いよいよGW天体撮影紀行最終の第7弾になります。
前回:
ラストは青森県横浜町から菜の花と天の川の組み合わせの写真になります。
青森県横浜町は、菜の花の街で観光名所としても有名な場所で、畑一面に菜の花が咲いている光景を多くの場所で見ることが出来ます。
この場所を選んだのは、今まで菜の花と天の川を一緒に撮影したことがなかったので選びました。
今年はGW終盤にもなると月が沈むのが1時過ぎになってきて、天の川の撮影出来る時間はそうそう長くはありませんでした。それとGPVだと深夜辺りから雲がかかるという予報で天気の心配もありましたがこちらの方は杞憂に終わりました。
小話
ちょっと小話になりますが田んぼの稲作前に菜の花がよく植えられています。これは元々菜の花畑にするためではなく、実は畑の土壌改善や菜の花ごと耕して肥料とすることにも出来る為に植えられているそうです。
田畑の綺麗な風景はこういう理由で生まれると考えると感慨深いですね。
撮影場所
撮影地は使われていない畑に菜の花鑑賞用の駐車場が作られていたのでそこで撮影していました。夜でも車も入る事ができましたので良かったです。
青森県横浜町の空の暗さ
横浜町の空の暗さは、肉眼でも充分に天の川を観測出来るため空の暗さとしては暗い方だと思います。しかし、横浜町やむつ市、八戸市と四方八方の光害を受けますのでものすごい暗い星空というわけではありません。
作例写真
作例写真を見て頂ければわかりますが、八戸市からの光害はかなり影響してきます。
5月だと丁度天の川の中心が八戸市光害と重なります。予想はしていたのですが、思ってた以上に酷い光害でしたね。
また、上記の写真は、月が沈む15分前ほどに撮影したものですが、月焼で若干風景が赤く染まっています。
↑月焼け方向
一見夕焼けに見えますが、月による夕焼けで私は月焼と勝手に読んでいます。
なかなか見る機会がないですが、夕焼けに負けず劣らず綺麗な風景となります。
特にこの日は本当に綺麗に焼けていました。
↑菜の花と天の川
これでも3部咲きもいってないそうです。満開時に撮影出来なかったのは少々残念ですが、それでも菜の花と天の川を一緒に撮れただけで満足です。
総括
GW中は色々な場所で撮影してきました。何度も言いますが今年は天気が良い日が本当に多い!しかも快晴の日が休みと被っているので天体撮影している身としては嬉しい限りです。そのためだいぶ星欲が満たされたので満足です笑
来年のGWも快晴であることを祈ってGW撮影記を締めたいと思います。それでは!
次回↓
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