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【機材レビュー】 オリンパス OM-D E-M5MarkⅡと超広角レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROを購入

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久しぶりの機材記事になります。

以前から欲しかったOM-D E-M5MarkⅡとM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROのセットを清水の舞台から身投げする勢いで買ってしまいました。

 

フルサイズを持ってるのにマイクロフォーサーズにした理由

元々情けない話ですがフルサイズだとボディも重い、レンズも重いというのが今回マイクロフォーサーズを新たに足した理由です。

天体撮影などのしっかり撮りたい時には、全然持ち出せるのですが旅行だとフルサイズレンズすべて持って行くと重くて場所もとる。

でも、マイクロフォーサーズだと軽いのと荷物スペース的にも余裕ができる!ということで購入しました。

昼間の旅行地などの撮影はマイクロフォーサーズ、夜などの天体撮影、夜景撮影は高感度に強いフルサイズという使い分けを考えています。

 

OM-D E-M5MarkⅡ

オリンパス OM-D E-M5MarkⅡは、何と言っても外観がカメラカメラしてメカ好きの男子としては非常にかっこよさを感じます。最近発売されたPEN Fもそうだけどデザインは非常に好み。f:id:Starryheavens:20160813105521j:plain

フルサイズのカメラと比べるとその差がかなりわかるほど小さい。流石ミラーレス機、重さも全然感じ無いので撮影時の負担はかなり減った気がする。f:id:Starryheavens:20160813105529j:plain

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは2015年に発売されたPROシリーズの超広角レンズ。

当時発売されていた頃からかなり気になっていた。まさか翌年に買うとはこの時思っていなかったが…。

 

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外観は金属なのでコシナレンズのような高級感が出ている。金属外観なので重量を感じるときがあるがそれでもフォーサーズ用レンズということで重さはたったので534gしかない。タムロンだとほぼ同じ画角の15-30mm F2.8だと1kg超えてる。

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15-30mm F2.8と7-14mmF2.8とのサイズを比較するとセンサーサイズによりここまでレンズの大きさが違いことがわかる。

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タムロン同様に出目金レンズなので取り扱いに注意しないとレンズに傷がついてしまう。登山とか持ち歩くときは撮影以外では常にキャップをしといた方がいい。

OM-D E-M5MarkⅡを持ち出してみた結果

んで、買ってみて神津島へと持って行ったんですが正解でしたね。

フルサイズよりも気軽にパシャパシャ撮れて多くの旅行記録写真を残せました。

写りは流石にフルサイズには劣るものの(当たり前の話ですが)Twitterやブログに上げれるレベルなので問題は特に感じませんでした。ただ、暗くなってISO感度上げてくるとノイズなどはどうしても気になってしまいますね。でもフルサイズの高感度性能に慣れているせいだけかもしれません。

色の調整などはあくまで記録写真用としてなのでカメラ内の設定で調整しています。

あと、バリアングルは便利ですね。Canon機のフルサイズにはバリアングルが付いていなくローアングル、ハイアングル撮る時は中々苦戦するのですが、OM-Dだと軽いし気軽にローアングル、ハイアングルを撮れるので非常に重宝しました。

便利なバリアングル機能

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あと、神津島では天上山に登山したのですが首からOM-D E-M5 MarkⅡをぶら下げていても全然苦痛に感じなく気軽に立ち止まって写真を撮れるようになりました。

登山用カメラとしてかなり有能と聞いていましたが実際に体感すると確かに登山カメラはOM-D E-M5 MarkⅡで事が足りてしまうなと思ってしまうぐらいでした…。いやほんと軽いって正義

 

バッテリー持ちについて

ミラーレスの欠点としてはバッテリー持ちです。

神津島では一日使っていましたが夕方あたりにはバッテリーが切れそうだったので予備バッテリーを一つぐらいは持っていないと不便だなと感じました。

ミラーレス買う人は予備バッテリーは必ず持っていた方がいいと思います。

 

OM-D E-M5MarkⅡとM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROの作例

船上より神津島

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風景を撮るなら超広角レンズは使っていて楽しい。広角レンズは工夫しないとありきたりな構図になってしまうけど旅行の記録などでは気にしないようにしています。

 

逆光耐性

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太陽に直接向けていない状態によっても一定の角度で、上の写真のような小く丸いゴーストが発生している。前玉が飛び出ている出目金レンズの宿命ですが、それでもゴースト、フレアの発生は押さえられていて逆光耐性の性能としては問題ないレベルだと思います。

ちなみに逆にこのゴーストの特徴を生かして、写真を撮るのもありかもしれません。

 

解像度、周辺流れなど

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解像度は流石PROレンズと名がつくほどの解像性能の高さ。

このレンズは四隅の周辺流れ、色収差の発生もほとんどなく、かなり優秀な光学性能のレンズだと感じました。

E-M5 MarkⅡとM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROで天体撮影してみました。

撮って出し夏の天の川

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 画角7mm,f/2.8,ISO3200,露光時間は25秒になります。

もちろんフルサイズに比べてノイズが目立ちますが、ブログやTwitter等でアップするなら問題ないレベルだとは感じました。むしろm3/4でここまで綺麗に撮れるとは思っていませんので驚きました。

m3/4の天体撮影運用は、固定撮影より赤道儀などで追尾撮影をしてISO感度落として露光時間増やしたり、星の軌跡写真を撮る様に運用していこうかと思いました。ただ、長時間露光の際の熱ノイズとかどれくらいあるのかも検証が必要ですね。(結構酷いという話も)

 

他の作例集

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まとめ

OM-D E-M5MarkⅡとM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは購入して非常によかったと思えるレベル。やはり旅行や登山には小型軽量のカメラが一番だと感じた。

あと、オリンパスユーザで広角レンズを狙っているM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROは確実に購入した方がいい。

 

超広角レンズでも光学性能としても非常に高く、フルサイズレンズの超広角レンズF2.8の大口径ズームでも小さく旅行などで荷物にもならないので強くオススメしたいレンズです。ただ、値段が高いですがその分の価値は充分に感じさせられますので是非狙ってみてください。

 

 

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