カメラと星景写真の日々

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EOS R買った人どんまいって煽られてるけどEOS RPに買い換えるべきか?買い換えないか?

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半月以上のブログ更新滞っていましたがちょっと土日出ずっぱりで全然書く暇がなくて、一旦ブログ書くのを止めてしまうと習慣が途切れてしまい放置していました。すみません。

 

と、本日バレンタインデーにCanonからEOS RPの発表がありました。

噂は結構前から出ていて、まさかEOS Rが発売されてから4ヶ月も経っていない中で本当に発表されるとは思っていなく衝撃的でした…。

EOS RPのPはフィルムカメラ普及モデルの「Canon P ポピュレール」のPから取ったそうでCanonは一般人にもフルサイズカメラの普及を進めていく意志を感じられます。

 

さて、内容としてはEOS Rの廉価版でスペックはソニーαシリーズに比べると見劣りしますが基本スペックは抑えており、フルサイズ初心者におすすめ出来る仕上がりとなっています。

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キヤノン:EOS RP | 小型・軽量/簡単操作

 

特にこの小型・軽量なスペックは本当に待っていたシロモノ…。何故最初にこっちを発表しなかったのかと思わず叫んでしまったぐらい。

Canonの策略としてもKiss Mからフルサイズに興味がある人に乗り換えてもらおう、もしくはCanon EOS RPをメイン、KissMをサブにして囲い込みの作戦もあるかもしれません。

 

www.gizmodo.jp

ギズモードジャパンでも「EOS R買った人どんまい」って若干煽られています。

そんな感じで今回はCanon機で最高の登山カメラだやったー!って言いながらEOS Rを購入した人柱の一人として、EOS RからEOS RPに買い換えるべきか考えていきたいと思います。(とりあえず発表された時はEOS Rを売ってMAPカメラの予約サイトから予約しそうになりましたところ思いとどまりました…)

 

2時間で書いた記事で見直しとか全然してないので誤字・脱字はすみません。と何か間違えてることがあればご指摘願います。

 

EOS RとEOS RPの違いは?

  EOS RP EOS R
カメラ部有効画素 約2620万画素 約3030万画素
エンジン DIGIC 8 DIGIC 8
ISO感度 常用ISO10040000/拡張ISO50102400 常用ISO10040000/拡張ISO50102400
シャッター速度 1/400030 1800030
連写速度 最高約5.0コマ/秒 最高約8.0コマ/秒
ファインダー 0.39 236万ドット 0.5 369万ドット
シャッター耐久 10万回 20万回
重量(バッテリーあり/なし)

485g/約440g

660g/約580g
撮影可能枚数 210枚(電子ビューファインダー) 350枚(電子ビューファインダー)
モニター 3.0型/104万/バリアングル/タッチ 3.15型/210万/バリアングル/タッチ

EOS RとEOS RPで気になる部分の比較表を作成してみました。

 

では各項目についてEOS RPに乗り換えるべきか?乗り換えないか?考えてきます。

1. カメラ部有効画素について

エンジンは同じなので基本出てくる画としてはEOS RとEOS RPは変わらないと思います。素数については、EOS Rが約3030万画素に対してEOS RPは約2620万画素です。

初心者の場合ですと約3030万画素もいらないと思いますよ。個人的にはEOS RPの約2620万画素丁度いいと思っています。ただ、単純な考えです画素数が減った分クロップ撮影時の画素数は減ると思いますので(考え方間違っていたらすみません)クロップ撮影を多用するならEOS RからEOS RPに乗り換えるメリットはあまりないかな?

 

2. ISO感度について

感度の耐性は同じだけどノイズの出方とかについては実際に撮影してみないとなんとも言えない。

3. シャッター速度について

EOS RPが最高1/4000秒に対してEOS Rが最高1/8000秒になります。1/4000秒だとEOS 6Dを思い出す。単焦点レンズで昼間に開放で撮影となると1/4000は物足りないことが多い。というわけでここはEOS Rに軍杯が上がる。

4. 連射速度について

EOS RPが最高約5コマ/秒に対してEOS Rが最高約8コマ/秒になります。

まあ、基本自分は天体撮影に使用していて連射で撮ることはなくなってきているので正直どちらでもいい項目です。ただ、今後野鳥撮影とか復活するとなるとやっぱ最高約8コマ/秒はほしいかも?

5. ファインダーについて

EOS RPが0.39型 約236万ドットに対してEOS Rが0.5型 約369万ドットになります。

正直これも実機を触ってみないとわからないですね。ファインダーのドット数変わるとどうなるか…。

6. シャッター耐久回数について

EOS RPの10万回って結構少ないような…。でも連射しない風景撮影なら問題ないか。

でも10万回と20万回の差って結構大きいのでこれまたEOS Rの方がいいですね。

7. 重量とサイズについて

EOS RPがバッテリーありで約485g、EOS Rが約660gなので単純計算で175gも軽くなる…!

