9月5日に噂通りのスペックでCanonから「EOS R」が発表されました。
帰りの電車の中でCanonのHPを見ていたけどアクセスが集中してるのかサイト全体が重くなってぐぬぬな状態に。
大まかのスペックなどを見た所噂通りのミラーレスカメラになっていましたので個人的には大満足!
今回は山で星を撮るカメラとしてCanon 「EOS R」についてつらつら書いていきます。
目次
山でEOS Rを持って星を撮る際に注目したいスペック
•重量スペック
これまではEOS 5D MarkⅣを担いでえっさらこっさらと山に登って星を撮っていましたがそのEOS 5D MarkⅣだと重量は890gもありました…。
ちなみに登山用カメラで人気のEOS 6D MarkⅡの重量は755gになります。
Canon 「EOS R」については、 バッテリー・メモリーカードを含むと660gなのでCanon EOS 5DMarkⅣからは230gでCanon EOS 6Dからは95gも軽く出来ます。
たかが、100~200gの重量だけど登山中首からぶら下げていたり、夜間星を撮る際に三脚に載せて歩いてたりすると意外とこの重量差が効いて来ます。
•サイズスペック
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
サイズについてはサイズは幅約136 mm×高さ約98 mmでCanon EOS 5D MarkⅣよりも一回り以上小さくなるので登山時首からぶら下げていても全然邪魔にはならなさそうだ。
やはりミラーが無い分小型、軽量化出来るというメリットはデカイ。
グリップもミラーレスにしては深さがあり、握りやすく歩いているうちに落とす心配はなさそうだ。
•防滴•防塵
引用元:Canon HP:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r/feature-reliability.html
カメラは高い防滴•防塵構造が取られているので登山でも安心は出来そうな仕上がりになっている。ただし、オリンパスみたいに完全な防滴防塵ではないのでどれくらいの耐久があるかは気になる所。(まあ、ここら辺は使ってみて試したい)
•電源OFF時にシャッターが閉じる仕様について!!
メカシャッターの耐久性は約20万回を達成。電源OFF時はレンズ交換をする際のCMOSセンサーへのゴミやホコリの侵入を抑えるため、シャッターが閉じる仕様を採用しています。
引用元:Canon HP:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r/feature-reliability.html
電源OFF時にレンズ交換する際にシャッターが閉じる仕様になっている。
これで山で星を撮っている時に電源はOFFにして交換すれば完全に防げるわけではないがセンサーゴミやホコリの侵入にそこまで気を揉まなくて済むようになる。
特に山の上だと手袋をしてる場合が多く手袋からのホコリなどが入らないかも心配になるのでこの機能は非常に嬉しい。
•マルチファンクションバー
引用元:Canon HP:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r/feature-operability.html
スライド操作、左右のタップ操作、三つのアクションが可能で、AF、ISO、WB、動画撮影やピント確認などの撮影設定や画像送りなどの設定が行える。
星撮りだと、ISOやピントの確認などを設定しておくと撮影が捗りそうな機能だ。
•バリアングル
引用元:Canon HP:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r/feature-operability.html
フルサイズカメラで長年望んでいた機能…といってもEOS 6DMarkⅡで既に搭載されていたが、EOS 5DMarkⅣにはバリアングルが付いていないので本当に待ち焦がれて来た代物だ。そもそも最初に買ったカメラがkiss X5でそこでバリアングルの恩恵をとてつも無く受けていたのでこれは嬉しい。
NikonとSONYはチルト式なのだが、Canonのバリアングル方式の方が個人的には使いやすいと思っている。特に星撮りのローアングル時にはピント合わせ等であると非常に便利だ。
•映像エンジンDIGIC 8
EOS 5DMarkⅣがDIGIC6+だったのに対して、DIGIC8になっている分高感度により強くなっているはずだ。EOS 5DMarkⅣはISO8000まで上げての撮影も天の川撮影においては問題なかったのでEOS RについてはISO 10000以上の撮影でもいけるかもしれない。
ただ、ミラーレスだと熱ノイズ等に対してはもしかしたら影響があるかもしれないのでここら辺も買ってから検証してみたい。
EOS Rの撮影可能枚数について
撮影可能枚数は常温(+23℃)だと約370枚で低温(0℃)だと約350枚となっている。
Canon 5DMarkⅣだとファインダーのみだと常温(+23℃)約900枚/低温(0℃)約850枚なのでそれに比べるとやはりEVFの影響なのか撮影枚数は半分以下になってしまっている。更に夜間の星撮りだと冷え込んだ中の使用なので実際はバッテリーの減りがもの凄い早い可能性があるので予備バッテリーが必要になってきそうだ。
ちなみにライバルのNikon Z6だとファインダーのみ使用時に約310枚、画像モニターしよう時だと約380枚となっているのでミラーレス機自体撮影可能枚数は少ない。
EOS Rの値段について
EOS Rの発売価格はCanonオンラインショップで23万7000円だが、カメラショップではもっと安い値段で売られる可能性が高いのでフルサイズカメラとしてはお求めやすい価格になっているかもしれない。更にキャッシュバックについても同時発表されたので是非共活用していきたいところだ。
EOS Rの予約と発売日について
予約は9月12日10時から予約される。結構予約が入りそうなので早めに欲しい方は予約しておいた方がいいかもしれない(自分もすぐに予約予定。)
発売日については10月下旬予定なのが残念…。登山での紅葉時期である9月下旬には欲しかったところだ…。
短いながらも気になる部分を上げてみました。
明日はEOS Rのレンズについて書いていこうと思っています。