目次
1. 前置き
この日の夕方は千葉県の夕景撮影で有名な原岡海岸での撮影を終えた後に千葉県の御宿市に海より出でる天の川を撮影しに訪れました。天気予報やGPVを見ていた所やや不安な空模様が広がっていましたが現地に到着すると見事な星空が見えていました。
ここ最近は都内からアクセスのよい千葉県は星空の観測地&撮影地として有名になっていて多くの撮影・観測スポットがあります。
その中でも、個人的に「千葉県で最も天の川を撮影・観測に適している場所は?」と質問されたら間違いなく御宿市の海岸沿いをお勧めします。
何故かというと海岸沿いは隆起した岩場によって街明かりなどが遮られて撮影の支障となる光害が抑えられるため非常に暗い星空を見られるからです。
2. 小波月海岸について
小波月海岸の隣にある大波月海岸とロウソク岩で良く天の川との組み合わせ撮影が行われるのですが、大波月海岸は夜間の立ち入るのが勇気がいります。
しかし、小波月海岸は道からすぐの小道を入って行って海岸にすぐにつくことが出来るので安心・安全に天の川と岩場の撮影が出来ます。(ロウソク岩との撮影はできませんが…)
3. 小波月海岸の空の暗さ
光街マップの数値的にはかなり明るいですが、実際に訪れて見たらそうでもなく真っ暗な空が広がっていました。ただ、千葉県特有の北側と西側の空は明るいですが…。
南側は太平洋に面しているので昇ってくる天の川を目視でも綺麗に観測することが出来ます。
4. 小波月海岸からの天の川
この時期の海沿いでの観測は空気の澄み具合が微妙ですがそれでも天の川の美しい姿を久しぶりに拝むことができてテンションが上がっていました。
それと、寝ている天の川を撮影は地上部の光害がない海沿いでしか撮影出来ないのでそう考えると千葉県は天の川撮影のスポットとしてはかなり向いている場所だと思います。
「夏の大三角形と夏の天の川」
この時の撮影は2月後半だったので深夜の3時過ぎには見事な夏の天の川が姿を現してくれました。岩場が明るいのはライトで照らしているわけで吐く岩場の反対方向にある街明かりによるもの。
ちょいと海の近くまでよって波飛沫と天の川と岩場を撮影しました。
使用カメラは6Dの改造機なので天の川は独特の色合いを出しています。
小波月海岸での撮影は、天の川が寝ている2月から5月までが旬です。それ以降になる岩場との組み合わせが出来なくなってしまうので天体写真としては微妙なものに…。
「曙の空に消え行く天の川」
2月後半は夏の天の川が撮影出来る時間はわずかに2時間ほどの短い時間ですがこの時期しか撮影できない横たわる天の川を撮影出来るチャンスでもあります。
特に薄明の空に浮かぶ天の川は儚くて本当に綺麗です。また、この時期の撮影の醍醐味は星空撮影のあとそのまま朝焼けの撮影に写れるということですね。(だいたい眠くなって帰る事が多いですが笑)
これからの時期夏の天の川との組み合わせで撮影したい被写体が多くあるので月明かりのない休みの日は必ず出掛けたいです。特に桜と夏の天の川は結構候補があるので楽しみです。
しかし、夏の天の川の構図は綺麗なんですがありきたりな写真になってしまうので結構難しいですよね…。
5. 使用機材
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D
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6. 勝手に撮影地ランキング
撮影地の環境:☆☆☆
空の暗さ:☆☆☆
東から南側にかけての空は暗いのですが、北側がてんでダメなので星は3つに
また、撮影地の環境としても海岸沿いでトイレ等なく長時間いるにはややきつい場所