カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

カメラと星景写真の日々

【天体撮影記 第78夜】 山梨県 ゆるきゃん聖地! 本栖湖からの星空と富士山を!

【スポンサーリンク】

目次

 

1. 前置き

いつもブログを見ていただきありがとうございます。

今回はふたご座流星群3日目に富士山周辺で撮影地を探していたところどうやらこれまで訪れていなかった本栖湖での天体撮影に訪れてきました。

 

富士山周辺には富士五湖と呼ばれる本栖湖精進湖、山中湖、西湖、河口湖がありますがこのうち、下記の記事で精進湖と西湖、山中湖での星景写真はすでに撮影済みでしたが何故だか本栖湖での星景写真はまだ撮影していない状況でした…。

富士山周辺だと田貫湖もあるのですがこちらは自然湖ではなく人造湖なので富士五湖に入っていません。ただ、田貫湖での天体撮影もすでに完了しています。

 

starryheavens.hatenadiary.jp

西湖と山中湖パノラマ台からの撮影記

starryheavens.hatenadiary.jp

精進湖での天体撮影記

 

そんなわけで流星群の撮影も兼ねて本栖湖での星景写真の撮影に訪れてきました。

それとゆるキャンの聖地なので行ってみたかったのもあるしね! 

 

2. 撮影地・観測地について

ほとんどの方はご存知かと思いますが一応本栖湖について簡単に説明を

本栖湖について本栖湖は、山梨県河口湖町身延町を跨いぐ湖で山中湖、西湖、精進湖、河口湖の富士五湖の一つになります。また、千円紙幣と五千円紙幣に描かれている逆さ富士のモデルとして有名で、風のない日には紙幣と似たような写真が撮れると言うことで撮影スポットとしても名高い場所です。(今回の天体撮影の場所と紙幣で描かれた撮影地スポットとはまた別の場所になります。)

 

本栖湖の浩庵キャンプ場はアウトドア系で話題のゆるキャン1巻で登場して聖地となっています。

ゆるキャン△ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

ゆるキャン△ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

 

ゆるキャンで紹介される場所については結構知らないスポットも多くて意外と撮影地候補の参考にもなると思います。それとゆるキャンの描く冬の雰囲気がもの凄い好きなのでまだ読んで見たことがない人はぜひ一読を!

 

と、話がずれました。

今回の撮影地は下のgoogle Mapのところの709と書いている部分が撮影スポットになります。ここから本栖湖と登って来るオリオン座や冬のダイヤモンドの撮影ができます。

また、撮影地については近くに駐車場が2箇所あり、15台ぐらい停められそうな雰囲気でした。それと撮影地の近くにはトイレも完備されているので非常に過ごしやすい撮影地になっています。

 

 

3. 撮影地の空の暗さ

f:id:Starryheavens:20181229100832p:plain

光害マップを見てもらえばわかるが、撮影地の空の暗さとしては0.55となっている。

これまでの天体撮影記の中での空の暗さとしては比較的明るい方だ。

一応冬の天の川がぼんやりと見えるので凄い明るいというわけではないが、夏の天の川を綺麗に撮影すると考えると少し光害が気になって来るレベル。

更に冬の時期の早い時間だと後ほどの写真でも分かるとおり、スキー場のオレンジ色の明かりが非常に気になる。深夜になれば消えるのだが冬が深まるに連れて冬の星座が登って来る時間が早くなるのでどうしてもスキー場の光害の影響を受けてしまう…。まあ、これは長野県の撮影地に関しても同様だが…。

 

4. 本栖湖からの星空写真

f:id:Starryheavens:20181229103915j:plain

「富士山の真横を昇っていくオリオン座」

オリオン直下の灯りがスキー場の灯りで非常に眩しいし地上部の色合いにも影響してくる。ただ、深夜になれば消灯する。

ちなみにこのスキー場の灯りは西湖からだと真っ正面の富士山と被ってしまうのでスキー場の灯りが付いている間は西湖での撮影は控えた方がいいかもしれない。

f:id:Starryheavens:20181218223841j:plain

ふたご座流星群冬の大三角形

ふたご座を輻射点とする流星が撮影できた。ふたご座流星群の極大日から一日経過しており、本栖湖に滞在していた時間は3時間ほどで目視できた流星の数はわずか3個…という寂しい結果に。この後山中湖に移動したがそこでも一時間に1個のペースだった。

 

それでも今年は富士山に雪が多く被っていると思う。昨年のこの時期は富士山に雪があまり積もっていなく少々寂しい写真となった記憶がある。

 

f:id:Starryheavens:20181229100409j:plain

「縦構図での冬の大三角形ふたご座流星群

冬の星座が昇って来ると富士山直上に浮かぶ冬の大三角形や冬のダイヤモンドを狙える。が、冬のダイヤモンドに関しては超広角でも全てを入れるのは難しいかもしれない。この後は、冬の星座が富士山の右側に移動していくので星景写真としてはやや寂しい感じになってしまう。

 

それと北側の空については、背後に山があるので北側での星景写真を撮影するのはやや難しい印象だ。一応北極星は見えるので赤道儀を使用しての星景写真は撮影できる。

 

それにしても最近はオリオン座と冬の大三角形と冬のダイヤモンドばかりの構図になってしまっているのが反省点だ…。

 

5. 勝手に撮影地ランキング

撮影地の環境:☆☆☆☆☆

空の暗さ:☆☆

空が明るいのは残念だが、撮影地の環境としては駐車場あり、トイレありなので非常に過ごしやすい場所だと思う。

 

6. 使用機材

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D

 
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4

 

 

 

シグマ 14-24mmF2.8 EO 14-24mm F2.8 DG HSM | Art キヤノン用

シグマ 14-24mmF2.8 EO 14-24mm F2.8 DG HSM | Art キヤノン用