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キヤノン 「EOS R」の噂について
キヤノン 「EOS R」について軒下デジカメ情報局で情報が出ていましたね。
ここ1週間ほど噂が出ていましたが本当かなぁという疑心暗鬼にかられていました。
ただ、軒下デジカメ情報局で画像が出てたらだいたい数日には発表されるので今回はほぼ確定事項とみています。(写真が偽物でなければ)
キヤノン 「EOS R」のスペックについて
EOS R
- スペックシート
- 有効画素数:3030万画素(総画素数:3170万画素)
- 画像タイプ:JPEG、RAW(14bit)、C-RAW
- デュアルピクセルRAW対応
- EVF:有機EL、0.71倍
- 測距点(クロスキー選択時):最大5,655点
- 測距輝度範囲:EV-6~18(常温23℃・ISO 100、F1.2レンズ使用時)
- ISO感度:100~40000(拡張ISO:50,51200,102400)
- シャッター速度:1/8000~30秒、バルブ
- 連写性能:最高8コマ/秒(サーボAF時:最高5コマ/秒)
- 動画:4K30p、フルHD60p、HD120p
- 背面液晶:3.15型 210万ドット タッチパネル
- 記録媒体:SD/SDHC/SDXCカード
- バッテリー:LP-E6N/LP-E6
- USB電源アダプターPD-E1を使ってカメラ内充電可能(LP-E6N使用時のみ)
- サイズ:135.8 x 98.3 x 84.4mm
- 重さ:660g(バッテリー・メモリーカード含む)・580g(本体のみ)
※公式配布のスペックシートでも打ち間違え等のミスはよくあるので注意引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r_2.html
※軒下デジカメ情報局で詳細なスペックの噂がアップされていましたので差し替えました。(2018年9月2日)
元記事で詳細なスペックシートが見れます。
外観についての感想
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
噂ではEOS M5を大きくした感じという風な噂が出ていたがその通りだった。
デザインについては一見ダサイという意見もでるかもしれないが最近のCanonのミラーレス機としてのデザインは個人的には嫌いではないのでまあ満足している。
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
だが嬉しいことにバリアングルだ!EOS 6DMarkⅡからのフルサイズ機二つ目のバリアングル。これも望んでいたものだ。
しかし、Nikon Z6,7とは異なりマルチコントローラーが付いていないのは不満が出そうだが、EOS 6Dも付いてないしあれば便利だがなくても問題はない
それよりか上の画像の赤い線はマルチファンクションバーというものらしいがどういった機能を持っているかは不明。
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
肩液晶はソニーのα7シリーズだとないので嬉しいこれもあると便利だ。
それとISO40000と表示されているがこれはもしや高感度耐性がかなりあるというアピールなのか気になるところ
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
グリップについては握りやすそうな深さがあるような感じだ。
ミラーレス機は小型な分グリップ力について不満が出る事が多いが(オリンパスのOM-Dを手放したのはそのせい)このぐらいあれば十分かな。実際に握ってみて確かめたい。
重量について考えるみる
ここで注目したいのはまず始めに重量について
重さは本体重量約580gと噂通りなったら非常に軽い。
他社のフルサイズミラーレスと比較すると
●Nikon Z6,Z7は約675g
●Sony α7Ⅲは本体重量だと565gでバッテリー等含めると約650g
仮にバッテリー等含めた重さで580gであれば他社の製品よりも軽い分類に入る。
スペックシートの更新されたところ、バッテリー・メモリーカードを含むと660gになるみたいですね。Nikonより軽く、ソニーより重いですがここら辺の重量差はそこまで20g以内なので他社製品との差別化は図れませんね。
それでも山で天体撮影をしている身としてはこの重量だと本当に嬉しい。
ちなみに現在、登山時に持っていっているEOS5D MarkⅣだと重さは890gなのでおおよそ230gもの削減が出来ると考えると嬉しい限りだ。
ちなみにG1XMarkⅢが脅かされそうだがこちらは今後サブとしても愛用していくと思う。
サイズについて考えてみる
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
サイズについては5DMarkⅣよりも一回り以上小さくなる。登山時首からぶら下げていても問題ないぐらいのサイズだ。
サイズは幅約136 mm×高さ約98 mm
こちらも他社と比べると
●Nikon Z6,Z7は幅134 mm×高さ100 mm
●Sony α7Ⅲは幅126.9 mm×高さ95.6 mm
となりだいたいNikonZ6,7と同じくらいだ。
大きさ的にはSonyに軍配が上がる。
バッテリーについて考えてみる