また、サイズもEOS Rが約135.8(幅)×98.3(高さ)×84.4(奥行)mmに対してEOS RPが約132.5(幅)×85.0(高さ)×70.0(奥行)mmと一回り小さくなる。

実際にEOS RPとEOS Rを比較している写真があるが確かに相当小さい。

www.gizmodo.jp

 

登山で持ち運びや常に首からぶら下げることをを考えるならEOS RPに乗り換えは全然ありだと思う!

 

しかし、本当に軽さだけで乗り換えるべきなのか?後ほど登山カメラとしてどうなのかも考えてみる。

 

8. 撮影可能枚数

EOS RPが約210枚でEOS Rが約350枚となっている。

これは、EOS RPの小型軽量のために「LP-E6N」から「LP-E17」に変わっていて容量的にはどうしても撮影可能枚数が減ってしまう。でも、その分予備バッテリーを用意してカバーするという考えて良いと思う。また、「LP-E6N」に比べて「LP-E17」のバッテリーの値段は安いので買いやすいというのもある。

Canon バッテリーパック LP-E17

Canon バッテリーパック LP-E17

 
Canon バッテリーパック LP-E6N

Canon バッテリーパック LP-E6N

 

 

9. モニターについて

EOS RPが3.0型/104万画素/バリアングル/タッチでEOS Rは3.15型/210万画素/バリアングル/タッチとなっている。小型化のためかモニターはわずかに小さくなっているがここも特筆する点はない。 

 

 

EOS RPは登山用のカメラとしてどうなのか?

さて、EOS Rは元々体力のない自分が機材をなるべく軽くしたいということで購入したものだ。実際にCanon EOS 5DMarkⅣからEOS Rを持ってみるとあまりに軽くて使いやすかった。

starryheavens.hatenadiary.jp

ただ、現段階ではRFの広角レンズが発売されていないので正直軽量化はきちんとできていない。(結局山にシグマ14-24mm F2.8というくっそ重いレンズを持っていている。)でもRF15-35mmL IS USMというフィルターもつけられて15mmスタートで35mmまで使えて1kgは下回りそうな星景写真で間違いなく神レンズとして崇められるレンズが発表されたのでこの点は解消されそうだ。

 

レンズについてはまたの機会に現在のシステムを含め考え直す記事を書いていきたい。

と、話がずれてしまったが、EOS RPは登山カメラとしてはEOS Rより175gも軽量化されてなおかつ小型にもなっているので首からぶら下げた時の負担は間違いなく減ると思う。特にRF35mm F1.8 マクロ IS STMとの組み合わせは登山中の日常撮影にはかなり便利だと想像できる。

 

しかし、下記記事でも述べられたいたが残念ポイントとしてEOS RPは電源OFF時においてもセンサーが丸見え状態なところ。

www.gizmodo.jp

EOS Rは電源OFF時にシャッター幕がおりてセンサーを保護してくれる。もちろんこういった機能は将来的な故障のリスクを含むが、レンズ交換時にセンサーを保護してくれる点は精神衛生上良い。(きちんと保護されているかは謎だがないよりかはまし)

実際に山の中だとレンズ交換でセンサー丸出しだと不安感マックスだ。

この点だけでも個人的にはEOS RからEOS RPに乗り換えようという考えを改めた。

 

登山カメラのデメリットとしてはこの辺ぐらいだろうか?でも個人的にはこのデメリットがとても痛い。

 

結局EOS RからEOS RPに乗り換える?

結論から言うと買い換えない

 

理由は個人的だが3点ほどある。

 

・バッテリー「LP-E6」ではないので、遠征での撮影でEOS 5DMarkⅣとバッテリー共有できない分、充電器と「LP-E6」の「LP-E17」の両方を持っていかなければならなくなること。(EOS Rはその点EOS 5D MarkⅣのサブカメラとして最高だ)

・EOS RPは電源OFF時にシャッター幕がおりてセンサーを保護してくれないこと。

シャッタースピードは最高1/4000であること

 

いやいやそんだけかよ!って話になると思うかもしれないが結構気になる部分だ。

もちろんまだEOS RPの実機を触っていないので触って「何これやべぇ」ってなったら買い換えるかもしれないけど。いや買い換えというよりかはEOS Rのサブとして…(何言ってんだ)

 

どういった人にEOS RPを勧める?

EOS RPはEOS kiss Mからフルサイズに乗り換えたいと思う人やこれからカメラを始めたいという人にオススメしたい。特にCanonのカメラは使いやすいUIなので初心者は最初に使ってほしいカメラだ。

EOS Rを持っていなくて登山用カメラを探している人にとってもデメリットで電源OFF時にシャッター幕がおりてセンサーを保護しないと言ってるがやはり小型・軽量の点で素晴らしい風景を収めたい間違いなくCanon EOS RPは候補に入れて欲しい。

もちろんにスナップ撮影でも使えるしね!

 

では、最後に

 

あーだこーだ言ったけどCanonの5000台限定モデルのゴールドEOS RPめっちゃ欲しいんだけど?