1月3日の夜から4日の明け方にかけて三大流星群の「しぶんぎ座流星群」が観測出来るということで精進湖に撮影&観測に出掛けてきました。
結果から言うとちらほらと流星は見えた物の途中から曇って来てしまい散々な結果になりました。
今年は月が22時までには沈むみ月明かりの影響がほとんどなく観測するには良い年だったのですが天気ばかりはどうにもなりませんでした。
もっと北の群馬まで上がれば天気はものすごく良かったので失敗しましたね…。
しぶんぎ座流星群とは?
元旦から1月5日にかけて出現する流星群で8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群に並ぶ三大流星群の一つになります。
ただ、三大流星群といってもペルセウス座やふたご座流星群に比べて流星の数はそれほど多くない印象です。
また、現在はしぶんぎ座という星座はなく、1928年に廃止されましたが流星群の名前として使われているそうです。放射点の方角は北天の方にありますが観測時は四方八方を観測するのが一番です。
しぶんぎ座流星群の母天体は国立天文台のwebによると確定的ではなく小惑星番号196256や他にはマックホルツ彗星や1490年に一度だけ出現した1490Y1が候補として上がっていますがまだまだ謎が多い流星群の一つだそうです。
天体写真
↑山中湖パノラマ台から30分ほどのところから撮影。ここで観測を行う予定でしたがこの後雲が出て来てしまい精進湖へ移動しました。
富士山と左手には月と金星を見る事が出来ます。
↑パノラマ台から富士山とオリオン座。
富士山麓にはスキー場があります。深夜になるとこのスキー場の明かりは消えますがその時には富士山直上に目立つ星座などがなく少し寂しい写真になってしまいます。
そして、精進湖に到着して時には既に大勢のカメラマンがいました。
しぶんぎ座流星群だからでしょうか?前に精進湖に天体撮影に訪れた時にはここまで多くの人はいなかった記憶があります。
肝心のしぶんぎ座流星群は23時以降一時的にピークみたいなのを確認できたもののそれほど活発な活動はしていませんでした。雲の隙間からの観測なので正確な数はわかりませんが自分が確認したのは一時間に3,4個程度でした。
この後、流星群は3ヶ月後の4月こと座流星群があります。条件が良いのですが流星の数はそれほど多くないので天体撮影の合間にちらほら観測できたら良いものだと思います。
撮影機材
5DMarkⅢ
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