LP-E6Nなので従来使用していたバッテリーを使える事で新規バッテリーを買わなくても済むので費用面で安心感はある。
てっきり小型軽量のためにバッテリーも新規のものかと思っていたがそうではないのは本当に助かる。まあ、あくまで噂なのでもしかすると本製品は違うかもしれない。
スペックシートではLP-E6NとLP-E6が使用可能(スペックシートが手の入り込んだ偽物でなければ笑)
画素数について考える
画素数は3030万画素とCanon 5DMark Ⅳの3040万画素とほぼ変わらない。
画素数については大きな比較対象になる分特にとりあげられるが正直高画素機になるほど記録メディアとパソコンのスペックや保存容量が必要になってくるので3040万画素数ぐらいで丁度いいかなと思っている。
ちなみにNikon Z6は2450万画素、Nikon Z7は4575万画素
Sony α7Ⅲが2530万画素
防塵防滴について
防塵防滴が付いているのはこれもアウトドアで撮影する身としては大変ありがたい。また、マグネシウムボディなので堅牢性もあるので登山時においても安心して使用出来ると思う。
これまでソニーのα7シリーズにしなかった理由は防塵防滴性能が低い為だ。
この結果でソニーのα7Rだけが水が入ったりしていたのでどうしても不安感があった。
ただ、Canonについても初のミラーレスのためどうなるかはわからないが、そこは抜かりなく防塵防滴をしっかりとしてくると思う。
その他について
ボディ内手振れ補正については付かなさそうだが星撮りで手ぶれは使わないので必要ないかなぁ。多分Canonは今後ボディ内手振れ補正付けそうにない雰囲気
アダプターについて
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
「マウントアダプター EF-EOS R」「コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R」「ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R」
噂では三つのアダプターが発売される。
1つ目の「マウントアダプター EF-EOS R」は通常のEFレンズが使用できるアダプターだと思うが残りの二つが興味深い
2つ目は「コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R」でこれは
DSC-RX100M2 | コントロールリングの使いかた | サイバーショットユーザーガイド | ソニー
みたいなコントロールリングを弄ることにより撮影モードなどの設定が変更出来る機能なのかはたまたそれ意外なのか発表が楽しみだ。
3つ目の「ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R」についてはこれは従来の超望遠レンズに装備されていたドロップインフィルター方式と同様のもの
星撮りをしているのはこのドロップインフィルターを使用して例えば光害フィルター(多分他社がだすと思う)やソフトフィルターを入れることで出目金レンズで角形フィルターが必要だったものがいらなくなる可能性がある。
ただ、ドロップインフィルターに関しては結構いい値段するのでそれなりの出費の覚悟は合った方がいいかも。
レンズについて
レンズについてはRFマウントの4種類がリークされている。
一つずつ見ていきたい。
1. RF 35mm F1.8 Macro IS STM
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
まず始めにRF 35mm F1.8 Macro IS STMだ。このレンズは非常に興味がある。
サイズは最大径74mm×長さ62 mm
重さが約306g
となっている。このレンズの特徴としてはF1.8とMacro機能が付いてるっぽい所だ。
つまり下記のレンズを合わせてさらに明るくしたようなレンズ
Canon 単焦点マクロレンズ EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM APS-C対応
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2017/06/29
- メディア: Camera
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ちなみにEF-Sレンズが
最大径×長さ φ69.2mm×55.8mm
質量 約190g
現在だとEOS 5DMarkⅣにEF35mm F2 IS USMを付けているが総重量が1225gなので、これをEOS RとRF 35mm F1.8 Macro IS STMの組み合わせ総重量が965gと約260gもの軽量化が図れる。
それとMacroレンズ分を持ち運ばなくて済むので実質的には500g近い軽量化が出来るのではないのか。それとマクロレンズだと登山時に高山植物を撮れるので最適なレンズでEOS RとRF 35mm F1.8 Macro IS STMの組み合わせは流行りそうだ。
ただ、マクロレンズといってもハーフマクロな気がするのでそれは発表待ちだ。
2. RF 50mm F1.2L USM
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
なんでF1.2なの?F1.0とかF0.95じゃないの?
