カメラと星景写真の日々

まだ見ぬ星景写真を求めて

カメラと星景写真の日々

満天の星空と天の川が見られる伊豆諸島 神津島の天体撮影•観測スポット4選!

【スポンサーリンク】

今年も夏がやって来ました、夏と言えば夏の天の川!そんな天の川が綺麗に見られる場所は海に周囲を囲まれた離島です。

東京から最も近い離島といえば伊豆諸島になります。その中でもここ最近星をアピールしている島がありまして、その島とは神が集まるとされる島である神津島です! 

 

 

目次

 

1.神津島への行き方

•大型客船で船旅しながら神津島へ!

東京の竹芝桟橋から22:00発で翌朝10:00着の12時間の船旅

※時間は変わる可能性があるので予約の際は東海汽船のHPを確認

値段は2等客室を取れば6000円ちょいと神津島行くまでの料金で一番安いのと仕事帰り船に乗って翌朝到着出来るので気が楽です。また、自転車•テント泊を考えている方についても大型客船がオススメ!

 

•ジェット船 (高速船)

こちらも東京の竹芝桟橋から8:25発-12:05着の4時間程度の船旅

船が浮きながら海上を進むので乗船中は船が揺れて船酔いになる心配がない乗り物です。

※着岸する少しの時間が船が結構揺れますのでご注意

値段としては片道10000円ぐらいかかるので少しお高い。また到着も正午なので島での滞在時間を考えると選択肢としてはちょいと微妙

 

•セスナ機で空旅をしながらあっという間に神津島へ!

離島へは船旅がオススメですが、朝ゆっくり起きて島に向かいたい場合は調布飛行場にあるセスナ機利用が良いです!

飛行時間は45分と船と比べると途方も無い早さ…。

そして、一日3便往復しているので好きな時間に選んで島を訪れる事が出来ます。

また、初便の8:40の飛行機にのると神津島へは9:25に到着することが出来て最も島に早く到着出来ます。

 

ただ、お値段が15000円からなのと夏場の繁忙期は予約が取りにくいのでご注意

 

続いて神津島での天体撮影地と観測場所についてのご紹介します!

【スポンサーリンク】

 

2. 神津島での天体撮影地と観測場所のご紹介

2.1 ありま展望台からの星空

f:id:Starryheavens:20160809225933j:plain

神津島の宿からは少し歩きますが、その分村からの光害がないので美しい星空が広がっています。上の写真はありま展望台から夏の天の川と十字架そして、灯台の写真になります。

ありま展望台からは、ほぼ全方角の星空を見る事ができます。また、夏の天の川が見える方角は海上なので光害が無いに等しく肉眼でも濃い天の川が見られます。

f:id:Starryheavens:20180701214007j:plain

北の空は地平線はやや関東圏からの光害を受けますが秋の淡い天の川や北極星カシオペア座、北斗七星などを望めます。

 

撮影・観測場所

ジュリアの十字架と書かれてありますがこの場所がありま展望台になります。

 

光害map

f:id:Starryheavens:20180707164220p:plain

【スポンサーリンク】

 

2.2 赤崎遊歩道からの星空

f:id:Starryheavens:20160809230807j:plain

赤崎遊歩道は昼間には海水浴客で賑やかですが夜になると街灯類がないのでこの場所からも非常に綺麗な星空を見る事が出来ます!

 

オススメは遊歩道を進んでいくと設置されている展望台で、登ると全方位の星空を見れるのと木製のデッキなので寝転びながら星空を見ることができます。

また、赤崎遊歩道では夜光虫も出るので運がよければ夜光虫と天の川両方を見ることができます!

※海沿いなので夜間の観測や撮影は足下に十分に気をつけて行ってください

赤崎遊歩道にはトイレもあるので長時間過ごしやすい場所です。そして、フォトジェニックな写真を取るなら神津島の中では赤崎遊歩道が一番良い場所だと思います。

f:id:Starryheavens:20180707165347j:plain

北側は、地平線に関東からの光害がありますが十分に綺麗な星空が見れます。

 

撮影・観測場所

 

光害Map

f:id:Starryheavens:20180707165144p:plain

光害マップだとその値は0.20と桁違いに暗い空が見える赤崎遊歩道

ただ、天の川が見られる方向には村からの光害があるのでそれの影響を多少受けてしまいます。

 

2.3 三浦湾展望台からの星空

f:id:Starryheavens:20160809231204j:plain

三浦湾展望台からは昼間では三宅島など観望することが出来ますが、こちらも夜になると島の中でもかなり綺麗に天の川が見れます。その暗さはありま展望台と同等ぐらいです。その理由としては海沿いに面しており街灯類がほとんどないこと、あるとしても遠くに見える三宅島や八丈島の光害ぐらいですがその影響は全くありません。

 

三浦湾展望台はベンチみたいな石があり、そこで座りながら夏の天の川をずっと見ていました。あまりに美しかったので時間を忘れてしまうぐらいでした。

 

トイレはありませんので長時間滞在にはやや不向きなのと島内から離れているので車じゃないと行き辛い…

 

撮影・観測場所

 

光害Map

f:id:Starryheavens:20180707165909p:plain

数値は赤崎遊歩道に比べて少し高いが天の川が見られる南側の空は真っ暗なので天の川の撮影と観測には最高のポイント

【スポンサーリンク】

 

2.4 神津島空港近くの広場からの星空

f:id:Starryheavens:20160809230649j:plain

家族で訪れるならこの場所が間違いなく一番いい場所です。近くに空港がありますが、そこの明かりさえ避ければ美しい天の川を見る事が出来ます。

また、こちらも全方位に星空を見れるので流星群観測に最適の場所なので、夏に来る三大流星群の一つであるペルセウス座流星群を見るならこの場所がベストです。

広場は芝生になりレジャーシートなどを持って行って寝転びながら星を見てみましょう。 

 

撮影・観測場所

光害Map

f:id:Starryheavens:20180707171014p:plain光害の数値は最も高いですが、そんなの全然気にならないほどの空の暗さ…。観測場所としては本当に最高の場所でした。

 

【スポンサーリンク】

 

3. まとめ

以上、神津島天体観測スポットをまとめてみました。

一番観測に適しているのは神津島空港の近くの広場です。この場所では全方位の空が見られるので流星とかがビュンビュン流れているのを見れます。

フォトジェニックな写真を撮影したいなら赤崎遊歩道がオススメです!

 

現在、神津島には星空ガイドによる星空案内ツアーなどを開催して、島を上げての星空をアピールしています。

 

実は日本一星が綺麗と言われる阿智村をも凌駕する星空が広がっているので是非この夏訪れてみてください。

 

神津島での星空観察については神津島の星空のガイドが案内する「Voyagin」サイトに星空観測ツアーへ!

 

その他の天体撮影地スポット紹介

starryheavens.hatenadiary.jp

starryheavens.hatenadiary.jp

starryheavens.hatenadiary.jp

starryheavens.hatenadiary.jpstarryheavens.hatenadiary.jp