も聞こえていた。

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ブリエンツ・ロートホルン駅からプランアルプ駅までには踏切が何箇所かあって運が良ければブリエンツ・ロートホルンの機関車に出会うこともできる。それと流石に登山、下山している人は少ないせいなのか皆んな手を振ってくれる。

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また、放牧されている牛も登山道を使っているのかすれ違うことが多い。

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登山道の標識は文字ではなく絵で示されていた。

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スイスで登山していると「bergwanderweg(ベルグワンダーウェグ)」という標識を見かけるがこれはドイツ語で登山ルートという意味らしい。また、看板の先っちょに描かれている色で白・赤・白は通常の登山ルートで色で白・青・白などは難関登山ルートと区別されている。

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雄大な景色の中の下山は楽しい。でも、日本の山みたいに登山のコースで色々なバリエーションがあるわけでもないので単調すぎて飽きてくる人も出てくるかもしれない。

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放牧地なので牛が逃げないように柵がある。

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車の轍沿いが出てくるとプランアルプ駅までもう少しだ。

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プランアルプ駅に到着!

ちょうど下りの蒸気機関車が来ていたのでそれに乗ってブリエンツ駅まで戻った。いやー結構疲れた…。