スペック詳細の追加情報が出てました。
RF 50mm F1.2L USM
- レンズ構成:9群15枚
- 最短撮影距離:40cm
- フィルター径:77mm
- サイズ:φ89.8 × 108.0mm
- 重さ:950g
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/rf.html
従来のEF50mmF1.2Lの重さは590gなので360gほど重量が増えてる!
ただレンズ構成は、6群8枚から9群15枚に増えてる分描写力は上がっているはず…。それとフィルター径が77 mmで5 mmアップなのと最短撮影距離が5 cm縮まっている。
最短撮影距離が40 mmだと今まで寄れなかった分寄れるのでありがたい(まあこのレンズは買わないけど…)
Canon 単焦点標準レンズ EF50mm F1.2L USM フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2006/11/20
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 77回
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3. RF 28-70mm F2L USM
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
スペック詳細の追加情報が出てました。
RF 28-70mm F2L USM
- レンズ構成:13群19枚
- 最短撮影距離:39cm
- フィルター径:95mm
- サイズ:φ103.8 × 139.8mm
- 重さ:1430g
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/rf.html
F2通しみたいな冒険はCanonじゃなくてシグマの専売でしょ!そんな噂信じない!と思ってた頃がありました。
ええ本当に出るの?とまだ疑心暗鬼ですが確かに28mm始まりだとレンズ設計的にそこまで大きくはなりそうにないですね。でもこれ実際はかなり大きい気がする。登山では持っていけないので特に買う予定はなし。
でも、最近つまらないレンズばかり出していたCanonからこういうの出てくるのは正直言って嬉しい。
追記:
フィルター径が95 mmとPLフィルターとかNDフィルター付けるとなるとちょっと出費が大きくなりそう。
重さは1430 gと予想よりかは軽い印象。ちなみにEF70-200mm F2.8L IS USM Ⅲが1480 gなのでF2.8通しの望遠レンズ並みなのでそう考えるとF2通しでこの軽さならまだましかなと。
ポートレートの撮影でぼかしたいときに便利かも?
4. RF 24-105mm F4L IS USM
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/eos-r.html
RF 24-105mm F4L IS USM
- レンズ構成:14群18枚
- 最短撮影距離:45cm
- フィルター径:77mm
- サイズ:φ83.5 × 107.3mm
- 重さ:700g
引用元:軒下デジカメ情報局:https://www.nokishita-camera.com/2018/09/rf.html
大本命!待ち望んでいたレンズ!これだこのスペックを待っていた!!
EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM?
ええ?そんなレンズ発売されていましたっけ?
約φ83mm×107mm
重さ:約700g
でこれこそEF24-105mm F4L IS USMの正統な後継レンズのスペックに。
ずっとずっとこのスペックが欲しかったのよ。良かった良かった。
重さがちょっと重くなってるけどまあ誤差の範囲で長さがEF24-105mm F4L IS USM同じなのは好印象
最短撮影距離については45cmのままなのはちょっと残念なポイント
EOS Rの値段予想について
ここ最近のカメラ本体の値段については結構強気な価格設定になって来ています。
(ただ、ソニーのα7シリーズを除く)
なので、予想では50万は流石にいかないと思うんで40万ぐらいを見ています。
スペックの詳細から考えるとZ6と同じくらいなので30万円は切りそうな雰囲気
どちらかというとEOS 6Dのミラーレス版って雰囲気がありますね。
もしかするとEOS 6Dシリーズを打ち切ってEOS Rにしていく可能性も十分考えられます。
最後に
Nikon Z6,7が発表された時には正直Canonから乗り換えようかと真剣に悩んだがここでCanonのミラーレスの噂であるが画像まで出て来て本当に嬉しい。
登山用カメラだとこのスペックだと人気が出るのではないかと思うぐらいの充実度残りは本発表待ちだ。
あと、EOS 5DMarkⅣのサブ機としても使い勝手が良さそうだ。
それとRFレンズは今は標準域しかないが今後は望遠と広角レンズも拡充されていきそうなのが楽しみな所。
もしかするとF2通しのRF 16-24mm F2とか出して来たら最高だ。もしくは16-20 mmで重さが1kg切っていれば登山で星撮るには最高のレンズになるかもしれない。
ともあれRFマウントに関してはこれから楽しみな所が多い。もしかするとEOS Mマウントみたいにレンズが全然出ないパターンもありえるかもしれないが笑