第二弾を公開してからだいぶ時間が経ってしまいましたが、天体撮影地スポット第三弾の記事になります。
第三弾は静岡県の天体撮影スポットを紹介していきたいと思います。
目次
- 目次
- 静岡県天体撮影スポット
- 1. 富士山 富士宮登山口五合目駐車場
- 2. 田貫湖
- 3. あいあい岬
- 4. 朝霧高原
- 5. 白浜の鳥居
- 6. 伊豆半島 爪木崎公園
- 7. 千貫門
- 天体撮影の時にあったら良いもの
- その他の天体撮影地スポット紹介
静岡県天体撮影スポット
静岡県は多くの天体観測•撮影スポットがあります。
特に観光地で有名な伊豆半島や富士山周辺などでは濃い天の川が見えるポイントがあるので、観光旅行ついでに綺麗な星空を見たいという方にもオススメな県です。
では、早速ご紹介していきたいと思います。
1. 富士山 富士宮登山口五合目駐車場
富士山への登山口としても有名な富士宮五合目駐車場、ここは夜間になると天の川の観測が出来るポイントです。
特に標高2400mあることで空気が澄んでいて街中ではなかなか見られないような星空を見る事が出来ます。また、運が良ければ下の写真の様に雲海の上に浮かぶ星空も見る事が出来ます。
また、登山口ということで駐車場やトイレ、自動販売機も備えられていて、観測場所や撮影場所としてはものすごい良い場所です。実際に下の写真でも右横の赤い点は、星雲などを撮影する人達でした。
ただ、注意が必要でこの富士宮登山口五合目駐車場は、7月の初旬(だいたい7月10日あたり)にマイカー規制が掛かって車では行けなくなってしまいます。
マイカー規制期間かどうかについては下記サイトで要確認する必要があります。
アクセスとマイカー規制|富士宮ルート|富士登山オフィシャルサイト
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地図 :
撮影地について
【撮影地の環境】:☆☆☆☆
【トイレ】:有り
【アクセス】:車
【空の暗さ】 :☆☆☆☆☆
【空の広さ】:北側は富士山により展望が良くない。
【光害】:御殿場からの光害有り
【駐車場】:無料駐車場有り(マイカー規制時には入れない)
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2. 田貫湖
もちろん星景写真の撮影スポットとしても富士山と天の川を絡められるため人気の高いスポット。
駐車場は、ダイヤモンド富士山の時は大混雑しますがそれ以外は基本的に夜間なら停められると思います。
また、トイレなどもありますので長時間滞在出来る場所としてもなかなか優秀です。
構図としましては、基本的に天の川のアーチと富士山を絡めるような感じになると思います。
天の川の中心は、時間が経つと山陰に隠れてしまうので注意が必要です。
2014年に撮影した写真なのでだいぶ古い…撮り直しに行きたい。
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地図:
3. あいあい岬
この場所は最近かなり有名になってきて休日だと大勢の天体撮影、観測で賑わってる場所です。また、夕焼け、夕日のスポット更に恋人の聖地という事なので、夕焼け後そのまま天体観測って流れもありかも
撮影・観測地の近くには二箇所駐車場があり、一箇所は撮影・観測地の近くに3,4台ほど停められる駐車場。もう一箇所は数十台停められる駐車場があります。
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地図:
撮影地について
【撮影地の環境】:☆☆☆☆☆
【トイレ】:有り
【アクセス】:車
【空の暗さ】 :☆☆☆☆☆
【空の広さ】:全方位開けています。
【光害】:光害ほぼなし
【駐車場】:無料駐車場有り
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4. 朝霧高原
朝霧高原付近は富士山から西側にあたる地域で光害の影響を受けにくく綺麗な星空を見る事が出来ます。
その中の観測場所として、下の地図でも紹介していますが朝霧アリーナというところが車も停めやすくて降りたすぐ近くに空が広がっている広場があります。もちろんトイレなどもありますので長時間過ごすにはもってこいの場所なんですよね。
自分もここで下の写真のふたご座流星群を2年連続観測していました。ふたご座流星群の時には大賑わいでしたが十分に寝転び観測出来る場所です。
ただ、冬の時期は寒いので防寒対策はしっかりと!
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地図:
撮影地について
【撮影地の環境】:☆☆☆☆☆
【トイレ】:有り
【アクセス】:車
【空の暗さ】 :☆☆☆☆
【空の広さ】:全方位開けています。
【光害】:御殿場などからの光害がやや有り
【駐車場】:無料駐車場有り
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5. 白浜の鳥居
天の川と鳥居なら茨城県の神磯の鳥居が有名だが静岡県の伊豆半島にも2~5月にかけて天の川と鳥居を組み合わせられるスポットがある。それが白浜の鳥居になります。神磯の鳥居よりかはかなり知名度が低いがここ最近は結構人気の撮影スポットとなっている。
実際に天の川の時期に訪れたが既に現場には10名ほどの撮影者がいた。が、神磯の鳥居に比べれば少ない。
駐車場は非常に小さな有料の駐車場があるがすぐに満車になってしまうのでこればかりは早いもの勝ちになってしまう。
駐車場から5分程度歩けばコンビニなどもあるので飲み物や食料、トイレの心配はない。また、駐車場から3,4分歩いた所に白浜の鳥居がある。
オススメの時期は2~5月の天の川が傾いている時期だと下のような写真が撮れる。
5月以降になると天の川が昇って来てしまい、やがて下田の街明かりにかき消されてしまうので要注意だ。
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地図:
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6. 伊豆半島 爪木崎公園
この場所も随分と有名になってきて良くTwitterとかで見かけるようになってきた撮影スポット。
灯台と立ち昇る天の川を撮影出来るポイントとしてはここはかなりの最高の分類に入る。本来だと水平線は町灯りで昇ってくる天の川はかき消される事が多いが太平洋側に面しているこの場所は海があるので街明かりなどの光害の影響を全く受けないからだ。
撮影スポットについてだが、夜間の駐車場は開放されている。
しかし、明け方の6時くらいになるとおばさんがお金を取りに行くので撮影や観測が終わったら早めに撤収するのが良い。
また、自動販売機やトイレなどもある場所なので夜間は過ごしやすいし、伊豆半島は温暖な気候なので冬場などの観測スポットしてもオススメだ。
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地図:
撮影地について
【撮影地の環境】:☆☆☆☆☆
【トイレ】:有り
【アクセス】:車
【空の暗さ】 :☆☆☆☆☆
【空の広さ】:全方位開けている。
【光害】:光害なし
【駐車場】:有料駐車場有り
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7. 千貫門
ここも天体撮影スポットとして取り上げられている場所だが駐車場から歩いて20分ほど、更に落石や海岸線沿いの足場が悪い中歩くのやトイレもないなど過酷な条件の撮影スポットとなる。
ただ、街灯類が一切無いのでその分美しい星空を見る事が出来る。
しかし、北側の空は切り立った崖なので、基本撮影構図としては千貫門の隣に寄り添う天の川やオリオン座を撮影する構図がベストだ。
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地図:
撮影地について
【撮影地の環境】:☆☆
【トイレ】:なし
【アクセス】:車
【空の暗さ】 :☆☆☆☆
【空の広さ】:東側から南側が開けている。
【光害】:目立つ光害なし
【駐車場】:無料駐車場有り
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